2010年9月3日(金) 21日目 Villadangos de Paramo~Astorga

今日の目的地は、Astorga(アストルガ)。27km(累計516km)を歩きます。
朝6時40分、出発。
沿道は、見慣れたいつものCaminoの道に戻りました。
9時にガソリン補給も兼ねた休憩を・・・定番のカフェコンレッチェと手作りケーキ(3€)。素朴な甘さが良かったです。
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しばらく歩くとOrbigo川に架かる石橋が・・・歴史的な謂われのある橋らしいです。残念ながら工事中、陸地の部分まで橋になっているのがちょっと変わっていました。
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途中の村に変わった看板のアルベルゲが・・・洗濯ものを干している様子をデザインしています。Caminoでは、洗濯は食事、睡眠の次に大事な仕事。上手い切り口だなと感心しました。
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久し振りの山道になりました。
丘の頂点に十字架が・・・彼方にAstorgaの街が浮かんでいます。
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街の中心のカテードラルの2本塔もはっきり見えています。
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丘を下って歩き続けると、Astorgaの街がまじかに迫ってきました。
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13時、アルベルゲに到着。宿の前で、定番メンバーのVlazimir、Adriana親子、Cristinaさんに2日振りに会いました。どうやら彼らも今日はこの街に泊まるようです。アルベルゲは高台の斜面に沿って建てられた3階建て。テラスからの眺めは結構良かったです。
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洗濯を終えて昼食も兼ねたと探検に・・・Astorgaは、コンパクトな城塞都市。カテードラルは、Leonより小振りでしたが、実に精巧な作りでした。
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左側と中央、右側の石材の色が違っていました。中央、右側の塔は最近補修したのでしょうか?真新しい感じがしました。
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ファサードのあまりの見事さに息をのみました。スペイン人のキリストに捧げる深い尊敬の思いを感じました。
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正面のレリーフは十字架に架けられたキリストを弟子たちが下している絵柄でした。門外漢の僕でも絵柄を見れば簡単に理解できるようにしています。よく考えると、昔の巡礼者はほとんど字が読めなかったはず。文盲の彼らにキリストの教えをわかりやすく示し、その素晴らしさ伝えるという目的があったのではと思いました。
目を凝らすと、ファサードの天井のアーチ部分は小さなパーツに分割され、その目地が見えていました。継ぎ目を綺麗に合わせる匠の技にも唸りました。
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お昼は、広場のオープンカフェで摂ることに・・・
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ビール1杯(1.6€)、スペインオムレツ(2.2€)、タコ(プルポ:7.5€)を注文。プルポは実に旨かったです。北スペイン地方は、魚介類が豊富。タコはぶつ切りにしてジャガイモと一緒に柔らかく煮込んでありました。味付けは塩コショー程度、シンプルながらもタコの旨味が感じられます
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Camino中、全部で3回プルポを食べましたが、Merideの街で食べたものは、少し「固ゆで」でした。
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食後に本格的な探検に・・・ガウディーの作品、「カミーノ博物館」(2.5€)へ。屋根は、ガウディーらしいデザインでした。
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城壁は高さが10m。外敵から身を守るためには、やはりこの程度の高さが必要だったということなのでしょう・・・
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スペインは生ハム、チョリソー(酸味に効いたサラミ)が名物、品揃えも実に豊富でした。イベリコ豚のチョリソーが、1kg で8.15€、イベリコの生ハムが1本で69.95€。超お得です。残念ですが、国外への持ち出しはできません。
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スーパーの魚コーナーでは、いろいろな魚が並んでしました。プルポ(タコ)は1Kg、6.95€、日本の1/3程度の安さでした。
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街中の本屋の展示ケースをよく見ると、「クレヨンしんちゃん」がセンターに・・・「クレヨンしんちゃん」がスペインで大人気であることをこの晩知りました。
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ひと通り、街の探検を終えて、広場のBARでひと休み。赤ワイン(1€)、ピンチョス(おつまみ:1.5€)をオーダー。
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お酒でいい気分になってアルベルゲに戻る途中、オープンカフェでいつものメンバーがワイワイやっていました。僕も混ぜてもらいました。
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かれこれ1年前のことなので、何を話したかはよくは覚えていません。ただ、写真左から2人目のスペイン人Gelyさんに「クレヨンしんちゃん」の写真を見せると、「OH!Shinchan・・・」と言って、しんちゃんの「くねくねポーズ」を取り、スペインで大人気なアニメだと答えてくれました。
これ以降、必ず大きな街を探検する時は、本屋さんに立ち寄り、日本のアニメの浸透度を確認するようになりました。実際に見かけたのは、ほかに、「ポケモン」、「ドラえもん」、「ハローキティ」などでした。
飲み会は盛り上がりました。皆とメールアドレスを交換して、お開き。アルベルゲに戻りました。

# by camino0810 | 2011-07-05 22:03 | CAMINO(スペイン巡礼) | Comments(0)  

2010年9月2日(木) 20日目 Leon~Villadangos de Paramo

今日の目的地は、Villadangos de paramo(ビジャダンゴス・デ・パラーモ)。
23km(累計489km)を歩きます。今日の分を歩き終えると、約500kmを歩いたことになります。
ゴールのSantiago de Compostelaまで残り300km。
こつこつ積み上げたことが、決して消えることがないというのはなんかうれしいもの。

ホテルでぐっすり休んで、8時出発。遅めの出発にしました。
このLeonのホテルは、今回の旅行で泊まったホテルの中で、最も良かったです。カテードラルから2、3分の立地で、広くて綺麗で57€(洗濯代9€込)はお得だと感じました。
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女性用のビデも付いていました。
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朝の気温は16度。大分、肌寒くなってきました。
Leon郊外に建築中の建物が・・・やはり腕が水平なクレーンが使われていました。
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郊外の新しい集合住宅の外壁は煉瓦造り風に作られていました。
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途中に巡礼者の可愛らしいオブジェが・・・
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壊れかけた教会には、大きなコウノトリの巣が・・・
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最上部の十字架の腕から下がったAとΩには、どういう意味があるのでしょうか?
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国道脇の単調な道をひたすら西の方角に歩きます。
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道路脇の菜園にまたもやオブジェが・・・杖、瓢箪、ホタテのCamino3点セットもしっかり身に着けています。
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13時30分、アルベルゲに到着。この町は、小さな田舎町で、これといったものは何もありませんでした。泊まる街の選択を誤ったようです。小さなスーパーで食料品を買って、洗濯をして今日の仕事は終わり。昨日のはしゃぎ過ぎで気分も落ち込んでいました。
アルベルゲの近くで建築現場の様子を眺めていました。ここでも水平なクレーンが使われていました。。
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2階の床の支保工、コンクリートの表面は、少し雑な感じで、安全設備もお粗末でした
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昼食を摂ったレストランでおつりを間違えられるし、今日は全くいいところがありませんでした。

# by camino0810 | 2011-07-03 22:10 | CAMINO(スペイン巡礼) | Comments(0)  

2010年9月1日(水) 19日目 Mansillas de las Mulas~Leon

今日の目的地は、Leon(レオン)。20Km(累計466km)を歩きます。
歩く距離が短いので、出発は7時20分。
turboさんが、僕たちがバイブルと称する日本のガイドブックを紛失したということで、ひと騒ぎありました。僕も一緒に探しましたが、見つからず仕舞。後になってレストランのご主人から無事届けられたとのことらしいです。

この日で、お世話になったCatherine、Elise親子とお別れです。Catherineさんのcaminoは2年計画、1年目はPamplonaからLeonまで。2年目の今年、LeonからSantigo de Compostelaまでを歩くそうです。
6km地点のPuente Villarenteのbarで休憩も兼ねてTurboさんとCatherineさん親子を待つことに・・・Camino中、何かと親切にしてくれたCatherineさんに感謝の気持ちを伝えたいのと昨日の無愛想な振る舞いに対するお詫びの気持ちもあったからです。

そこに沙織さんがやってきたので、彼女とコーヒーブレイクをしながら3人を待つことにしました。

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Barの中から沿道を注意深く見ていると、くだんの3人がやってきました。外に出て、3人を出迎え、5人でお茶にしました。フランス人が2人、日本人が3人。僕は「両手に花」状態。こんなことは、僕の人生でもきわめて稀な事態。正直、うれしかったです。Caminoではマイナーな日本人が3人集まること自体も、大変珍しいことだと思います。結構、話が弾みました。楽しいお茶になりました。

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30分の歓談後、出発。TurboさんとCatherineさん親子にすぐに追い越されました。3人のピッチは何故か異常に早かった記憶があります。実は、3人はLeonのパラドールにたまたま同宿することになっていました。後でturboさんに尋ねると、3人には奇妙なライバル意識が出て、段々、ピッチが上がっていったらしいです。写真左からturboさん、Catherineさん、娘のEliseさん。Eliseさんは、長身で足が長く、たった3日のCaminoのなので、リュックも小さ目。大きなリュックを背負ったマラソンマンのturboさんも結構苦戦したのではないかと思います。

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途中に倉庫の壁に素朴な案内が・・・

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Leonの街外れの歩道橋はつづら折りタイプでした。日本にはないタイプでした。土地に余裕がある上にバリアフリーを考慮した設計なのでしょうか?

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Leonの市街地に入りました。Leonは、人口14万の県庁所在地。市街地の建物、街路などは、人口が同程度の日本の都市に比べてはるかに立派に感じました。Burgos、Logronoでも同じ感想を持ちました。
多分、都心部に大半の人が暮らす「コンパクトシティー」になっているのでしょうか?ビルの高さも綺麗に揃えていました。

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建築中の高層アパートのパステルカラーのデザインもおしゃれでした。スペイン人は、腕が水平の建設用クレーンが好みのようでした。最近では、日本でもこの水平ジブクレーンが使われるようになっているようです。

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途中には、石造りのアーチ橋が・・・

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40分くらい歩いてようやく旧市街にやってきました。ランドマークとなるカテードラルが見えないため少し迷いました。右手の石壁はよく見るとつぎはぎだらけです。もしかしたらローマ時代の壁に継ぎ足しをしたのかも・・・スペイン人に限らずヨーロッパの人々は昔のものを大切にしています。ヨーロッパにおいては、「おさがり」、「継ぎ足し」、「再利用」がキーワードだと感じました。

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Leonの旧市街は実に落ち着いたおしゃれな街でした。


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前回のホテル泊りから10日目。今晩は、ホテルを予約しました。カテードラルから歩いて2,3分の3つ星ホテル「PARIS」。中央の白い建物です。洗濯代込で57€。快適なホテルでした。

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リュックを部屋に置いて、シャワーを浴びてから街に出かけました。Burgosのカテードラルに勝るとも劣らないLeonのカテードラルが目に飛び込んできました。中には、ヨーロッパ随一と言われるステンドグラスがありました。写真撮影が禁止なので写真はありません。

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広場でCatherine、Eliseさん親子とバッタリ。お二人は今日が最後。Eliseさんは白いドレス姿でした。

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EliseさんにCatherineさんとの2ショット写真も撮ってもらいました。

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しばし二人とお別れして街の探検に・・・街の中心を流れるBernesga川と街並みはよく調和していました。水際の樹木、高水敷の公園林、川に向いて建てられた建物・・・渋谷の街を流れるコンクリート三面張りの渋谷川との違いは歴然としています。

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TurboさんとCatherineさん親子が今晩泊まるパラドールSan Marcos修道院に来ました。パラドールは、修道院や宮殿をホテルに改造した国営のホテル、5つ星クラスの最高級ホテルのこと。博物館も付いていました。

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修道院のファサードで可愛いらしいスペイン人の子供が記念写真を撮っていました。

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修道院の横を流れる川には固定堰が・・・日本の堰と同じ形をしていました。

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ヨーロッパ最古のSan Isidoro修道院に・・・修道院脇の城壁もさっきの石壁と同様につぎはぎだらけでした。

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San Isidoro修道院の広場に着きました。風格にあふれた建物でした。

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次は、ガウディーが設計した銀行へ・・・屋上の煙突上の塔にガウディーらしさが感じられます。

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再び、待ち合わせをするカテードラルの広場に戻ってきました。

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合言葉は「カテードラル、19時」。今晩は、Camino仲間で、Catherine、Eliseさん親子のお別れ会も兼ねたコンパをする約束でした。いつものメンバーが集まってきました。
左手を上げてカメラに向かって剽軽なポーズをとっているのがスペイン人Gelyさん、その右隣の黒の白の服が彼女の友達のGloriaさん、その右隣の水色のTシャツがドイツ人Ulrichさん、右手前の灰色のTシャツがスペイン人Danielさん、背後のオレンジのTシャツでビデオを撮っているのが、スロバキア人Vlazimirさん。
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手前がTurboさん、中央のピンクの肩掛けがVlazimirさんの娘のAdrianaさん、その隣の黄緑がフェロー諸島Cristinaさん。主賓以外はすべて揃いました。

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この日は、大いに盛り上がりました。地元のスペイン人Gelyさんがお別れコンパをリードしました。ワイン1杯を飲み干したら、次のBarに移動するのが、スペイン流のBarの楽しみ方。この日は、3軒のBarを回りました。Catherine、Eliseさん親子はParis在住。僕がParisの写真を見せると、大喜びでいろいろ説明してくれました。初めて、フランス人とフランス語で「オ・シャンゼリゼ」を歌いました。フランス語の歌詞は大体覚えてはいましたが、フランス語はとても早口、舌がついて行かずうまくは歌えませんでした・・・Turboさんは、ガラリと雰囲気が変わっていました。大学でマルチメディアを教える先生らしく、上品さとインテリジェンスが感じられました。

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それにしても、この親子はそっくりな顔つき。

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Danielさんは、小柄ですが、ラテン系の精悍な顔つきをしたイケメン君でした。

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Gloriaさんは、フラメンコが似合いそうな黒髪のスペイン人、控えめで静かな方でした。

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最後のBarを出てからも、弾けた気分はキープ。地元のスペイン人もビックリしていました。黄緑のCristinaさんは、普段は、静かでどちらかと言えばシャイな感じの方でした。

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barの店員に集合写真を撮ってもらいました。この2枚はTurboさんから頂いたものです。

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僕がセンターに・・・集合写真では、だいたいは後ろに控える方なので、とても珍しい写真です。多分、誰かに勧められたのしょう・・・

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Turboさん、Catherine、Eliseさん親子が、僕が泊まっているホテル「Paris」まで来てくれました。ホテルの前で、大変お世話になったフランス人親子とお別れの挨拶をしました。

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Leonの1日は、僕のCaminoの中で、最も楽しかった1日になりました。

# by camino0810 | 2011-06-16 23:19 | CAMINO(スペイン巡礼) | Comments(0)  

2010年8月31日(火) 18日目 Bercianos de Real Camino~Mansilla de las Mulas

今日の目的地は、Mansilla de las Mulas(マンシージャ・デ・ラス・ムラス)。
朝6時20分出発。27Km(累計446km)を歩きます。
夜明けは、7時30分ごろ、あたりは真っ暗。夜明けまでの1時間を迷わないように歩くことが、肝心なポイントです。
何故、夜明け前に出発するのか?理由は2つ。

①遅く出発すると、アルベルゲの到着時間が遅れ、先着順なので、ベッドが確保できなくなる恐れがあります。2010年は、聖年という特別な年。巡礼者の数も多いと思われました。実際はそうでもなかったのですが・・・
②北部スペイン地方は、晴天率が高く、高緯度でも、日中の日差しはきつく、暑い。午前中の比較的涼しい時間帯になるべく歩ききるのがベスト。14時以降の歩きは熱中症などの恐れもあるでしょう。

三々五々、巡礼者は出発していきます。アルベルゲの玄関でCatherine、Elise親子が人待ち顔の様子・・・。誰を待っているのか?

答えはすぐわかりました。後発の僕が出発すると、親子は20m程度の間隔を保って僕の後をついてきました。娘のEliseさんは、昨日から参加したばかりの「camino1年生」。
Catherineさんは、なかなか頭のいい人です。理由は多分こうでしょう

①僕は、ヘッドライトを装着しているので、迷う確率が小さい。
②ヘッドライトを付けた先導者は、一種の灯台。僕は比較的背が高いので灯台としての役目に適している。かつ、2本のスティックをカチカチいわせながら歩くので見失いにくい。
③万一、先導役の僕が迷っても互いに顔見知りなので安心。

夜明け時間の7時30分頃、親子は僕から離れていきました。8Km地点のEl Burgo Raneroに8時に到着。この町はずれの湖のほとりでひと休みしていると、追いついたCatherineさんからお誘いが・・・昨晩、ワインでテンションが上がりすぎ、その反動で少し気分が落ちていたのでお断りしました。先導役のお礼もあったのかもしれません。「なんと愛想の悪い日本人だ」と後で反省しました。
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沿道の風景はいつもと同じ。羊の群れにも会いました。
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麦畑に散水する超大型のスプリンクラーが・・・節の部分は大きな車輪が付いていて散水栓が移動する仕組みのようです。こんな農業をやられたら日本の農業は太刀打ちできないなと感じました。
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RENFE(スペイン国鉄)の列車が通りました。なかなかカッコよかったです。Caminoを終えたら、マドリードからバルセロナまではスペインの新幹線AVE(アヴェ)に乗る予定でしたので、多分、こんな感じだろうと想像しました。
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Caminno中は、ほぼ毎日、日本の家族にメールで安否を知らせていました。
本当のところ、毎日続く同じ風景、同じ食事にいささか食傷気味になっていました。この日のメールはこんな風・・・かなり泣きが入っていました。
「昨日は、アルベルゲの泊まり客で会食と懇親会。貴重な体験です。でも、毎日、同じ風景、堅いパン、いささかうんざり。日本に帰りたくなったよ。」

ちなみに他のメールはこんな風・・・最初の感動がだんだん薄れ、スペインでの生活に慣れて来ると、今度は日本と日本食を恋しがるようになってきた様子が窺えます。

①4日目プエンテラレイナ 「暑さはそうでもないよ。日本の初秋に近い。沿道は、絵葉書のようにきれいです。スペインはいいところだねぇ」
②10日目ベロラド 「毎日、同じ風景、同じご飯。飽きました。牛丼喰いてぇ」
③16日目カリオン 「毎日、新聞、テレビなしの生活続けてると、曜日感覚が消えたよ。半分の400kmの歩き完了。膝、風邪も問題なし。宿の他人のいびきが少しまいるよ。映画と同じ」

ようやく、目的地の街が見えてきました。
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12時20分、アルベルゲに到着。窓際にゼラニウムを飾ったカラフルな可愛らしい外見でした。
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お昼ご飯、洗濯を済ませて、街を探検。この街は小振りながらも、周囲に城門も付いた城下町の雰囲気がありました。教会の塔も小さ目でした。
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メーンの広場はこんな風・・・
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城門は、現役でご活躍の様子・・・
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町はずれの石橋の下を流れる川は、乾燥地帯のわりには、水量も豊かで澄んでいました。
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河畔林もなかなか涼しげです。
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スーパーマーケットに買い物も兼ねた探検に・・・ワインの恐るべき安さにビックリ。一番安いもので0.64€。ペットボトルのミネラルウォーターと大体同じくらいの値段でした。
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更に、生ハムの安さに二度ビックリ。1Kgで9.95€、日本円で1,100円。帰国後に行った東京駅の丸の内にある丸ビルの地階の食品売り場では、1,200円/100g。日本に来ると概ね10倍に跳ね上がることになります。「生ハムでワイン」が、スペインで最もお得でおいしい組み合わせということになるでしょう。
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夕食はこのスーパーで買った食材。camino中は、便秘予防にミックスサラダと生野菜を摂るように心掛けました。中央のお皿に乗った輪切りの野菜は、実はズッキーニ。キューリと間違えて買ってしまったのです。ズッキーニは本来、火を通して食べる野菜。生のズッキーニは、とにかくまずかったです。
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アルベルゲの廊下に日本地図が貼ってありました。よくよく眺めると不具合が・・・
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①富山市はTomayaと標記されている②京都と大阪の位置が微妙にずれている③北方四島の国後と択捉が、ロシア領土になっている。
①、②はご愛嬌としても、③はいけません。日本びいきのスペイン人も北方四島はロシア領と考えているようです。非常に残念なことです。

# by camino0810 | 2011-06-12 12:13 | CAMINO(スペイン巡礼) | Comments(0)  

2010年8月30日(月) 17日目 Terradillos de los Templarios~Bercianos de Real Camino

今日の目的地は、Bercianos de Real Camino(ベルシアノス・デ・レアル・カミーノ)、21km(累計419km)を歩きます。今日で、全行程800kmの半分を歩き終えることになります。
朝6時20分出発。夜明けも少し遅くなりました。しかも寒いです。
国道脇に大きな看板が・・・ここは「Castilla y Leon」(カステージャ・イ・レオン)州。スペインは道州制を敷いているようです。
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看板を見ると、この州はBurgos県からLeon県までを含んでいます。それぞれの街は県庁所在地であり、僕のCaminoの中で、最も印象深い街でした。
その近くにCaminoの案内が・・・歴史と年輪を感じさせます。
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途中で、ドイツ人のUlrichさんと一緒になり、Sahgun(サーグン)の街まで歩きました。
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Sahgunの街中のBarでひと休み。菓子パン(1€)がおいしかったです。
沖縄出身の沙織さんとバッタリ・・・
ここで、沙織さんをご紹介。沖縄の大学でスペイン語を勉強中の学生。カナダに留学経験もあるそうで、英語堪能。僕が「大昔、沖縄出身の南沙織という伝説的な歌手がいたけど、あなたの名前と関係あるの?」と聞くと、彼女は「両親の望みで付けられたようです」と答えました。南国特有のおおらかさと敷居の低さがあり、外国人とスムーズに溶け込める人でした。その意味では、最初の頃にご一緒したAkkoさんと共通した「気分」を感じました。

Sahgunの街は、2階建て家が多かったです。
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旧市街中心部にやってきました。
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少し壊れかけた教会がありました。この感じが如何にもスペイン風でした。
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塔の天辺には、ぺんぺん草が生えていました。ただ、荒れ果てた雰囲気が全く感じられない程度には、管理されているようでした。
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近くのもうひとつ教会は、これまで見てきた教会の形と少し違っていました。
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町はずれの橋は、しばしば見かけた石造りのアーチ橋でした。
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橋から見た川の風景はこんな感じ・・・河畔林の中に遊歩道がありました。いい感じです。
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道路脇で高速道路の工事をしていました。僕は、建設会社に勤めていたので、土木工事には興味があります。工事看板にはLeon~Palencia間の支線区間をSanjose社施工とあります。
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高架橋の工事はこんな風・・・橋桁の下に支保工が設置してあります。
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橋桁には、大型の型枠を使用していました。
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土工事もしていました。大型のダンプトラックとブルドーザーが働いていました。日本だと山奥のダム工事でしか使いません。田舎だけど一応民家もあるところで大型機械を使っているのでびっくりしました。
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目的地の手前の休憩所でドイツ人のUlrichさんと再度出会いました。道路脇に巡礼者のお墓が・・・亡くなった人はドイツ人のようです。Ulrichさんはお墓の前で片膝を付いて十字を切りました。
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12時、アルベルゲに到着。煉瓦造りの古い建物を改造して使用していました。チェックインのために並んでいると、沙織さんがやってきました。お昼ご飯をご一緒しました。
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アルベルゲの脇には広場が付いています。
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この村は本当に小さな田舎の村でした。土壁の家が多かったです。まさにスペインの寒村でした。人口はせいぜい200人くらいでしょうか、こんな村でも生活に必要な食料品店、酒場と情報交換?の場であるBarは必ずありました。小さなお店でパン、チョリソ-、缶詰(7.7€)などを買った後、Barに行き、コーラ(1.6€)を飲みました。小さなピンチョス(おつまみ)も一緒に出てきました。僕が「頼んでないけど・・・」ということをジェスチャーでオカミサンに伝えると、彼女は「サービスだから・・・」というジェスチャーを返してきました。これまで、沢山のBarでコーラを飲んできましたが、おつまみのサービスは初めて。うれしかったです。お勘定の時に、「Gracias!(ありがとう)」と伝えました。
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Catherineさんが、Sahgunから合流した娘のEliseさんと一緒にこのアルベルゲにやってきました。
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このアルベルゲには、修道院風の共同生活のようなルールがありました。晩御飯は皆で作ります。女性陣は食材の調理、男性陣はお皿、ワインを並べる係りを担当します。
アルベルゲのオスピタレイロ(管理人)は、地元のスペイン人女性(写真右)とイタリア人女性の2人。巡礼者はオスピタレイロの指示に従うのがCaminoの原則。19時、アルベルゲの前に集合して自己紹介。20時から全員で会食するとのこと。
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アルベルゲの前に椅子を車座に並べ、全員が座り終わると、先のオスピタレイロから「お題」が出ます。

「あなたのCaminoの動機、目的などを皆さんの前で英語で紹介しなさい。」

順番が来るまで、結構緊張しました。他の人の言葉も参考にしながら、①風景を楽しむ。②お友達を作る③To build up my own caminoの3つをしゃべりました。③は順番が回ってくる間に一生懸命考えたけど、果たして通じたのでしょうか?(CaminoとLifeを懸けたつもりですが・・・)

このブログを書いているのは、約9か月後。今にして思うと、①、②、③すべてがクリヤーできたように感じてます。

会食の前に村を散策。近くのグラウンドに沢山の村人が集まっていました。昼間は全く人気がない寒村なのに、若い人たちが湧いて出てきたように沢山いるのに、正直、ビックリさせられました。日中は日差しが結構強烈なので、20時頃の涼しくなった頃に、子連れ若いママが井戸端会議をしたり、小学生が自転車で遊んでしました。スペインの高齢化は日本に比べて深刻度は幾分低いように感じました。
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会食の食事は、スープの1品だけ。アルベルゲの運営は基本的に寄付金。スープは豆をトマトソースで煮込んだものにパンを入れたおかゆのようなもの・・・結構、質素な「嵩増し」料理でしたが、これが予想外に旨かったです。皆、お替りをしていました。大食漢の僕もお替りを2杯した記憶があります。
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その後の懇親会では、飲み放題の赤ワインをしこたま飲み、皆で大いに盛り上がりました。皆で写真の撮り合いが始まります。Catherineさん、Ulrichさんと一緒の写真を撮ってもらいました。その時の写真を見ると、ちょっと弾け過ぎで正直恥ずかしいです。
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22時の就寝前まで、外で懇親会が続いていました。
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今日は、実に、楽しい1日でした。

# by camino0810 | 2011-06-07 06:06 | CAMINO(スペイン巡礼) | Comments(0)