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2013年5月5日(日) フランス その14 ツール(その①)

今日は、オーファルジからパリ、モンパルナス経由でツールに向かいます。

朝6時起きで出発準備。2泊お世話になった寝室、リビングの片づけを慌ただしく終えて、6時40分にカトリーヌの自宅を出発しました。
カトリーヌの車でランブイエの駅まで送ってもらいました。駅のホームで彼女は家族全員にお別れのハグ。この習慣に慣れない日本人の僕たちは少し照臭いですが、同時に嬉しい思いもありました。僕たちは彼女にお世話になったお礼と日本に遊びに来てほしいことを伝えました。

ランブイエ発7時17分のPER(近郊列車)の乗り込みました。ネットで予約したTGVに乗るためにパリのモンパルナス駅に向かいます。料金は8€(1000円)。
車両は、通勤用の快速列車のようで、2階建てになっていました。
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車両基地など郊外の気分のある場所を走りました。
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7時50分モンパルナス駅に到着。
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TGVの発車まで50分あるので皆で駅中のかカフェの朝食。少し駅周辺を探索、3年振りですが、ほとんど変わった印象はありませんでした。
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旧市内でもっとも高いモンパルナスタワーはこんな感じ・・・
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フランスの駅では、出発前20分まで発車番線は決まりません。掲示板の前には沢山の旅行客が集まっていました。
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8時46分発ボルドー行のTGVのプラットフォームはまだ発表なし。
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発車番線が発表されたので、黄色いコンポススタージュに乗車券を挿入してチェックイン完了。
日本と違ってフランスの駅には改札口はありません。TGVの車内では検札がありませんでした。3年前も同じ。極論すると、切符を購入しなくてもTGVを利用できることになる。
フランス人はキッチリ切符を買うそうです。万一、不正が露見すると、大きな罰金を払わされることをよく理解しているからだそうです。
フランスの子供は幼児の時から一人でお風呂に入るように躾けられるとか・・自分一人で考え、行動する自立した個を育てるのがフランス流。改札口を設置しないのは、こんな自己責任主義の延長みたいなものかなと感じました。
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 これからフランス旅行の第2ステージの始まりです。

TGVでは、1等(日本でいうグリーン車)のボックス席に座れました。予約は事前に可能。フランス国鉄のサイトから予約しました。たまたま、2等の値段で1等席をゲットできる電車を予約できたからです。日本国内でもほとんど乗らないグリーン車と同格のセレブ席に座れてハッピーな気分になりました。
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2等車は、通路を挟んで2列づつ席が配置されていますが、1等車は窓際に1列、通路を挟んでボックス席が配置されていました。ちょっぴり個室風にしてセレブ感を出してありました。
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TGVの時速は300kmと早いですが、周りが田園風景なのでそれほど速いという感覚はありませんでした。麦畑と菜の花畑の中を走りました。
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9時45分、ST-PIERRE-DES-CORP駅に到着。この駅は、ツール郊外の乗換駅。
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この駅で在来線に乗り換えます。
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車内は禁煙なのでホームで喫煙場所を探しました。線路を見て一安心、無数の吸い殻が落ちていました。フランスは喫煙者には優しい国です。堂々と一服できました。
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5分ほどでツール駅に到着。
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ツール駅舎は補修中でしたが、実に風格のある駅でした。
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これからツールの街とロワール河を探検します。

by camino0810 | 2013-08-30 06:04 | フランス | Comments(0)  

2013年5月4日(土) フランス その13 ヴェルサイユ(その③)

ヴェルサイユ城の庭園は宮殿脇のゲートから別料金を支払って入場しました。
カミサンと上の娘は奥のトリアノンを目指しましたが、下の娘と僕は運河までの往復に留めました。
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修理中の池や庭園も目立ちました。
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最下段の運河脇から振り返った宮殿はこんな風に・・・
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運河にはボートが沢山浮かんでいました。
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庭園の樹木は、例によって、キッチリ四角に刈り込まれていました。
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庭園の東西に走る高木の街路樹は芽吹いていませんでした。
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この街路までは、自由に入場できるようでした。そのためか、地元の人たちが沢山ピクニックに来ていました。
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以下は土木屋の関心事。
①庭園の噴水の水をどのように供給するのか?
噴水はルイの権勢を示す一つの手段であったと考えられます。宮殿脇の泉と最下点の運河の高低差はざっと20mはありそうです。この十字架の形をした運河自体は宮殿の建築資材の運搬に使用されたものでしょう。
ヒントらしき絵が館内にありました。川を堰き止めて巨大な水車を回して揚水している様子が描かれていました。丘の頂上には巨大な水道橋も見えています。現在のような機械式ポンプがなかった時代、丘の途中には牛馬を動力にした水車も必要でしょう。
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宮殿は高台にあるので、ルイ14世時代の土木屋さんもいろいろな苦労をしたようです。最初は、宮殿近くの沼やセーヌ川から導水したものの充分な量を確保できなかったようです。宮殿から80㎞のウル川を切り替えて導水しようとする計画を建てたものの膨大な工事費がかかるため中止したと書いてありました。
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②庭園をどうやって造るか?
日本の場合、土木構造物は、丁張と言われる位置だしを目安に作ります。四隅に遣り方という板を設置して、その上辺に釘を打って、タコ糸を張り、目安にします。
ヴェルサイユの庭園工事も日本と全く同じ方法を用いていました。
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芝と園路の仕切は板をキッチリ設置して、幾何学模様を描いていました。
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18時に駐車場に集合する約束だったので、慌てて、引き返しました。
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トリアノンまで行ったカミサンと上の娘の戻りを入り口でカトリーヌ、下の娘と一緒に待ちました。

車でカトリーヌの自宅に戻りました。
ランブイエに住んでいる彼女の妹のコーリーヌとその旦那さんのマルジャンも来ていました。マルジャンは64歳、引退して家事も上手にこなします。コーリーヌはカトリーヌの5つ下、FBもやっていました。
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マルジャンはお料理も得意のようでした。ランブイエの市場で買ったカキの殻むきはお手の物でした。
驚かされたのは、自宅で貯蔵したワイン。倉庫にしている離れの地下にカーブがあり、ひんやりとした洞窟の中に沢山のワインが埃を被って並んでいました。ワインの本場の国は違うなと感じました。
食後のデザートはマルジャン、コーリーヌ夫妻が持参したマカロン。
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リビングのソファーに移動して、ワインやマカロンで楽しい時間を過ごしました。マルジャンのお気に入りは、ヴェズレーの別荘、熱心に村の説明をしていました。
僕が持参したモバイルも活躍しました。ランブイエ、ヴェルサイユやパリの写真をPCに写して皆で見ました。結構、盛り上がりました。11時にお開き。

明日の朝、ツールに向かいます。待望のロワール河を次回で紹介します。

by camino0810 | 2013-08-19 17:20 | フランス | Comments(0)  

2013年5月4日(土) フランス その12 ヴェルサイユ(その②)

ヴェルサイユ城はその内部も実にゴージャスでした。
権力者がどの時代でも自らの権威を示すためにゴージャスな施設を造るのは万国共通。日本で言うと、秀吉の大阪城、家康の名古屋城など・・・
入場料はイヤホーン付で15€。カトリーヌが事前に購入してくれていました。
最初は、ルイ14世の礼拝堂。
祭壇にはパイプオルガンも設置されていました。
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レリーフのルイは、天使から王冠を授けらていました。彼の左足はマッチョな男の腿に掛かっています。
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若い頃のルイの顔は、なんとなく辰巳琢郎を彷彿させます。
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彼を支えた重臣たちと思われる彫像も・・・
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2階に上がって礼拝堂を再び・・・天井画の豪華さにも驚かされました。
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次は、大理石?の間、壁が茶色の大理石でできていました。土曜日の好天ということもあり、沢山の見物客がいました。皆、ケータイやデジカメでぱちぱち撮っていました。
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天井画もゴージャスでした。
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次は、ルイの寝室。こんな真っ赤な部屋ではかえって落ち着いて眠れないのでは・・・
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ハイヒールを履いたルイの有名な肖像画が・・・ハイヒールはバレーシューズとか、バレーの踊り手でもあった方のようでした。
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宮殿の廊下からの庭園の風景で口直し、ルイもこの光景にさぞや満足だったのでしょうか?
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次は、鏡の間。当時、鏡は今と違って超貴重な建築資材だったとか・・・
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集合写真をカトリーヌに撮ってもらいました。
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次は、マリーアントアネットの寝室。フランス革命で批判にさらされた方ですが、普段は離れのトリアノンに住んでいたとか・・・こんな豪華な部屋でお手伝いさんに取り囲まれた生活にウンザリしていたのかもしれません。
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最後は、ナポレオン。
この方もフランスを代表する超カリスマ。彼の絶好調時代にはこの宮殿に寝泊りしたのかも。。。彼の肖像画を描いたお抱え絵師の有名な戴冠式。これだけ巨大な絵を描き上げるのに一体どれだけの絵の具が必要なのか?
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ナポレオンが部下を鼓舞する絵も・・・
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とにかく、このお城はゴージャスの一言に尽きます。観光資源としての価値も非常に高いと感じました。沢山の税金をつぎ込んだことでしょうが、そのため、芸術的な価値の高い遺産が残る。。。矛盾も感じますが、我々庶民はその恩恵に預かれるのも確かです。

次回は、庭園と運河の感想など。

by camino0810 | 2013-08-14 07:18 | フランス | Comments(0)  

2013年5月4日(土) フランス その11 ヴェルサイユ(その①)

ランブイエの牧場のお祭りの見学を終えて、一旦、カトリーヌの自宅に戻りました。市場で買ったカキやお肉、野菜を冷蔵するためです。このあたりはパリから南西の40kmの場所、カトリーヌがパリまで電車あるいは車で通勤しているところから考えて、パリの通勤圏と考えよさそうです。
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僕の住んでいる北本市も都心から40km程。状況的には似ていました。
当然、ランブイエや周辺の町、村なども通勤圏。道路もきっちり整備されていました。
5月の初旬でも街路樹は眠ったままの場所もありました。今年のパリは寒かったようです。
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新緑の道も走り抜けました。気持ちのいいドライブです。
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ランブイエには、鉄道駅、教会、公園、スーパーなどの都市施設が整っているようです。郊外の国道沿いには、日本と同様に郊外型の食品スーパー、ホームセンターなどがありました。
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村の中心部には、日常的に必要なパン屋、薬屋、タバコ屋、パブとレストランのみ。後は車でまとめ買いといった生活パターンが想定されます。
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カトリーヌの自宅から車で20分ほどでヴェルサイユの郊外に到着。街路樹が綺麗に剪定された道路を走ります。
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電柱やケーブルが地下に埋設されているのでスッキリしていました。
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ヴェルサイユ城の入り口付近の駐車場に車を入れました。
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ヴェルサイユ城は、ルイ14世の住居兼政務場所。多くの官僚も近くに住んでいたようです。
地図の下側が入り口、駐車場。広大な敷地は大部分が庭園と運河、地図右上がマリーアントワネットが住んだトリアノンでした。
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時刻は14時過ぎ、遅めのランチを近くのクレープ屋さんで・・・娘がガレットを食べたいというリクエストを事前にカトリーヌにメールしてありました。彼女は今日1日のミニツアーの中に、このお店を選択したようでした。
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クレープはお菓子と思っていましたが、食事用のクレープもあり、驚かされました。
ギャルソンはお話し好きで陽気な青年でした。髪型、服装などはアメリカ人風でしたが、正真正銘フランス人。もちろん、英語も堪能。僕の家族も彼と笑いながら会話しました。愛想がないというフランス人のイメージがまたも崩れました。ランチは17€(2,200円)のコースをチョイス。
メーンのそば粉のガレットは、旨かったです。肉や野菜をソテーした具材をそば粉のクレープで包んで、生の黄身をトッピングしてありました。
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ヴェルサイユ城は、とにかくシック&ゴージャス。パリの街と同じ。抜けるような青空にお城が一段と映えていました。
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次回は、お城の中の感想など・・・

by camino0810 | 2013-08-12 10:29 | フランス | Comments(0)  

2013年5月4日(土) フランス その10 ランブイエ(その②)

ランブイエ城の庭木はさっきの街路樹と同じように幾何学模様に剪定されていました。ヴェルサイユの庭木も同じ。フランス人は四角や円形に刈り込むのがお好みのようでした。
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ランブイエ城はこじんまりとしたお城でした。花壇の手入れも行き届いていました。
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壁面を覆う蔦も見事です。
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お城の前で記念写真など・・・
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そのまま敷地内の牧場へ移動。祭りが行われていました。土曜日ということもあり沢山の人で賑わっていました。牧場の柵の外から羊を観察。カトリーヌは大変な動物好きのようでした。
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屋内には見たことのない顔をした羊もいました。
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牧場のジオラマも・・・
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小さなアルミ製のポットが沢山展示されていました。昔、小学生が給食用に牛乳を入れて学校に持参した容器だとか・・・
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毛糸を編む木製の機械も・・・
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ロバもいました。
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カトリーヌは動物の世話も大好きなようです。牛が食べやすいようにスコップで藁を寄せたりしました。
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今日は、お祭り、沢山の屋台が出ていました。
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肉の加工品はやはり豊富な品ぞろえ。。。
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白カビをコーティングしたサラミや骨付きの生ハムを一度味わってみたいです。
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蜂蜜も実に種類が豊富。お土産用に2瓶購入しました。
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チーズの量り売りもやっていました。分厚いチーズを大きな包丁で切り分けます。
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お昼を少し過ぎました。
これから車でヴェルサイユに向かいます。

by camino0810 | 2013-08-02 17:59 | フランス | Comments(0)