本日、快晴。
渡仏前のカトリーヌのメール情報では、パリ地方は天候不順。冷たい雨が続いたそうです。ジャケットを1枚持参せよとのアドヴァイスもありました。確かに昨日のパリは寒く、ユニクロのライトダウンは重宝しました。
天気がいいと庭の景色もさらによくなります。
桜は八重桜のようでした。
朝8時過ぎ、朝食用のパンをお隣のパン屋に買いに行きました。パン屋の女主人は、いきなり入ってきた日本人に若干当惑気味でした。
フランスでは最初の挨拶だけは笑顔を作って"Bon Jour"。続きは英語で話しかけました。村人レベルでは、英語はNG。こんなことはよくあるケース。欲しい品物を指さしして、数量も指で表示します。下手な言葉より間違いのないやり方です。
買ったパンはフランス人の定番。パン屋のレシートが残っていました。
4 croissant au beurre 3.8€ クロワッサン(@0.95€≒120円)
2 pain aux raisins 2.1€ ブドウ入りパン(@1.05€≒140円)
2 pain au chocolat 2.0€ チョコレートパン(@1.0€≒130円)
Total 7.9€(1,000円)
バゲットは1.5€でした。
フランス人の朝食は、パンとコーヒーだけのシンプルなコンチネンタル式のようでした。2階のリビングで、カトリーヌがお土産用にくれたエディト・ピアフのCDを聴きながら食べました。
1個120円のクロワッサンは大きくてバタータップリで文句なしに旨かったです。
10時、カトリーヌの運転でランブイエに向かいました。ランブイエは、世界で初めてサミットが開催された小さな街です。好天に恵まれ気持ちいいドライブになりました。
沿道の並木の剪定は日本ではありえない刈り方です。フランス人は庭木を幾何学的に丸や四角に刈り込むのが大好きなようでした。
イギリスと同様に菜の花畑もありました。
ランブイエ駅で明日のパリ行きの切符を事前購入しました。
教会の隣の市場に行きました。市場は地元の買い物客で活気に溢れていました。市場はご当地の生活を理解するのにもってこいの場所です。豊富な食材にフランス人のグルメ志向を感じることができます。
最初は、お肉コーナー。鶏肉は1kgあたり7.0€(900円)、日本より少しやすめの値段。
皮を剥いだウサギが丸ごと並んでいるのにビックリ。値段は9.0€(1,200円)。意外にお得な値段です。多分、養殖でしょう。
目玉付きの姿には少し引きました。
次は、お魚コーナー。日本でもお馴染みのボラ、クロダイ、カレイ、クルマエビ、まとう鯛、サーモン、タラなど。値段はお肉の2倍程度、日本と同じです。
意外だったのは、イカ。フランス人はイカ、タコの類は悪魔の化身と考え食べないと思っていたから・・・
野菜コーナー。定番の人参、ジャガイモ、キューリ、大根、アーティーチョーク。みな地元産のようです。
カトリーヌは持参したエコバッグに買った野菜を入れていきます。
主食のジャガイモは種類も豊富で安い。細長いメイクイーン系のようでした。1kgあたり1.5€(200円)。
奇妙な形をしたブロッコリもありました。
野菜には注意書きも。。。”私は壊れやすい。触らないでね”
畜産品の加工品、ソーセージやハムも実に豊富で旨そうです。
概ね、1kgあたり12.0€(1,600円)。日本より安めの設定です。
最後は、フランスの真骨頂、チーズ。乳製品に対する強い拘りを感じます。
さすがに、ブルーチーズは1kgあたり29.0€(3,800円)。かなり高いです。
カトリーヌは、今晩のパーティー用に殻つきのカキも購入。数種類のカキの試食もしました。
市場の買い物を終え、お隣にあるランブイエ城に向かいました。