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2015年5月5日(火)イギリスⅡ その18 ヨーク(5)

城壁ミニツアーを終えて、ウーズ川の最下流の橋(地図の橋③)を渡って左岸に向かいました。写真の上から下に向かって川は流れています。褐色の水も気になりますが、それ以上に気になったのは水辺のデザインにもう一工夫あればと感じた事です。ヨークの街は、ヨークミンスター、城壁や旧市街など歴史文化観光遺産を豊富に持っていました。水辺の景観デザインをもう少し工夫すれば、更に街の価値を高めることが出来るのに・・・「もったいないな」という思いが少しだけ残りました。


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橋③の下流側の水辺のデザインは優れていると思います。川は写真の下から上へ流れています。左岸と右岸の整備コンセプトは明確に変えているように感じました。左岸は公園隣接型、右岸は街路・建物隣接型みたいな感じです。
左岸側の要素の構成や並び順は、川→散歩道→低水護岸→公園→道路→公園の順番。川へのアクセスが良い親水性の高い景観が出来上がっていました。
右岸側の要素の構成や並び順は、川→低水護岸→緑地→道路→建物の順番。船着場が設置されていました。直壁護岸で段差が大きい点、建物は川に背を向けている点など課題はあるものの、護岸天端と水面の高低差自体が小さく川へのアクセスがそれなりに確保できている点、静かで落ち着いた気分を醸成している点などが良いと感じました。


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橋③の上流側、つまり市街地側の水辺のデザインはもう一工夫あってもいいかなと感じました。
右岸側には赤レンガの倉庫みたいな建物が並んでいました。建物は川に背を向けています。申し訳程度に後付けの鋼製通路が設置されていました。ヨークの街は産業革命までは物資運送の主役だった舟運がなかったのか?
大きな鉄道駅がありましたが、鉄道建設後に街が発展したからか?隣町のリーズは昔ながらの閘門もあったし、舟運用の運河もありました。赤レンガ建物群をこのまま保全するのなら、通水に支障しないような桟橋を一連の長い区間、川に張り出す手もありでしょう。
天王洲アイルの"T.Y.HARBOR"は随分と繁盛しているそうです・・・



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ただ、左岸から見ると落ち着いたいい気分も感じました。

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橋③の右岸の袂のカフェはなんかいい感じでした。カフェには柵が設置されていましたが、普通の場所には柵はありません。

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左岸の公園隣接型の高水敷に降りました。橋③と袂のカフェは落ち着いたいい気分を出していました。

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公園の芝生に入って例のバイキングの要塞をバックにスナップ写真を撮りました。

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橋③と橋②の高水敷を歩きました。日本の河川のような複式断面(低水路、低水護岸、高水敷、堤防)ではないので、便宜的に高水敷と呼ぶことにします。高水敷は舗装され車の乗り入れも自由な感じです。護岸天端と水面の高低差は概ね2m弱。護岸には転落防止柵はありません。貸しボート用の簡易な船着場が設置されていました。

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ガチョウの親子連れが歩いていました。人馴れしているようです。

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民家ステンドグラスの窓には江戸時代の女性が・・・

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小柄なプレジャーボートが繋留されていました。

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橋②は風格のある3連の石造りのアーチ橋でした。袂のカフェもいい感じです。人が集まる場所には柵が設置されていました。

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この橋はセーヌ川のアンヴァリッド橋に感じが似ていました。

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観光船も営業していました。船自体はそれほど立派とはいえませんが、屋上に観覧席もあります。火曜日だけどお客の入りもまずまずの感じです。

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橋②はは量水表が設置されていました。水深は概ね3フィート(90cm)、ちょっと浅い気もしますが・・・路面と水面の高低差は21フィート(6.3m)。アーチ天端と水面の高低差は18フィート(5.4m)。ヨークは河口から40km、干潮河川ではないように思います。比較的大きな空頭がある事と汐の満ち引きがない事で普通の船でも十分に潜る事が出来るようです。

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橋②の橋面から歩いた道を振り返りました。写真の右、右岸の工場の荷揚げ護岸は何故か淋しい気分です。このままでも景観的には悪くはないけど、もう一工夫あればと感じました。「もったいない」・・・・

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ヨークのかわまち観察を終えて駅に向かいました。

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写真左に歩いてきた城壁が見えています。

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ガーボルさんの話では「YAMATO」という日本の和太鼓のパフォーマンスグループはイギリスで有名だとか・・・知りませんでした。

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駅舎は風格があって実に広々としていました。こんな駅を見ると、イギリスの鉄道の旅にもそそられる思いがしました。


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イギリスも大陸ヨーロッパもホームへの出入りはフリー、同じでした。エディンバラの駅は屋根が全面トップライトですが、ヨーク駅は線路上に限定されていました。


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駅構内は出入り自由なのでカフェもありました。日本の駅は、改札階とホーム階が分離されているのが普通です。ヨーク駅は同じワンフロアなので店舗が自由に使えるようになっていました。


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構内には街の地図がありました。小さい路地までネーミングされていました。これも大陸ヨーロッパと同じ、日本は結構アバウトです。イギリスの住所は道路名表記でしたし、ナビも道路名入力でした。日本の番地表記とは違っていました。


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16時、4時間のヨークの街探検を終えて、ガーボルさん、キティ―さんと一緒に隣町のリーズに向かいました。

以下、次号・・・


by camino0810 | 2015-06-30 21:03 | イギリスⅡ | Comments(0)  

2015年5月5日(火)イギリスⅡ その17 ヨーク(4)

街歩きをスタートした最初の橋に戻って来ました。ピンクの観光船が沢山停泊していました。ウーズ川は写真の下から上へ流れています。ヨーク駅はウーズ川の右岸、旧市街は左岸にありました。

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ウーズ川もパースで見た川と同じように褐色に濁っていました。川と街の景観を考えた場合、日本の川のように青々としている必要は必ずしも必要ないとは思います。パリのセーヌ、オルレアンのロワール、ブダペストのドナウ、プラハのブルタヴァいずれも結構濁っていました。ただ、このウーズ川の褐色の濁りは少し気になりました。もう少し青みがあってもいいかな・・・まぁ夏に臭わなければいいとは思いますが。

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この橋(地図の橋①)の高欄のデザインはお洒落でした。橋の反対側、上流側には河畔には街はありません。

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橋を渡り切って、振り返りました。

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ヨークの駅前と左岸の旧市街地には城壁が残っていました。逆さまにしたハートみたいな不整形で完全な形ではありませんが、周長は概ね3km、しっかり保存されていました。城壁と緑地がセットになっているのでその形状が判ります。

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右岸側の、ヨーク駅付近からウーズ川の下流端の橋の袂までの城壁(地図の城壁①)を歩きました。城壁の高さは概ね2m、幅1mの歩道が付いていました。所どころにかぎこみがあって外敵の監視、攻撃ができる構造です。

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ヨーク駅が見えました。

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英国旗を掲揚した赤レンガの建物は裁判所でしょうか・・・

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振り返ると大聖堂が見えました。

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城壁内のフラットを見ると何となくイギリス人の生活が想像できるように思いました。赤レンガ造りのフラットの屋根には暖炉の集合煙突がついていてイギリスらしさを感じます。

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屋根材は粘板岩(スレート)だと思います。粘板岩(スレート)の産地が近いのかも知れません。屋根の色合いで街全体に雰囲気が違ってくように思います。


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通り沿いの商店街は2階か3階建てのレンガ造り。


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八重桜は、結構植えられていました。芝生に桜の花びらが一面に拡がっていました。

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城壁の土手の木々は新緑を迎えていました。


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リスが遊んでいました。

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城壁の外側もゆったりしていましたが、交差点は信号式、ラウンドアバウトではなかったです。

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城壁歩きミニツアーを終えて、ウーズ川の下流端の橋(地図の橋③)の袂で出ました。

以下、次号・・・

by camino0810 | 2015-06-29 06:42 | イギリスⅡ | Comments(0)  

2015年5月5日(火)イギリスⅡ その16 ヨーク(3)

旧市街の街歩きは好天に恵まれました。ガーボルさん、キティ―さんから街の歴史やお店の案内を受けながら歩きました。

当日のFBより

旧市街は様々なお店があり、楽しい散策になった。ガーボルさんイチオシの個人経営のカフェのエスプレッソは実に旨かった。3人で肉や野菜をペースト状にしてパイ生地に包んで焼き上げたパイの食べ歩きをした。
城壁を一周して川沿いを歩いた。城壁には歩道が設置されていて、駅前から川まで歩ける。歩道から見た大聖堂や赤レンガのアパートの眺めも素晴らしかった。
リスや親子連れのガチョウにも出会った。
旧市街を流れる川には赤い観光ボートが沢山浮かんでいた。水の濁りともう少し水辺利用があってもいいかなと感じた。この街には価値の高い観光スポットが多数あり、セットで水辺開発をもっと進めるポテンシャルがあり、ちょっと勿体ない気がした。
16時過ぎにヨークを後にしてリーズに向かった。


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レストランの前にはイギリスの伝統料理やファストフードなどの看板が・・・
ローストビーフ 9.95ポンド(1,900円)、フィッシュ&チップス 6.95ポンド(1,300円)、お茶セット(コーヒーとドーナッツ)2.4ポンド(460円)、イギリスの国民食フィッシュ&チップスは意外にも高額でした。

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ヒースローの搭乗ロビーで見た”Pret a Manger(プレタモンジェ)”もありました。

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”Betty's”というカフェの前を通りました。ガーボルさんによると、このお店のアフタヌーンティーがおススメだそうです。アフタヌーンティーは紅茶とお菓子のセットだと思っていたけど、食事もついているようでした。

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この店の伝統的アフタヌーンティーのお値段は18.75ポンド(3,600円)。
内容はサンドウィッチ(燻製サーモン、あぶったヨークシャーハム、炙った鳥の胸肉、タルタルソースから選択)、スコーン、ケーキ、ポット入り紅茶。これで3,600円とは少し高すぎませんか?

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アフタヌーンティーの食事風景はこんな感じ・・・上品な3段重ねのお皿に料理が盛られるようでした。


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小さな教会?もありました。

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標識の中に「パーク&ライド」もありました。ヨーク市内はバス交通+徒歩でした。

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パテの入ったパイも名物だそうです。3人で買い食いしました。パテはソーセージ、チョリソー、ステーキ(牛肉味)、チーズなどから作ったペーストでした。お値段は概ね1~3ポンドと意外に高め。

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スタバもありました。

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日本でも御馴染みになったZARA、H&Mも出店していました。


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14時30分、旧市街の南端まで来ました。郵便局?銀行?赤レンガの建物がありました。


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この円筒形の建物は、バイキング時代の要塞だそうです。芝の手入れは文句の付けようがありません。


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この教会は国教会でしょうか、カトリックでしょうか・・・


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Whittardは、イギリスの有名な紅茶専門店だそうです。リーズにもあるのでリーズのお店でお土産物を買う事にしました。


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ヨークで人気のパブだそうです。

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ウーズ河畔にやってきました。

以下、次号・・・

by camino0810 | 2015-06-27 18:38 | イギリスⅡ | Comments(0)  

2015年5月5日(火)イギリスⅡ その15  ヨーク(2)

ヨークミンスターを観た後、カップルの案内で旧市街を歩きました。

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彼らは、3年くらい隣町のリーズで働いて生活しているので、この街にも何度か来ているようです。困った事に、この記事を書くに当たって旧市街の何処を歩いたのかサッパリ想い出せません。彼らとの会話に神経が集中していた事と安心しきっていたからでしょう。
先導者に導かれて付いて行く「ナビ付き観光」の良さは、緊張感を感じることなく観るものにしっかり集中できるメリットがある反面、記録を残そうとするとサッパリ困ります。僕の場合、加齢による記憶力の低下が「物忘れ」を加速させました。「ナビ付き観光」の盲点みたいなものです。
「ナビ抜き観光」の一人旅だとそういうわけには行きません。地図を見ながら現在位置を確認し、必死にターゲットを探します。時には道を外す事もあり、大慌てをします。街の風景を味わうという大切な部分は多少犠牲になっても苦労した分、機能低下を起こした脳裏に記憶がシッカリ刻まれます。
毎年連休に行くこの旅行は、1年に1回きりの僕にとって特別な旅行なので、折角の機会を無駄にしたくないという思いもあり、「ナビ抜き観光」を選択しています。
エディンバラの街は一人で歩いたので、その経路はグーグルの地図を見ればすぐ確認できました。

写真の撮影順に書いていくしかありません。グーグルのストリートビューの立体写真で経路を追う事もできますが、うまく使えないので・・・
大聖堂の東側のファサードから旧市街に入りました。1階は石造りですが、2階以上は木造と漆喰造りの長屋が並んでいました。面白かったのは2階以上が跳ねだしに成っていた事、昔の領主は1階の敷地に地租をかけたのではないか・・・税金を変えずに使用面積を増やす庶民の知恵だと思います。

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僕が拘る建物のスカイラインは守られている感じでした。赤いレンガの壁の建物もありました。石材があまり取れない地方かも知れません。


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ガーボルさんイチオシのコーヒーショップに3人で入りました。豆の生産地やローストに拘るお店だそうです。確かに注文したエスプレッソは旨かったです。


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随分と軒の低い長屋もありました。2階は跳ねだし型ですが、このお店に入るは結構大変です。壁はレンガ造りだけど漆喰で白の厚化粧をしていました。


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ヒースローの待合ロビーで見かけた「wagamama」はヨークの旧市街にもシッカリ出店していました。


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不動産屋の広告に驚かされました。一戸建てが約30万ポンド(≒6000万)、建物と土地の相場は不明ですが、日本よりかなり高いと感じました。


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広場に出ました。ライブをやっていました。


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大聖堂が見える広場を歩きました。青空が気持ちよかったです。


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車道部分が2mもない路地もありました。火事が出たら大変、消防車は入れません。


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3階同士の跳ねだしは離隔が2mもないので、板でも据えると簡単に行き来できる近さです。


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フリーマーケットが催されていました。ご当地の品揃えとお値段には何処に行っても拘ります。0.5kgあたりの単価が明示されていました。ヤードポンドの国だと思っていたらポンドを使わず、大陸ヨーロッパのユーロ圏みたいにkg表示でした。
ジャガイモ 1kg1.2ポンド(230円)、ニンジン1kg1ポンド(190円)、ブロッコリー 2.5ポンド(480円)、タマネギ1・5ポンド(290円)
ズッキーニ3ポンド(570円)・・・大体日本と同程度だと思います。


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イチゴは1箱2.99ポンド(570円)、ブルーベリー1箱1.5ポンド(290円)、ラフランス1kg3ポンド(570円)、リンゴ1kg2.8ポンド(530円)。円安の影響もあってか割安感は感じられません。



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旧市街の探検はまだまだ続きます。

以下、次号・・・

by camino0810 | 2015-06-26 17:44 | イギリスⅡ | Comments(0)  

2015年5月5日(火)イギリスⅡ その14  ヨーク(1)

ヨーク駅前で2ヶ月ぶりにハンガリー人のがーボルさん、キティーさんのカップルと再会しました。3月中旬に僕が彼らを東京案内しました。
彼らは隣り街のリーズで働いています。彼らからヨークの観光を強く勧められました。
実際、そのとおりでした。ヨークの街はイングランドの古都にふさわしい歴史と風格を感じさせる街でした。

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ヨークの街を取り囲むように環状バイパスが配置されていました。旧市街にLRTは見かけなかったので、バス方式のパーク&ライド方式かもしれません。

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当日のFBより・・・

ハンガリー人のガーボルさんとキティさんとは2ヶ月ぶりの再会だった。彼らは隣町のリーズで働いていて、彼らからヨークの観光を強く勧められた。
約束の時間を2時間も遅れて申し訳なかった。3月中旬、彼らが日本旅行をした折、僕が東京を案内した。
ヨーク到着時に降っていた雨がしばらくして上がり快晴の青空になった。
ヨークの街はこじんまりとまとまったイングランドを代表する古都らしい。
ゴシックの壮麗な大聖堂がイギリスにある事に少し驚かされた。ファサードが立派でスペイン、フランスで見てきた大聖堂と比べて全く遜色がなかったからだ。
旧市街は様々なお店があり、楽しい散策になった。ガーボルさんイチオシの個人経営のカフェのエスプレッソは実に旨かった。3人で肉や野菜をペースト状にしてパイ生地に包んで焼き上げたパイの食べ歩きをした。
城壁を一周して川沿いを歩いた。城壁には歩道が設置されていて、駅前から川まで歩ける。歩道から見た大聖堂や赤レンガのアパートの眺めも素晴らしかった。
リスや親子連れのガチョウにも出会った。
旧市街を流れる川には赤い観光ボートが沢山浮かんでいた。水の濁りともう少し水辺利用があってもいいかなと感じた。この街には価値の高い観光スポットが多数あり、セットで水辺開発をもっと進めるポテンシャルがあり、ちょっと勿体ない気がした。
16時過ぎにヨークを後にしてリーズに向かった。

駅前の八重桜が散り始めたところでした。芝生の上が一面の花びらでした。日本でこんな光景を見たことがありません。ヨーク版「花筏」といったところでしょうか。

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スコットランドの田舎の村で見たものと同じ形の墓碑銘がありました。第1次大戦、第2次大戦の戦没者を弔うもので例の赤いリースが供えられていました。

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駅からウーズ川を渡って、聖マリー寺院に向かう事にしました。
橋の袂にあるカフェはスレート製の屋根と石の壁で出来ていました。時間があったら入ってみたかったです。

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ウーズ川の河畔はこんな感じ・・・

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右岸側にもカフェがありました。直壁に部分は柵がありましたが、傾斜護岸の天端には柵がありません。

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聖マリー寺院は随分と歴史のある寺院ようでした。寺院の石造りの壁だけが残っていて、屋根はありません。あえて手を入れていないようでした。イングランド南部のカンタベリーにも大聖堂の一隅に同じような遺跡風の寺院がありました。アテネのパルテノンと同じ感じです。

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裏通りには旅館が並んでいました。

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ヨークの街はローマ人が駐留していたようです。バースと同じです。ローマ人が紀元300年に造った要塞の基礎があると書かれていました。

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ヨークミンスターというゴシック式の大聖堂にやってきました。この大聖堂はヨークの核となる歴史遺産だと思います。

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これまでスペインやフランスで多くの大聖堂を見てきました。その基本設計コンセプトどおりにこの大聖堂も造られていました。
大聖堂は上空から見ると十字架の形をしています。
十字架の長辺に相当する長辺方向は綺麗に東西方向を向いていました。西の端は教科書通りにファサードと呼ばれる玄関になっていました。この大聖堂の東の端がこれまで観てきたものと違ってファサードになっていました。僕の感覚では祭壇があるべきですが・・・この大聖堂の祭壇は北側の短辺の腕木の先の建物だと思います。
長辺方向は、東方の聖地イスラエルを向いています。この大聖堂は誰を祀っているのか?とにかくその人の背後には聖地エルサレムが控えている事になります。
短辺方向は十字架の腕木に相当しています。交点部分に高い塔があります。


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スペインやフランスではファサードの塔のほうが背が高かったように思います。ヨークミンスターではファサードの塔より交点の塔の高さが大きかったです。
国により微妙にディテールは変えているようでした。
2013年に行ったフランスのツールのサン・ガシアン大聖堂の巨大なファーサードには圧倒されました。これまで観てきた中で最大級だと感じています。

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話をヨークミンスターに戻します。
中に入るのは省略しました。大聖堂の内部は通廊が3列になっていました。中央に礼拝室、端部の2列はバットレスの役割を果たしているように思います。


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ステンドグラスが良かったです。

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大聖堂の周りを歩きました。芝生の手入れは完璧でした。ガーボルさんの話ではこの芝生は自由に歩いていいとの事でした。これだけ綺麗にしていると遠慮せざるを得ないと感じるものですが・・・
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多分、尖がった屋根の建物が祭壇のある建物だと思います。

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東側のファサードは修理中でした。西側とは逆に中央部分が大きかったです。

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旧市街に歩いて行きました。

以下、次号・・・


by camino0810 | 2015-06-25 23:57 | イギリスⅡ | Comments(0)  

2015年5月5日(火)イギリスⅡ その13  アンブルサイド~ヨーク

A581でケンダルへ、そこから高速M6に乗りました。
この道路は日本でいえば東名クラスの横綱級ではと感じました。2ケタのM90に比べて車線数が3つ 、ゆったりした曲線半径や縦断勾配など、日本の高速よりかなりグレードが高いなと感じました。M道路の制限時速は70マイル(110km)、線形や視距がいいので周囲の車はそれ以上のスピードで進んでいました。
ランカスター付近のSAで仮眠を取りました。日本のSAと差異は感じなかったです。
M6をマンチェスターを目指して南下を続けました。
マンチェスターはイギリス第9位の人口を有する40万の大都市、環状の高速で囲まれていました。
10時、M6からM61に乗り換え、マンチェスターの手前あたりから渋滞が始まりました。昨日のスコットランドでの快適な走行をイメージしていたので、いささか意外な思いもありました。のろのろ運転が1時間近く続いたでしょうか・・・
40マイル(60km)と一般道以下の制限速度が表示されていました。
約束の時間10時にすでに遅れました。ヨーク駅で待っているハンガリー人のキティ―さんにメールを打ちました。このカップルは日本語も堪能です。
スマホに通信記録が残っていました。「今、マンチェスター、渋滞中。すみませんが遅れます。」

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M61からM60、M62と一連の高速を走りました。ジャンクションの乗り換えは、こまめな標識と路面の路線表示があり日本より丁寧な感じでした。路面の路線表示は初めての運転者にはありがたかったです。
11時過ぎ、リーズの環状バイパスを抜ける時、再度、渋滞に巻き込まれました。今後は事故渋滞でした。

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リーズの街には工場や奇抜なデザインのビルが見えました。

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A64に入りました。途中、かなり激しい雨が降りました。車を道路脇に停めて、一服しました。ヨークの街も環状バイパスに囲われており、市内への通過交通を排除しているように思います。
11時30分、ヨークの郊外まで来ました。あと少しです。路側には生垣や石垣がありました。


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12時前、ヨークの市街地にようやく到着。

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スマホが機能しないので標識を頼りにヨーク駅を見つけました。城門みたいな古い塔の下を潜って川を渡りました。駅から離れたので引き返して再度城門を潜って、駐車できる場所を探しました。駅前は駐車できないので歩いて5分の道路わきの駐車場に「マイカー」を停めました。イギリスの駐車は駐車料金を支払う機械に、明示された時間に応じたコインを入れる仕組みでした。1ポンドを投入し、駐車券を受け取って急いでヨーク駅に歩いて行きました。
(ホントは駐車券をボンネットに置いておくのがルール、この時点ではその知識がありませんでした)

当日のFBから。。。

5月5日(火)、イングランドは朝一時雨、昼快晴、温暖。
湖水地方は朝方、暖かい雨が降った。
アンブルサイドの宿を7時に出発してヨークに向かった。湖水地方を観光する時間が取れなかったが、沿道の景色には素晴らしさを感じた。
A581、M6、M61、M62、A64の順に高速を乗り継いで12時過ぎにヨーク駅に到着した。マンチェスター付近で自然渋滞、リーズ付近で事故渋滞に遭遇した。
ハンガリー人のガーボルさんとキティさんとは2ヶ月ぶりの再会だった。彼らは隣町のリーズで働いていて、彼らからヨークの観光を強く勧められた。
約束の時間を2時間半も遅れて申し訳なかった。3月中旬、彼らが日本旅行をした折、僕が東京を案内した。


12時30分、駅前の跨道橋を越えてようやくヨーク駅にたどり着きました。

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ヨーク駅はレンガ造りの風格のある駅でした。

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約束より2時30分も遅れ、ガーボル、キティ―さんに会えました。

以下、次号・・・

by camino0810 | 2015-06-21 20:57 | イギリスⅡ | Comments(0)  

2015年5月5日(火)イギリスⅡ その12  アンブルサイド(湖水地方)

朝4時に目が覚めました。まずまずの睡眠で疲れは取れましたが、睡眠時間は何時もより少ないのでベッドの中で目をつぶって過ごしました。
6時から荷物のリパックを開始、7時過ぎに宿を発ちました。

湖水地方は生憎の雨模様。
それでも暖かい雨で、それなりに気持ち良かったです。今日の予定は結構ハードでした。10時にヨークの駅でハンガリー人のカップルと待ち合わせの約束をしていました。ヨークを観光後、リーズに行って彼らの案内を受けてリーズのホテルに泊まります。

エディンバラで買ったイギリス全図を見ながら作戦を立てました。アンブルサイドからA591を引き返してケンダルに出て、M6に乗りマンチェスターからリーズ、ヨークという経路です。事前の計画段階のアバウトさが露呈しました。最低でも3時間は掛かるだろうと判断しました。
(後で判ったことですが、ケンダルからA65を使えば速かったかもしれません。三角定規の2辺が1辺になるので・・・)


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そのため、B&Bを7時過ぎには出発する必要がありました。宿の女将さんの住居らしい部屋をノックしましたが、応対がありません。7時30分の朝食をキャンセルしなければなりません。
「急用が発生したので急遽出発しなければなりません。申し訳ありません。」という内容の書置きを部屋のカギと一緒に置いてチェックアウトしました。宿の代金は3月末に支払済みでした。

生憎の小雨でした。水色の窓枠が宿泊したB&B 「Thorneyfield Guest House」、FBに登録されていました。部屋は如何にもB&Bらしく家庭的で調度品なども素敵でした。次回、チャンスがあればお世話になりたいと思います。


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正面から見ると2棟続きのフラットの半分をB&Bにしていました。

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「マイカー」は路上駐車でOk、駐車する許可が得られているようでした。


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5月5日(火)、イングランドは朝一時雨、昼快晴、温暖、湖水地方は朝方、暖かい雨が降った。
アンブルサイドのB&Bを7時に出発してヨークに向かった。
女将さんから朝食は7時30分からと言われていた。ヨーク駅でハンガリー人のガーボルさんとキティさんに10時に待ち合せる約束をしていた。
朝食を食べていたらとても間に合わないと考え、彼女の部屋をノックしたが不在のようなので、鍵を置いて書置きをして7時にチェックアウトした。
湖水地方を観光する時間は取れなかったが、沿道の景色には素晴らしさを感じた。スコットランドに比べて緑が濃く湿潤さを感じた。
街外れのスタンドで2回目の給油をした。



アンブルサイド周辺の観察をするために車で湖周囲の道路を走りました。
この通りはB&Bが集中している風でした。


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立地的には山中湖村に似ています。残念ながら、こちらの方がはるかに優れていました。


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海外旅行で看板の外国語標記の順番にも毎度の事ですが、気を配ります。2010年のスペインでは最上段に日本語表記があって嬉しい思いを感じました。
「観光バス駐車禁止」の看板がありました。
この看板の順番は①日本②フランス③ドイツ④イタリア⑤スペインの順。最上位にありはしたものの、ご愛嬌でも日本語としてはやや不明。
「いいえ乗降ん」は、日本人にも相当違和感を感じます。一体、誰が訳したのか、知りたいところです。


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こんなホテルに一度でいいから泊まってみたいです。



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時間がないので引き返しました。沿道はこんな感じ・・・スコットランドの乾燥した風景に比べて緑が濃く、湿気が多い感じでした。
道路脇に羊の出入りを阻止するために高さ1m位の石積みが積まれていました。この風景はイングランドの他の地域でも目にしました。典型的な田舎の風景のようです。


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湖と反対側には青々とした牧草地が広がっていました。黒い顔の羊が放牧されていました。


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ウィンダミア湖畔の中心地にやってきました。扁平な石を積み上げて家の壁にしていました。このあたりは粘板岩の産地かもしれません。


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ウィンダミア湖に来ました。


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船着き場には遊覧船やプレジャーボートが停泊していました。


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街はずれで2回目の給油をしました。雨が激しくなりました。


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トイレで用もたしました。トイレの小便器の形をどこでもチェックします。大陸ヨーロッパは、下の部分がない便器でししたが、イギリスでも同じでした。日本のフルタイプは見かけませんでした。


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給油を終えて支払を済ませてから店内の品揃えもチェックしました。
サンドウィッチはパースの近くの村のGSと同程度で2ポンド(380円)前後でした。


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お菓子類は1ポンド程度。スニッカーズは0.9ポンド(150円)と日本より割高、スニッカーズ、炭酸入りのペットボトルとサンドウィッチを朝食用に買いました。


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日用品のコーナーは、日本と似たようなラインアップ。12ロールのトイレットペーパーは3.99ポンド(750円)と随分高かかったです。


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A591でケンダルを目指しました。天気が良ければ気持ちのいいドライブになった事でしょう。


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以下、次号・・・

by camino0810 | 2015-06-21 13:26 | イギリスⅡ | Comments(0)  

2015年5月4日(月)イギリスⅡ その11 エディンバラ~アンブルサイド

14時過ぎ、再びエディンバラの街に入りました。M90~A701に入って南下を続け、湖水地方のアンブルサイドを目指す作戦でした。
また、迷子状態になりました。頭の中にアバウトでも地図が出来ていれば標識やランドマークで修正ができますが、地図はほとんど真っ白なまま。あちこち走り回って、あげくの果てに運河沿いのショッピングモールにやってきました。ここの駐車場に車を停めて仮眠を取りました。
ショッピングモールは、日本でもよく見掛けるお馴染みのモールでした。旧市街を外れた場所なのでRC構造の普通の建物でした。このモールの位置を特定するため店内に入ってインフォメーションの女性にエディンバラの地図を示して尋ねました。LEITH DOCKS というドックが沢山ある場所でした。
14時30分過ぎ、出発。
太陽の位置を目安に大きな道路を南方向に走りました。失敗を重ねたご褒美でエディンバラの街中を車の中から観察できました。実に綺麗な街並でした。

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街路樹に見える木々は、実は建物の敷地内のもの。エディンバラの街には街路樹が少なったように思います。

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電柱・電線はすべて地下化されてスッキリした街並です。


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4階建ての石造りの建物が軒を揃えて見事なスカイラインを創っていました。


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見た事のある風景が視界に飛び込んできました。昨日歩いたA701でした。「北橋」の橋詰にカールトンが見えました。ここまで来ると勝ったようなものです。

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A701のおさらいです。

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昨日は朝が早かったので、人通りはまばらでしたが、15時くらいだとそれなりの賑わいが感じられました。

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中心街を抜けると住宅街です。

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街中には流石にラウンドアバウトではなく信号交差点です。

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日産の車は1.5万ポンド(≒290万)と結構なお値段でした。

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街を抜けると平坦な牧草地が一面に広がりました。少し退屈ですが気持ちのいいドライブが続きました。

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スコットランドもイングランドも日本より面積が小さいものの平坦地が大半なので人が生産活動ができる可処分所得みないな土地ははるかに大きいと思います。
 「イギリスの有効国土面積は日本より大きい」
この事は川の形態にも大きく影響するわけで、平均的な河床勾配は日本に比べて小さく洪水の出方が遅く、その分ピーク流量も小さいという事になりそうです。
イギリスは、山がほとんどなく平地が大半のようなので自ずから多極分散型の国が形成されたように感じます。ロンドンは特別に巨大な都市(800万)ですが、2番目がバーミンガム(100万)、3番目がグラスゴー(60万)、エディンバラは7番目(40万)でした。
日本の場合、基本的に川が造った河口付近の低平地にしかまとまった土地がないので、主要都市はほとんど海沿いにあるのは当たり前だと思います。水は有るので、人口を維持できる食料、材木やエネルギー(焚き木)などが手じかに得られる場所ならOK。
イギリスは元々可処分な土地が全土に拡がっているので分散するのはある意味当たり前と考える事ができます。中世~近世にかけて人口を養う土地の生産力自体が乏しかったので、集中するメリットよりデメリットの方が大きかったからでしょう。フランスもそんな感じでした。
下の表を見ると、ロンドンへの1極集中の傾向はあるものの、地方都市は人口減少する街と増加する街に分かれていました。エディンバラやこれから行くリーズは僅かですが、増加していました。そうなる原因は何か?
セレブを除いて、普通は「仕事」がある街でないと生活が成り立ちません。如何に雇用機会を増やすかその工夫の差異の理由のひとつになっているように思います。

               1,981年 1991年  2001年  2007年
1 ロンドン   6,574,009 6,638,109 7,172,091 7,554,236 イングランド
2 バーミンガム  1,013,995 965,928 970,892 989,141 イングランド
3 グラスゴー    765,030 658,379 629,501 604,355 スコットランド
4 リヴァプール    538,809 481,786 469,017 468,011 イングランド
5 リーズ       445,242 424,194 443,247 460,459 イングランド
6 シェフィールド  470,685 431,607 439,866 449,971 イングランド
7 エディンバラ  420,169 400,632 430,082 441,419 スコットランド
8 ブリストル    413,861 407,992 420,556 435,028 イングランド
9 マンチェスター 437,612 402,889 394,269 395,323 イングランド
10 レスター    324,394 318,518 330,574 343,019 イングランド
(出典 Wikipedia を一部編集)


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道路事情は文句なく良好でした。一般国道にあたるA道路は最低でも50マイル(80km)で安全な走行が可能なような設計になっているのでは・・・路肩に駐停車できないようにしている事と側帯が壁や植樹でガードされていて脇から進入する車を警戒する必要がないため皆スピードを出していました。

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黄色い花の灌木が目につきました。何という木でしょうか・・・

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集落に手前には必ず減速を知らせる黄色い標識がありました。集落内は20マイル(36km)で走行しました。

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カーライルまでの道はさすがに飽きが来て睡魔に襲わてほっぺたを叩きながら運転しました。相当疲れが出て、途中3回くらい仮眠を取りました。
カーライルからM6に乗り、A685,A591と乗り継いで湖水地方に入りました。A685は牧草地帯を走る田舎道で、アップダウンが結構あってジェットコースターに乗っているような気分になりました。

ウィンダミアに着いたのが22時ごろ、ここでもスマホのグーグルマップが機能しないので、ホテルのフロントに行ってB&Bの場所を教えてもらいました。フロントの若い男性はとても親切に教えてくれました。

当日のFBより

5月4日(月)、イングランド湖水地方は雨、暖かい。
エディンバラからA7を通ってカーライルまでの道は結構退屈だった。高速道路M6からA685、A591と乗り継いで湖水地方のウィンダミアに着いたのは22時前だった。疲れが出て途中何度も仮眠を取ったりして時間をロスしたからだ。ウィンダミアから10分くらいでようやくアンブルサイドにあるB&Bに到着した。
宿の女将さんは寝ずに僕の到着を待っていれくれたようだった。女将さんにWiFiのPWを聴くのをすっかり忘れていた。近くのレストランをあたったが閉店時刻だった。
この日は本当に疲れきった1日だった。エディンバラ→パース→エディンバラ→カーライル→アンブルサイドとザックリ400kmくらいは走ったかもしれなし。とにかくイギリス2日目、無事故で走り終えて良かった。
シャワーを浴びてすぐにベッドに飛び込んだ。


アンブルサイドのB&Bに22時に到着。
20時に到着する約束でしたが、宿の女将さんは起きて待っていてくれました。
女将さんから朝食に関する質問がありました。
女将:「朝食は7時30分から、あなたはベジタリアンですか?アレルギーは有りませんか?
僕:「ベジタリアンでもないし、アレルギーもありません。フルバージョンの英国式でお願いします。」

このB&Bは、部屋にトイレ、シャワーがついていました。シャワーを浴びて24時に就寝しました。ホントに疲れた1日になりました。

以下、次号・・・

by camino0810 | 2015-06-20 12:40 | イギリスⅡ | Comments(0)  

2015年5月4日(月)イギリスⅡ その10 パース~エディンバラ

13時を回っていました。
夜には湖水地方のB&Bに入らなければなりません。スコットランドにあるトーマステルフォードが造った土木遺産を観る時間は無くなりました。パースからエディンバラへ引き返しました。
高速道路M90の左前方に大きな湖と岩山が見えてきました。緩やかに拡がる牧草地、草原、湖水、岩山が北部スコットランドの典型的な風景のようでした。
そろそろ第1回目の給油が必要になってきました。エディンバラまでガソリンが持つか不安がになってGSを探すためにM90を降りて下の道を走りました。(実は、M高速にもSAはありました。概ね20マイル(36km)間隔で給油できたのですが、この時点ではその知識がありませんでした)


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FBを日記替りに付けています。最近は、ご当地のお天気を必ず記載します。旅行が終わって1か月が経過しました。当日に感じた気分は1か月も経つとほとんど忘れてしまいます。
この日の感想をFBから引用すると・・・

5月4日(月)、スコットランドは曇りのち快晴、結構暖かい。
燃料計の針がEに近づいてきた。給油をどうするか?これからの大きな課題だった。エディンバラまで油が持つか段々気になってきた。
仕方ないので一旦高速M90を降りてガソリンスタンドを探す事にした。どの村にも教会があるのでそれを目安に畑の道を走って小さな村を探し出した。
イギリスのガソリンスタンドはセルフ方式で、小さなコンビニとセットになっていた。給油の支払いはお店のレジで行う。ついでにサンドウィッチや飲み物を買うことができた。支払いはスタンドに拘わらずどの店でもカードが使えた。
初めての事なので店員のオバちゃんに給油方法を尋ねたけど彼女はよく説明できなかった。たまたま別のお客が丁寧に教えてくれた。
緑のUnleaded(無鉛)の給油ポンプを選択して給油する。イギリスのガソリン単価は概ね1.15ポンド(220円)/Lと日本(135円/L)よりかなり割高だった。
2012年のイギリス旅行では、130円/ポンド、今回2015年では190円/ポンド。円安の影響は大きかった。
コンビニのサンドウィッチは概ね2ポンド前後、380円と決して安くはなかった。
32Lを給油して燃料計の針をFに戻して再びエディンバラを目指した。
どんな小さな村でも第1次、第2次大戦の戦没者を弔う碑があった。赤い造花のリースが備えられていた。
エディンバラ湾に架かるフォース道路橋から赤い鉄道橋が見えた。


この小さな村は「Milnathort」という村で、GSは「Stewart & Smart」。保存していたレシートから細かい情報が読み取れました。

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スコットランドの村クラスの集落の様子が何となく判ったような気がします。多分、この村の人口は200~300人程度、小さな教会を中心にして集落があり、コンビニも兼ねたGSや薬局、パブなどがありそうです。この村には、9ホールズのゴルフ場が付いていました。
(「Stewart & Smart」は赤いマーク)

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Google Earth から引用したGSStewart & Smart」の写真です。このとおりでした。

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合計で5回ほど給油しましたが、GSはすべてセルフでした。支払いは併設されたコンビニで行いました。緑の無鉛ガソリンを給油します。

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コンビニにはサンドウィッチやペットボトル、お菓子、日用品、雑誌などが並んでおり、生活する上では便利です。
サンドウィッチは概ね2ポンド(380円)前後、日本のコンビニより大振りなので大喰いの僕でも1つで十分なサイズでした。

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ペットボトルは大体1ポンド(190円)前後で日本より割高感がありました。


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主食の食パンは上段左端で1ポンド(190円)、日本と同程度か安め、流石にバゲットは置いてありませんでした。


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お菓子類は1~2ポンドでした。

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この村にはノンビリした気分があって人どおりも疎らでした。小さい村レベルでも建物のスカイラインは一応揃っていました。

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イギリス人は過去の記録を大切しているように感じました。大都市から村まで必ず戦争で犠牲になった人の名前が刻まれた記念碑を見つける事が出来ました。
この村の記念碑は第2次大戦の戦没者を弔うための塔で赤い造花のリースが添えられていました。

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コンビニで買ったサンドウィッチを食べながら運転してエディンバラに戻りました。道路脇には大きな木が並んでいて、石造りの小さな壁が付いていました。羊除けでしょうか。


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M90を南に向けて走りました。

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フォース橋が近づいてきました。吊り橋形式の第1フォース道路橋の右手に架設中の第2フォース道路橋の主塔が見えました。

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第1フォース道路橋を渡りました。左手に赤いフォース鉄道橋が見えました。

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14時過ぎ、再びエディンバラの街に入りました。
エディンバラの街でまた迷子状態に陥りました。

以下、次号・・・




by camino0810 | 2015-06-19 18:09 | イギリスⅡ | Comments(0)  

2015年5月4日(月)イギリスⅡ その9 フォース橋~パース

フォース橋を渡り終えてM90を北上しました。この日は快晴、快適なドライブが楽しめました。
M90でネス湖で知られたインヴァネスまで足を伸ばそうと思ったら120マイル(≒190km)の標識を見て断念、行って来いの往復で最低5時間はかかります。
パース(Perth)は23マイル(≒40km)、手近なこの街に決めました。ゴルフの聖地セントアンドリュースも近いです。過去2回の旅行でイングランドの街はどこでも立派な事は承知していました。多分、スコットランドも同じでは思いました。
正解でした。パースは予想以上に素晴らしい街で川とコラボも文句なしでした。

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オーストラリアに同名のパース(Perth)があります。スコットランドのパースは人口4万、オーストラリアのパースは人口150万の大都市。イングランドのヨークは人口20万、アメリカのニューヨーク人口800万。北海道の北広島市、新十津川村みたいにルーツが明確かどうかは不明だけど、アメリカもオーストラリアも移民の国、ルーツはイギリス、何かの関連があるのではと思います。

テレビでサクラマスの生態を観た事があります。エサの乏しい渓流での生存競争に敗れたヤマメが仕方なく海に出て回遊して川に戻るとサクラマス、生存競争に勝った一生渓流住まいがヤマメ。この2つの魚は遺伝子的には同種、負けて出戻ったサクラマスはサケみたいな大型魚で60cm、勝った居つきのヤマメは小型の20cm。
サイズ面だけで言うと、負け組>勝ち組。サイズがすべてではないけど、人間もサカナも似ているのかなと感じました。

パーク&ライドの標識をここかしこで見掛けました。このあたりにイギリスの都市内交通の秘密があるように思います。この絵を見ると、都市の郊外の駐車場で車を降りてバスに乗り換える方式のようです。都市内移動をイギリスはバスを、大陸ヨーロッパはトラムにしたという図式なら基本的には同じようなものです。


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沿道は広々とした平原あるいは丘陵地といった感じ、急峻な山は見当たりません。


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パースの街に入りました。スーパーマーケット「TESCO」はあちこちで見掛けました。大型チェーン店のようです。

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広々とした運動場みないた芝生広場の脇に「マイカー」を停めて一服しました。大きなゴミ箱が置いてあって、トップに灰皿が付いていました。

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手入れの行き届いた芝生広場が青空に映えていました。ベンチで半日ノンビリというわけには行かず、そそくさと車に乗り込んでパースの街を探検しました。今回の旅行全体に言える事ですが、典型的な貧乏暇なし旅行でした。貧乏性でせっかちな僕には「ご飯をユックリよく噛んで味わう」という生き方ができません。

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道路脇の街路の風景も素晴らしいです。マラソン人にはこたえられないでしょう。

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公園脇には風格のある建物が並んでしました。

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裁判所でしょうか・・・

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パースの市街地は、3階建て。建物のスカイラインは見事に整っていました。電柱・電線はありません。そのため非常にスッキリした景観に仕上がっていました。街路樹はあえて植えていないようにも感じました。コッツウォルズのチェルトナム、フランスのオルレアンにも街路樹がほとんどなかったです。

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市街地を抜けて牧草地を走ってみました。豊かな田園風景が拡がっていました。

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パースの街はテイ川という川の右岸にありました。橋を渡って左岸の川沿いの公園近くの車道に車を停めてこの街の「かわまち」を観察しました。

旅行中にアップしたFBの記事はこんな風・・・

5月4日(月)、スコットランドは曇りのち快晴、結構暖かい。
最北の街インヴァネスは遠すぎたので、往復の時間を考えてずっと手前のパースに留めることにした。途中、ゴルフの聖地セントアンドリュースの標識があった。

パースはガイドブックにも出ていない小さな街だったが、実に綺麗な街だった。教会を中心に旧市街がまとまっていて、川沿いの風景も実に良かった。
小さい村、小さい街であっても綺麗にしつらえるイギリス人の国民性を感じた。2013年のフランス旅行でも同じ事を感じた・・・
街中の公園で車を停めタバコ休みにしてから市街地を走り、川沿いの公園で再度車を停めた。
褐色に濁った水が少し気になったが、素晴らしい「かわまち」風景が出来上がっていた。

パースの街を後にして再度エディンバラに引き返した。途中、スコットランドの雄大な景色に触れる事ができた。


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石造りのパラペットから観た景観が予想以上に素晴らしかったです。豊かな河畔林、自然河岸、石造りのアーチ橋が実によく調和していました。スコットランドは新緑の季節、ヤナギでしょうか、芽吹いたばかりでした。


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瀬やワンド、倒木などがあり、「多自然」を意図した設計にしたのか、自然の営力に任せたかは不明ですが、十分自然な感じが演出されていました。


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残念な事がひとつありました。
流水が褐色だったこと、茶渋のような水がもう少し青かったら文句のつけようが無かったと感じています。イングランドのヨークやリーズの川の水も褐色に濁っていて残念な思いを抱きました。褐色由来の土壌成分が流出しているのか、上流に渋を出す葉っぱや樹木でもあるのか・・・
左岸から観た街並みは素晴らしかったです。教会両脇の建物も綺麗なスカイラインを造っていました。


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川沿いの道路はこんな風・・・


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13時を回りました。エディンバラに引き返す時間です。
再びM90に入って南に走りました。

以下、次号・・・

by camino0810 | 2015-06-18 18:39 | イギリスⅡ | Comments(0)