昨日とは打って変わって、名古屋出張2日目は、気持ちよく晴れて暖かかったです。川歩き、街歩きをした後、名古屋城を見学しました。
吉野家で朝食を摂った後、名古屋駅の太閤口から桜通口に建つ高層ビル群を眺めました。数年前は2本くらいだったのが、何時の間にか6本に増えていました。2027年のリニア開通を目指して更に再開発が加速しそうな気がしました。
名古屋にはこれまで何度も出張で訪れました。駅と相手先の往復で一杯一杯で、名古屋の街をじっくり観る時間がとれませんでした。今回は、時間があるのであちこち歩いてみました。
名古屋中心市街地の街区は碁盤の目のように真四角で、道路は真っ直ぐで幅の広い歩道が付いています。火災防災を意識した街づくりになっているように感じました。名古屋の中心市街地には、桜通、錦通、広小路通の3本の基幹道路があります。
桜通は、名古屋駅の東口から東に延びる最も大きな幹線道路だと思います。
建物のスカイラインは凸凹してるのが少し残念、京都の御池通りや堀川通りみたいに軒を揃えられたらもっと壮観な眺めになっただろうと思います。
錦通は桜通より少し手狭な印象を受けました。観覧車の付いたビルが建っていました。
大津通はこの3本の道路と直交する基幹道路でした。桜通に比べると少しランクが落ちているような印象を受けました。
久屋大通は大津通と並行する幅が100mくらいある大通りでした。中央分離帯が公園になっていて、有名な名古屋テレビ塔があります。札幌の大通公園と似ていました。防火帯を意識した道路のようにも感じました。
錦通沿いに蒲焼町という標識がありました。LEDの形は多分シャチホコではないかと思います。
名古屋テレビ塔は、久屋大通の公園になっている中央分離帯にあります。
東京タワーを設計した内藤多仲の作品で高さは180mだそうです。完成当時は、名古屋一番の高さを誇ったと思うけど、駅前に高いビルが次々と完成するとどうしても存在感が薄くなるのは仕方ない事でしょう。
ネットで調べたらこのテレビ塔は1954年の完成、自分と同じ年齢で東京タワーより4年先輩でした。建物も人間も50歳を過ぎるとあちこち不具合が発生します。銀色は亜鉛系のさび止め塗装のようで、しっかりとケアされているようでした。
テレビ塔のある栄から名駅に人やモノのシフトが始まっているのかもしれないと感じました。いささか古めかしさを感じた栄の三越は元気にしているのか気になりました。4年前新潟市に1年近く住んでいました。かつて最も繁華だった古町から駅前へのシフトが始まっていました。古町の三越もリニューワルが少し中途半端でした。その当時新潟で感じた気分と同じような気分を感じました。
久屋大通公園はせせらぎ水路など様々な修景施設が配置されていました。
歩道の地上照明用の行灯も沢山設置されていました。
ワントップ型の歩道用斜張橋がありました。
ロサンゼルス広場の池は掃除中でした。
思わぬものを発見しました。名古屋市は姉妹都市の関係にあるロサンジェルス市からレプリカを贈られていました。エルトンジョンやオードリーヘプバーンの名前が刻まれた蓋がありました。
グレゴリーペックの靴型は自分の靴より少し小さかったです。自分の足は27cmで普通サイズ、ペックは身長191cmのわりには小足の人だった事になります。
名高速のある道路が見えてきました。外国の帆船用の碇が展示されていました。
高架を潜って名古屋城内を歩きました。
以下、次号・・・