ケルン大聖堂を一巡りした後、大聖堂の周りの広場を歩いてライン河畔まで歩いていきました。
広場は車を排除して人中心の街づくりになっていました。沢山の観光客で賑わっていました。観光用の三輪車も活躍しているようです。
高さ157mの大聖堂のファサードが建物越しに見えました。
売店で1.5ユーロ(200円)の菓子パンを買い求めました。1.5ユーロ前後の旨そうなパンが並んでいました。菓子パンをかじりながら街を歩きました。
小さな公園のレリーフに中世のドイツの生活の様子がリアルに再現されていました。写真左側から木工職人、パン焼き職人、ソーセージ職人、ワイン職人。中世はギルドと呼ばれる職能別組合があった事を歴史の授業で習いました。彼らの仕事の様子がリアルかつユーモラスに表現されていました。それにしても、職人たちの髯は見事なものです。
木工職人たちがノコギリやノミで木材を加工しています。
パン職人は粉を練って焼き釜にパンを入れています。
ソーセージ職人は豚を解体して腸に肉を詰めています。
ワイン職人は樽からワインを取り出し瓶詰めをしていました。
道路脇で土木工事をやっていました。配管工事中でしたが、現場内の整理整頓も良く、安全設備もしっかりしていました。ワシントンDCの安全設備には寒い思いもしましたが、スペイン、フランス、イギリスと同程度以上に安全施工に心掛けている感じがしました。
車道は完全に車の往来を禁止しているように感じました。石畳みの広い道路にはオープンカフェ席が沢山用意されていました。時刻は16時過ぎなので、ガラガラでしたが、夜になると賑わうのではと思います。建物のスカイラインも綺麗に揃っていました。車道と歩道の境目を無くした歩車道一体型の石張りの舗装は気持ちよく歩くことができました。
ドイツの他の都市も似た感じでした。どうもそのような法律でもあるのかと思います。
車道と歩道の境界を敢えてぼかし、丸い石を目安替わりに置いてありました。この通りも建物を5~6階建てに統一し建物のスカイラインを揃えていました。景観法みたいな法律や条例などがあるのでしょうか。
ほどなく、ライン川左岸の河畔公園に到着しました。
以下、次号・・・