2011年1月1日(土) 京都は、前日の雪もすっかり上がって快晴。
アパートの近くにある小さい神社に一人で初詣。
高野川の橋詰から北側を見ると、かなたに比叡山が望めました。
南側の風景はこんな風・・・家々の屋根は、雪を被っていました。
11時にアパートを出発。娘が「チェブラーシカ」を塀の上に置いた演出を・・・きょうびの子はこういうパフォーマンスに長けているようです。
家族4人で南禅寺の近くにある料亭「瓢亭」へ・・・
平安神宮の鳥居、蹴上の琵琶湖疏水の脇を歩いて行きました。
12時、路地に入ると、お目当ての料亭が・・・
娘2人がネットで予約を入れたのとの事。かなり高級なお店でした。和服のカップルやセレブ風な人たちが食事をしていました。中の坪庭はこんな感じ・・・
いよいよお料理が出てきました。
最初は、先付・・・。
明石鯛のお刺身は脂が乗っていて、あっさりした鯛のイメージとは随分違っていました。大変、美味でした。からすみ、黒豆、ゴマメなどのお正月定番の品々も美味でした。
何かひとつ食べれば、概ねそのお店の力量はわかるもの・・・。
出されたすべてに手抜きなしの丁寧さや繊細な味付けが感じられました。多分、これが、本格的な京懐石だと思います。何せ、恥ずかしながら、この年になって、本格的な京懐石など食べたことがなかったのだから・・・
約1時間でしたが、大変満足度の高い食事でした。玄関で記念写真を・・・
南禅寺へ・・・
途中、蹴上の琵琶湖疏水のインクラインがありました。
琵琶湖疏水は、僕たち土木屋の偉大な先輩である田辺朔朗という人の記念碑的作品です。田辺朔朗さんは、大学の卒論で書いた琵琶湖疏水の設計、施工に卒業直後から携わったとのこと。偉い人がいたものです。
南禅寺の入り口に到着。暖かいので、積もった雪も解けてきました。
テレビのシーンでもよく見る山門の前で記念写真。
入場料を払って、山門の上に登ることに・・・廊下から雪の京都の街が一望できました。
内部の仏様はこんな風・・・
琵琶湖疏水の水路橋へ・・・ここも定番のスポット。
田辺朔朗さんの説明がありました。
家族写真を撮りました。娘たちは実に上手にポーズを取ります。
一
方、オヤジの僕は、上手なポーズが取れません。何か表情がぎこちありません。
次の目的地は、平安神宮・・・
途中に白河院という建物がありました。中の見学は自由。
昔ながらの日本家屋と日本庭園の絶妙なコラボを感じました。
上の娘が、雪と葉っぱと小石で小さなウサギを・・・こういうセンスには、いつも感心させられます。
平安神宮は、参拝客で混み合っていました。
宇治の平等院と似た建物も・・・
皆でおみくじを・・・・。僕は23番の札でした。「中吉」でした。「大吉」よりもこちらの方が良かったです。本当は「小吉」がベスト。これから先の楽しみがあるからです。
このおみくじのコメント「人多き人の中にも人はなし。人になれひと。人になせひと」は、「人」を連発したなかなか秀逸な短歌。昔の人はいいことを言うなと感心しました。
2011年の元旦は、実に良かったです。
このブログをアップしているのが、2011年12月28日・・・結構、充実した1年でした。