2010年9月19日(日)  Barcelona 2日目(その2)

昼食を終えて舗道を歩いて行くと、公園がありました。公園の樹木越しに今日一番のお目当てのものが姿を現しました。

b0214184_630389.jpg

15時30分、Temple de la Sagrada Familia(サクラダ・ファミリア聖堂)に到着。切符を買う人がたくさん並んでいました。

4本の尖塔の天を衝く高さと正面の巨大なファサードに圧倒されました。来た甲斐がありました。

b0214184_724781.jpg

真正面から見た全景はこんな感じ。他の人に記念写真を撮ってもらいました。全景を入れてもらったため僕が小さく写っています。

b0214184_5532948.jpg

西面のファサードは、ガウディが亡くなった後に造られたもの。

b0214184_744372.jpg

反対側の東側のガウディ自身が造ったファサードに比べて、随分とシンプルですっきりしたデザインになっていました。
Caminoで見てきた多くのカテードラル、寺院のファサードは、当然の事ですが、古典的かつ伝統的な非常に凝ったデザインがほとんど。
逆に、これだけシンプルに仕上げられていたことに、新鮮な驚きを感じました。正直な感想を言うと、有名な東側のファサードより、この西面の方が、僕の好みに合っていました。

b0214184_79313.jpg

21日目のAstorgaのカテードラルのファサードは、従来型の伝統的な様式でした。実に精巧かつ複雑な表現でした。唯、字が読めない当時の巡礼者に理解できるように聖書のエッセンスが判りやすく表現されていたように思えます。

それに対して、このファサードは、不思議なシンプルさを持っていました。中央の頂点は、十字架に架けられたキリスト、その脇の両手で顔を覆っている人物は、多分、母上のマリアか「マグダラのマリア」でしょうか。その下には、十字架を背負ってゴルゴタの丘を登るキリストが・・・それを見守るのは、ローマ帝国のシリア提督とその配下の兵士たちでしょう。

b0214184_6191212.jpg

僕のキリスト教の知識は、遠藤周作の「イエス・キリスト」から得た程度。現代版のファサードでも、キリスト教の初歩的知識しか持たないひと達にわかるように表現されているようです。それにしても、ローマ軍に兵士たちの様子は、スターウォーズの帝国軍の兵士にそっくり。そう感じるのは、僕だけでしょうか・・・

反対側の東面は、ガウディが造ったものです。逆光のため写真映りが良くないのが、残念。よく見ると、正面と左サイドの色が違っていました。正面はガウディ作、1926年の作品。左側は現在の作品。完成後、約90年の経過で石材が黒く汚れたようでした。

b0214184_663884.jpg

素晴らしかったです。ただ、正直な感想を言うと、全体的な色合い、精巧さなどは、Santiagoのカテードラルと同様、ちょっと怖い印象も同時に受けたものです。

b0214184_6144232.jpg

このファサードは、近づくと恐るべき精巧さで造られていました。聖書のシーンがちりばめられているように思えます。ただ、西面と違って、キリスト教徒ではない僕にはその詳細はよくわかりませんでした。

b0214184_6212956.jpg

最上段の情景は、キリストが弟子の誰かに冠を授けている絵柄のように思えます。

b0214184_6261853.jpg


入場料12€を払って、聖堂の中へ・・・
天井は非常に高く、荘厳かつスッキリした内部空間が構築されていました。明るい色合いの石材を使用していることと、太陽光を上手に取り入れていたため、内部は結構明るかったです。Caminoで見てきた伝統的なスタイルのカテードラルの内部と比べて、とにかく非常にスッキリした印象がありました。

b0214184_6464999.jpg

ステンドグラスから差し込む光は、とても優しく、柔らかくて素敵でした。

b0214184_6524671.jpg

工事中につき床に養生用にベニヤ板が敷き詰められていました。歴史的建造物の工事中の状況を見せるという発想自体、ビックリさせられましたが、完成まであとどれくらい掛かるかわからないこの特別な建物には、必要なことだと思えます。

b0214184_6594062.jpg


館内は、工房も見学できるようになっていました。工房の中には、1/200程度のパーツ、パーツの模型が沢山置いていました。

b0214184_639535.jpg


b0214184_6402452.jpg


完成予想図も・・・西面のファサードは概ねこのイメージで造られていたことがわかります。

b0214184_6435674.jpg

東面はこんな感じ。実際とかなり違っていました。

b0214184_6493075.jpg

正面玄関にあたる北面はこんな風。まだ建設中なので実際との違いは不明ですが、正直、このファサードのデザインは、若干いただけないかなという感じです。

b0214184_654231.jpg

これらの完成予想図が、ガウディのものかはわかりません。多分、下のパースがガウディ自身が描いた東面ものだと思われます。

b0214184_658063.jpg


Temple de la Sagrada Familia(サクラダ・ファミリア聖堂)はあと30年で完成するというニュースを見たことがあります。
完成予想図を見る限り、中央部の、頂上に十字架の付いた巨大なメーンの尖塔はまだできていません。現在完成した、東面と西面の鐘楼は、いわば、露払い的存在。
多分、1期工事が30年後に完成するという意味で、本尊完成までは、あと100年以上掛かるのではないかと想定されます。ヨーロッパのカテードラルは、数百年掛けて造られるのが、結構、当たり前の世界。
僕も、後100年、200年とゆっくり時間を掛けて造ってもらいたいと思います。Sagrada Familiaは、「完成することのない建築」であり続けて欲しいと思います。終わったら、何の楽しみもありませんから・・・

ガウディの作品の写真も展示されていました。Camino20日目のLeonで見た銀行、21日目のAstorgaで見た「巡礼博物館」、昨日見たランブラス通りの路地裏でみた「グエル邸」などなど・・・

b0214184_610077.jpg


b0214184_6104274.jpg


b0214184_6111025.jpg


実のところ、最も興味があったのは、「どうやって造ったか?」
満足な建設用機械のない1900年前後にどうやってこのような巨大な建造物を造り上げたのか?
土木屋の僕には、やり過ごすことのできない大きなテーマです。

現在の建設状況は、冒頭の写真に見るとおり、スペイン人お得意の水平ジブクレーンで容易に建設は可能です。もし、日本の建設会社が造るのであれば、東京スカイツリーでも使用されたタワークレーンを使うでしょう・・・

b0214184_874126.jpg

ヒントは、展示されていた写真にありました。
東面の建設当時の写真を見ると、建設当初の1893年の写真では、4つの尖塔を全部囲うように、木製の足場が設置されていました。1926年の完成直前の写真では、塔頭部に足場が移設されていました。

b0214184_6372397.jpg


b0214184_6382551.jpg


b0214184_6385457.jpg

時系列に並べた写真から当時の建設の方法は、多分、こんな感じではないか・・・

①建物の一定の高さの部分を囲うように足場を組み上げる。
②足場の頂点に櫓を設置して、滑車をとりつける。
③滑車とウィンチで地上の石材を吊り上げ、所定の場所まで持ち上げて、所定の場所に設置する。石材の重さは、多分、1~2トン程度はあったでしょうが、この程度の重さなら十分吊り上げは可能でしょう。
④この部分が完成したら、足場を解体する

①~④を繰り返して、完成。

それにしても、1926年に概成した東面の鐘楼は、地震が来たらすぐにでも倒れそうなくらい不安定に見えます。ヨーロッパの教会建築は多分皆こんな感じで造られているのでしょうか?地震に苦しめられてきた日本人から見ると、地震の少ないスペイン人は相当幸福な人たちだと思えます。

17時、Sagrada Familia(サクラダ・ファミリア聖堂)を見終わって、歩いてCasa Mira(カサ・ミラ)へ向かいました。10分程の歩きで、Gracia(グラシア)通りに面したCasa Mira(カサ・ミラ)に到着。入場待ちの行列ができているので、すぐわかりました。

ガウディのデザインの不思議さは、シャガール的な可愛らしさ、曲線を多用したデザイン、特異なフォルム、精巧さと突飛さなどいろいろとありますが、Casa Mira(カサ・ミラ)にもよくそれが出ていたような気がします。

b0214184_549620.jpg


b0214184_5531287.jpg


b0214184_653820.jpg

朝から歩きずくめで相当へばっていました。内部の見学は省略。
最近、テレビでガウディの特集を見ました。中を見なかったことを後悔しました・・・


Gracia(グラシア)通りを南に向かって歩いていきました。この通りは、東京で言えば原宿の表参道にあたる感じ。BVLGARI、CHANELなどお馴染みのブランド店が並んでいました。なかなかオシャレな通りでした。

b0214184_6182524.jpg


b0214184_6191248.jpg

市内でよく見かけた2階建ての観光バスは、こんな感じ。はとバスには乗ったことがないけど、多分、はとバスと同じようにB/Cは高いのでは・・・。バスの側面には、日本の国旗もありました。

b0214184_5525865.jpg


ほどなくCasa Batllo(カサ・バトリョ)が・・・ガウディワールド全開といってもいいでしょう。なりやら、海の底の竜宮城のスペイン版といったところでしょうか。バルコニーのデザインは、亀を思わせました。

b0214184_6311163.jpg


b0214184_6314795.jpg


今日は、朝から1日よく歩きました。18時、Gracia(グラシア)通りに面したBarで一休憩入れました。
ビールとピンチョス(おつまみ)を3点(合計12.5€)とって一人慰労会を・・・手前のナスとチーズのピンチョスは実に旨かったです。

b0214184_624988.jpg


カタルーニャ駅まで歩き、地下鉄で郊外のホテルに戻りました。
今日は、天気にも恵まれ、Barcelonaを思いっきり堪能できました。いい一日になりました。

明日は、BarcelonaからParisに向かいます。

# by camino0810 | 2011-10-28 06:55 | CAMINO(スペイン巡礼) | Comments(0)  

2010年9月19日(日)  Barcelona 2日目(その1)

Barcelona 2日目。今日のお天気は晴れ。
朝食は、ホテルの食堂で摂りました。カフェテリア方式、沢山の料理が食べ放題、しかも味も良かったです。。大食いの僕には、堪えられません。それにしても、学生たちは、毎日、こんな旨いものを食っているのか?僕が大学生の頃と大違いです。
b0214184_5315741.jpg
8時30分、ホテルを出発、地下鉄でカタルーニャ駅へ。昨日、見ることができなかった旧市街を訪れるためです。

Plaça de Catalunya(カタルーニャ広場)に再度、行きました。明日、Barcelona空港からParisのOrly空港に向かいます。空港行のバスターミナルの事前点検を行うためでした。バスターミナルは、広場に隣接していました。空港行きのバスは、ほぼ、5分おきに出ていることがわかりました。
b0214184_5495786.jpg
ついでに、広場脇のATMで10回目のキャッシング(110€)。

軍資金を手にして、Las Ramblas(ランブラス通り)を歩いて行きました。朝早いので、舗道は閑散としていました。
b0214184_5554472.jpg
舗道にミロがデザインしたモザイクが・・・
b0214184_559968.jpg
路地に入って、カテードラルの方を目指します。路地も閑散としていました。
b0214184_655267.jpg

路地に建物同士を結ぶ連絡橋が・・・
b0214184_625826.jpg
Plaça Rei(王の広場)に到着。このあたりは、ゴシック地区。でも、この風景には、なんとなくロマネスク様式の素朴な気分がありました。
b0214184_6281094.jpg

今日は、好天に恵まれたので、メーンのカテードラルが青空に映えていました。
b0214184_635677.jpg
正直な感想を言うと、Burgos、Leon、Santiagoのカテードラルの方が、圧倒的な迫力という点では勝っていたように思えました。
b0214184_6363431.jpg
祭壇はこんな風・・・
b0214184_6372072.jpg
b0214184_655689.jpg
10時、Museu Picasso(ピカソ美術館)へ、途中の建物には「だまし絵」が描いてありました。よく見ると、建物のつま側の3つの窓は、絵で描かれています。違和感がなく周囲に溶けませたセンスの良さに感心させられました。
b0214184_5104556.jpg
Museu Picasso(ピカソ美術館)は、狭い路地裏にありました。民家を改造しているような感じでした。館内は撮影禁止。写真はありません。
b0214184_5204253.jpg
入り口はこんな感じ・・・9€を支払って館内へ。
b0214184_522920.jpg
ピカソはスペイン南部地方の出身。彼の幼年期、「青の時代」、壮年期、晩年の作品が沢山展示されていました。子供時代の手紙、落書き、スケッチなどを見ていくと、ピカソへの親近感も沸いてきたものです。幼年期の作品は、実に緻密かつ写実的で非凡な才能を早くから開花させていたことが窺えます。
美術館をお手軽に楽しく方法は、やはり、団体さんに紛れ込んで、ガイドの説明を受けるのが一番。丁度いい具合に、日本人ガイドが、大勢の日本人観光客を案内していました。僕も、団体客の一員を装って、ガイドに付いて行きました。
面白かったのは、ベラスケスの「宮廷の侍女たち」という作品(ウィキペディアから引用)。スペイン王家の小さな可愛らしい王女をメーンにした作品でした。背後に作者ベラスケスが画中に自身を書き込んだ有名な作品です。Madridのプラド美術館でも鑑賞しました。
b0214184_61832.jpg

ピカソは、この絵を様々にカヴァーしていました。カヴァー画は、ピカソ特有のキュビズム風に描かれていますが、ベラスケスのオリジナルを知っていると、ピカソがどの部分をどのようにカヴァーしたかが判ります。このコーナーのプロジェクターで、そのあたりのちょっとした「秘密」や「トリビア」が紹介されていた記憶があります。
晩年の陶器や生活風景もたくさん展示されていました。日本人ガイドの言葉が印象に残っています。
「ピカソは、フランコのために国外で暮らさざるを得なかった。フランコより長生きしていれば、帰国してスペインの英雄として熱烈な歓迎をうけたはずなのに・・・」独裁者フランコが亡くなったのが1975年。ピカソはその2年前に亡くなったそうです。

路地裏には、マスカレードのお店もありました。
b0214184_772619.jpg

Barelonaの西側にあるMontjuic(モンジュイック)の丘へ向かうことに・・・
地下鉄を乗り継いで、Plaça d' Espanya(スペイン広場)に降り立ちました。写真左側の赤い円形の建物は闘牛場。
b0214184_7113723.jpg
ラウンドアバウトの中心のモニュメントは実に精巧な造りでした。
b0214184_54499.jpg
Fira de Barcelona(バルセロナ見本市会場)を通り抜けて、Montjuic(モンジュイック)の丘を目指します。正面の建物は、Museu de Nacional d' Art de Catalunya(カタルーニャ美術館)。
b0214184_5503594.jpg
b0214184_5524533.jpg
階段を登っていくと、Barcelonaの街が一望できました。
b0214184_600100.jpg
階段を登りきって、Museu de Nacional d' Art de Catalunya(カタルーニャ美術館)の前のベンチで一休み。昨日の雨模様と違って、今日は快晴。見晴は最高、気持ちが良かったです。美術館の前は、多くの人たちで込み合っていました。
b0214184_651472.jpg
右前方にTemple de la Sagrada Familia(サクラダ・ファミリア聖堂)を発見。
デジカメの倍率を上げて捉えた映像が、こちら。今日一番のお目当てです。手前の4つの尖塔は、ガウディが亡くなった後に造られたもの、後ろ側の4本が、ガウディ自身が建てたものです。
b0214184_6124532.jpg

Estadi Olmpic(オリンピック・スタジアム)を目指してさらに歩きました。美術館の裏側は、こんな風。
b0214184_6214689.jpg
ほどなく、Estadi Olmpic(オリンピック・スタジアム)に到着。
b0214184_6264436.jpg
反対側には、オベリスクが沢山建っていました。実にオシャレかつ芸術性の高い広場でした。
b0214184_6272441.jpg
スタジアム内部は、こんな感じ。
b0214184_6381840.jpg
1992年のバルセロナ・オリンピックで、マラソンの有森裕子さんが2番手でこのスタジアムに入ってきたように記憶しています。Montjuic(モンジュイック)の丘は、歩いてみると結構な登り勾配。ゴール直前の大難関を乗り越えた、有森さんの精神力のすごさを改めて実感できました。
モンジュイックの丘の頂点にあるCastell de Montjuic(モンジュイック城)に向かいました。途中の、Fundacio Johan Miro(ミロ美術館)には、たくさんの人が並んでいました。
b0214184_530226.jpg
フニフラ(ゴンドラ)の駅で、ゴンドラ(9€)に乗車。
b0214184_5354048.jpg
好天に恵まれ実にいい眺めでした。Barcelonaの街が一望できました
b0214184_5361099.jpg

到着駅に看板が・・・上からカタルーニャ語、スペイン語、ポルトガル語?、日本語、英語、フランス語、ドイツ語、ロシア語の順に「ようこそ」と標記されていました。
Camino日記に看板の外国語標記についてたびたび触れてきました。日本語が地元のスペイン圏に次ぐ位置にあり、英語以下のスペイン圏以外の欧州語より上位にあるのには、正直ビックリさせられました。日本に対する好感度は相当高いと思わざるを得ませんでした。もっとも、お金持ちの日本人がどんどんBarcelonaでお金を落とすようにという意図もあるのでしょうか?
b0214184_5531431.jpg

Castell de Montjuic(モンジュイック城)は、標高170mの丘の上にありました。立地が良いので、昔からBarcelonaの防衛拠点になっていたのは、明らか。お城には、空堀があり、内部は戦争博物館になっていました。
b0214184_6101166.jpg
屋外には、昔の大砲なども展示されていました。
b0214184_6121817.jpg

展望台でコカ・コーラ(5€:随分高い)を飲み、一服しながら街を眺めることに・・・東側には高層ビルが集中する新市街が・・・
b0214184_6421782.jpg
昨日歩いた旧市街地は、こんな感じ。写真右下に見えるモニュメントが、多分、Monument a Colom(コロンブスの塔)でしょう。
b0214184_6502038.jpg

南側には、広大な港湾施設が・・・コンテナがたくさん並んでいました。この街が、カタルーニャ地方の貿易、工業の中心地であることが、窺われます。
b0214184_755246.jpg
時刻は13時。お腹がすいてきました。地下鉄を乗り継いで、Temple de la Sagrada Familia(サクラダ・ファミリア聖堂)近くのVerdaguer(ベルダゲル)駅で下車。
お目当てのレストラン「Castell de Xativa」(カステル・デ・シャティーバ)に向かいました。
b0214184_7125469.jpg
メニューには日本語の表記もあり、料理のを選ぶ時に大変役立ちました。大きなロブスター入りのパエリア(17.43€)と赤ワイン(2.2€)をチョイス、消費税(8%)込みで21.2€。スペインの延べ滞在日数は、38日でしたが、最も値段の張った食事になりました。
大正解でした。ブイヤベースの中にお米が浸かったお粥風。魚介のエッセンスが溶け出た濃厚なスープには、思わず唸りました。このお店のパエリアは、これまで食べてきたパエリアの中で、文句なしにNO.1でした。もし、Barelonaを再訪することがあるなら、このレストランを外すことはないでしょう・・・
b0214184_7132268.jpg


Temple de la Sagrada Familia(サクラダ・ファミリア聖堂)が、街路樹越しに見えてきました。ようやく、お目当てのスポットに辿り着くことができました。長くなりそうなので、章を改めてご紹介します。
b0214184_7163376.jpg

# by camino0810 | 2011-10-24 05:32 | CAMINO(スペイン巡礼) | Comments(2)  

2010年9月18日(土) 1日目 Madrid~Barcelona

僕のスペイン滞在もいよいよ最終章に入りました。8月10日に成田を発って、今日でちょうど40日目になります。
今日は、MadridからBarcelonaに向かいます。スペインの誇る新幹線Aveに乗り込みます。Barcelonaは、期待を裏切らない、いや期待以上の街でした。

朝7時、ホテル出発。MetroでAtocha(アトーチャ)駅へ。この時間は、真っ暗。昨日、確認した駅の入り口が閉まっていて、すこしあわてました。

別の入り口から駅舎に入り、手荷物検査を・・・多分、テロ対策でしょう。ParisのMontparnasse駅と同じように、発車番線は30分前に表示されました。チェックインは、ネットで購入した乗車券のバーコードを駅の係員が読み取って完了。

Aveは、スペイン語で「鳥」のこと。流線形の先頭車両のデザインは結構オシャレでした。
b0214184_647377.jpg
b0214184_6501317.jpg
b0214184_12215429.jpg

僕の車両は、「Turista」という2等車(普通クラス)。1等車(特等席)は、飛行機と同じ食事のサービスがあるそうです。座席は、4列。フランスでお世話になったTGVと同じでした。座席も、同様に、日本の新幹線よりゆったりしていました。車両の先頭部には、テレビモニターがあり、その横に電光掲示板が設置されていました。
b0214184_5302439.jpg

8時30分、出発。
車窓の風景は、Caminoで通過したスペイン特有の乾燥した平原でした。Aveは、広大な景色の中を静かに走行するため思ったよりスピード感がありません。最高時速は、303km/時でした。途中停車駅は、Zaragoza(サラゴサ)のみ。

11時22分、Barcelona Sants(サンツ)駅に到着。およそ3時間の旅です。値段は、46€。日本でいえば、東京~姫路間程度が、約5000円なので、随分とお得な料金です。ネットで予約したBarcelona郊外のホテルに向かうことに・・・地下鉄5号線に乗り、Diagonal駅で11号線に乗り換え、Mundet駅で下車。料金は、タルヘタという10回分の回数券(9€)。市内は一律約1€、Paris、Madridと同じでした。
b0214184_6165778.jpg

Mundet(ムンデット)駅は、Barcelonaの北の外れにある住宅街にありました。都心まで約20分、安くて、広めのホテルに滞在するのも経済的な旅のポイントです。Barcelona大学、競技場、野球場などもありました。
b0214184_631244.jpg

ホテルに着くのに一苦労ありました。ホテルの地図がかなりアバウト。迷子になりました。ちょうど、ガードマン風の男性を見かけたので、道を尋ねました。実は、この方は警察官。地図とホテル名を示すと、パトロール車でホテルまで送っていただきました。車中で「Soy de Japon(日本から来た)」程度のスペイン語は話した記憶があります。ホテルの前で、「Mucha Gracias(大変ありがとう)」と言ってお別れしました。スペイン人の日本人に対する親近感を感じたものです。
b0214184_6294164.jpg

「Aqura Student Residence」は、名前どおり、大学の学生寮を一般に開放したホテルでした。受付で予約確認書、パスポートを提示、部屋の案内をお願いしました。1年前なのでよく覚えていませが、チェックインの時間になっていないので待ってほしいと言われたように記憶しています。リュックを預かってもらい、街に戻ることに・・・

再度、地下鉄でBarcelonaの旧市街地の中心街へ・・・Catalunya(カタルーニャ)駅で下車。
13時、Plaça de Catalunya(カタルーニャ広場)に降り立ちました。この広場は、日比谷公園みたいな都心の公園でした。
b0214184_6554657.jpg
スペインで有名なデパートEl Corte Ingles(エル・コルテ・イングレス)が2軒も公園に面して建っていました。デモも行われていました。
b0214184_518088.jpg
東京で言えば表参道に当たるGracia(グラシア)通りは、Parisの街の雰囲気と似ていました。
b0214184_5262592.jpg

ここから、海に向かってLas Ramblas(ランブラス通り)を下って行きました。この通りは、広い中央分離帯が歩道専用になっており、沢山の観光客で溢れかえっていました。プラタナス並木の街路が、とても素敵でした。
b0214184_536679.jpg
b0214184_7453685.jpg
路上パフォーマンスも・・・
b0214184_543323.jpg
b0214184_930617.jpg
ほどなく、Mercat de Sant Josep(サン・ジュセップ)市場へ・・・地元の肉、魚、野菜、果物がどっさり並んでしました。観光客で溢れ活気がありました。
b0214184_5515377.jpg
b0214184_5523751.jpg
100%果汁の生ジュース(1.5€)は、おいしかったです。
b0214184_5534849.jpg
豚足、ハチの巣などの内臓も売っていました。
b0214184_9232160.jpg

昼食は、この通り沿いのカフェで摂ることに・・・食いしん坊の僕は、たいていご飯を写真に収めます。写真がないところみると、多分、B/cが低かったのでしょう。

ほどなく、海に出ました。初めて見る地中海でした。この日は、あいにくの曇り空。地中海の青い海でなくて残念・・・ボードウォークから沢山のヨットが見えました。
b0214184_9481989.jpg
ボラが沢山泳いでいました。
b0214184_9523221.jpg

Monument a Colom(コロンブスの塔)の前で記念写真を撮ってもらいました。
b0214184_9564415.jpg
緩やかな坂道を戻って、Palau Guell(グエル邸)へ・・・戻り道は、こんな風。
b0214184_1054078.jpg

Palau Guell(グエル邸)は表通りから入った路地にありました。他の建物と同化しているので、注意しないとやり過ごすところでした。写真中央の屋根に3本の尖塔がある建物です。
b0214184_1085251.jpg
正面玄関には、精巧な金属の装飾が施されていました。
b0214184_10134678.jpg
ちょっと怖げな鳥が・・・
b0214184_1015399.jpg
屋上のデザインはまさにガウディでした。
b0214184_10205556.jpg

15時30分、グエル邸と大通りを挟んで反対側にあるPlaça Reial(レイアール広場)へ・・・
フランス語で使われるセディーユç(Cの下にひげが付いている)が使われていました。Barcelonaに来て数時間ですが、何となく書かれた言葉がこれまでと違いっている感じがありました。スペイン語のようで、スペイン語と微妙に違う、むしろフランス語に近い感覚がありました。カタルーニャ地方は、スペインの東端にあり、フランスと国境を接するためでしょうか?

突然、Camino中のスペイン人女性Gelyさんの言葉を思い出しました。彼女は、北スペインのガリシア地方出身。
「カタルーニャは、スペインではない。別の国だ。スペイン人もカタルーニャ人もお互いそう思っている。」

僕は、予想外のこの言葉に少し衝撃を覚えたものです。
先日、NHKのAmazing Voiceという番組で、カタルーニャの少年合唱団が紹介されていました。インタビューの中で合唱団の少年は確かに同じことを言っていました。
関東の人間は、関西の人間は皆同じと考えがちですが、実は、大阪、京都、神戸、奈良の人たちは、皆、お互いに違うと言っています。ただ、同じ日本人であるという意識は共通です。
スペイン人とカタルーニャ人の明確な意識の違いは、日本人の場合と大きく違って深刻なようです。Caminoの最初の頃に歩いたフランス国境に近いバスク地方にも同様な問題が内在しているように思えます。2日目のZubiriに向かう道では、確かに、飲料水の標記が上からバスク語、スペイン語、フランス語、英語の順になっていました。昨日の新聞で、バスク地方の独立を目指す?解放戦線が活動を停止したという記事がありました。
ヨーロッパのお互いに国境を接する国々は、民族の独立と協調の確執が今でも繰り返されていることを思い出しました。四方を完全に海で囲まれた同一性の高い日本人は、ある意味、国境問題には能天気にならざるを得ない、世界的に見て、極めて特殊かつ幸福な国民と考えるべきでしょう。
カダフィ大佐の死亡のニュースが昨日、報道されましたが、強烈な縛りが取れたリビアがこれからどのような道を歩むのか?はなはだ不透明な状況なようです。

Plaça Reial(レイアール広場)は、四方を4階建ての建物で囲まれた小さな広場でした。ガウディ設計の照明塔がありました。
b0214184_9332058.jpg
b0214184_1045743.jpg
テラスでビール(3€)を飲み、久し振りにタバコ(4€、ライターは1€)を吸いました。Camino中は禁煙、ただし、スペイン人のGloriaさんお手製の紙巻タバコを2本もらって喫いましたが・・・Paris以来、ほぼ40日振りの喫煙でした。ただ、この日は体調が悪くタバコがまずかったです。長旅の疲れと睡眠不足で、風邪気味でした。
b0214184_9383193.jpg
スペインもParisと同様、建物の中では完全禁煙でしたが、屋外では結構大らかに喫煙が行われていました。但し、タバコに印刷された警告文には、温度差がありました。Parisのタバコは、「喫煙すると血流が減少してインポテンツになる」と書かれていましたが、Barcelonaでは、「あなたが禁煙する手助けをします。医者や薬局に相談してください」。同じ銘柄でも、国によりかなり差が出ることがわかりました。
b0214184_9505517.jpg
すぐ近くの市役所前の広場へ・・・
b0214184_10192291.jpg
旧市街の「へそ」に当たるカテードラルは、残念ながら修復中。尖塔に足場が設置されていましたが、ゴシック様式のようでした。カタルーニャ地方でも、お得意の腕が水平なタワークレーンが使われていました。
b0214184_1025321.jpg
カテードラル裏側のVia Laietana(ライエタナ通り)は、こんな感じ・・・
b0214184_1039129.jpg
Via Laietana(ライエタナ通り)から少し入った路地にPalau de la Musica Catalana(カタルーニャ音楽堂)がありました。玄関の装飾は、実に精巧で、イスラム風に仕上げられていました。
b0214184_10441211.jpg
b0214184_10502162.jpg
16時30分、大通りを北向きに歩くと、ほどなくPlaça de Catalunya(カタルーニャ広場)に到着。Catalunya広場の中を散策しました。

実は、Santiagoで沙織さんと19時にMayor(マヨール)広場で待ち合わせの約束をしていました。Mayor(マヨール)とは、英語のMajorにあたるので、多分、この公園だろうと想定しました。まだ、時間もあるので、公園脇のデパートEl Corte Ingles(エル・コルテ・イングレス)でスペイン土産を買うことに・・・
b0214184_1135827.jpg
日本でも、僕はデパートに行くと、必ずデパ地下で食料品を見て回ります。このデパートも地下に食料品売り場がありました。日本製の味噌、醤油、インスタントラーメンなど日本を代表する食材を見つけることはできませんでした。あったのは、中国製のラーメン程度・・・スペイン人はどうも日本食の味付けの基本である「旨味」を知らないようでした。イカ、タコなどの海産物やパエリヤなどのお米が大好きであれば、「旨味」も理解されるのではないか・・・
お土産は、アーモンドの入った堅いキャラメル風のお菓子などを買いました。レジで36€をカードで払おうとすると、レジ係の女性からパスポートの提示を求められ、あわてた覚えがあります。

18時30分頃に、Plaça de Catalunya(カタルーニャ広場)に行きました。沙織さんが公園のどこかで待ち合わせているかもしれないので、中を歩き回りました。

なんと、沙織さんがベンチに腰掛けていました。9月15日にSantiagoでお別れして以来、3日振りですが、彼女は元気そうでした。夕食をご一緒しようと思っていましたが、風邪がひどくなり、熱も出てきたようなので、そのことを彼女に伝えて、お別れました。大変申し訳なかったと思っています。

帰り際に夕食の食材を買い込んで、地下鉄でホテルに戻りました。学生用の部屋で、備え付けの机、ベッド、お風呂があり、まさに学生寮そのものでした。ネットで予約する時、宿泊客の書き込みも参考にしましたが、書き込みの内容どおりの大変リーズナブル(朝食付きで1泊4,000円)で長期滞在に適した宿でした。

b0214184_1283031.jpg
b0214184_129911.jpg


簡単に夕食を済ませ、お風呂に入って早めに就寝しました。
明日は、待望のサクラダ・ファミリアを見ます。天気が回復することを願ってベッドに入りました。

# by camino0810 | 2011-10-20 06:47 | CAMINO(スペイン巡礼) | Comments(3)  

2010年9月17日(金)Madrid 2日目(その2 )

Museo Nacional Centro de Arte Reina Sofía(ソフィア王妃芸術センター)に中に入りました。エレベーターで最上階へ。
b0214184_556321.jpg
b0214184_5571135.jpg

展示室は、修道院のような古い建物の利用していたと記憶しています。

写真でしか見たことがない有名な画家の本物の絵をまじかに見ることができました。写真撮影はOKなので、撮った作品をご紹介しましょう。絵画に関する知識がないので、作者が間違っているかもしれません・・・

まず、ダリの絵から
b0214184_6113760.jpg
b0214184_612286.jpg
b0214184_614859.jpg
b0214184_6175247.jpg
ダリもキュビズム風の作品を残していました。
b0214184_6152725.jpg
b0214184_6155488.jpg

次は、ミロの絵・・・
b0214184_62238.jpg
b0214184_623042.jpg
b0214184_6234879.jpg

次は、ピカソ・・・
b0214184_602887.jpg
b0214184_611598.jpg
b0214184_6153100.jpg

以下は、「ゲルニカ」関係・・・構想中のスケッチのようです。
b0214184_634329.jpg
b0214184_663258.jpg
b0214184_671464.jpg
b0214184_674146.jpg
最後は、大作「ゲルニカ」・・・・
美術館の2人の女性が両サイドでガードしていました。撮影は禁止されていました。隣の部屋から覗かせてもらいました。白黒のモノトーンの絵画であることを初めて知りました。
b0214184_6123696.jpg

17時、鑑賞終了。1日3軒の美術館巡りはとに角疲れました。1階の中庭のベンチでひと休憩・・・
b0214184_5553175.jpg
最後の力を振り絞って、Madridのビジネスの中心地を探検することに・・・
Atocha駅でMetro1号線に乗り、Tribunalへ、ここで10号線に乗り換えNuevos Ministerios駅にて下車。MadridのMetroの電車は、珍しく、日本と同じ左側通行でした。
b0214184_653420.jpg
Nuevos Ministerios(ヌエボス・ミニステルオス)は、ビジネス、商業の中心街とのこと。正直な感想を言うと、300万の大都市にしては、いささか貧弱な印象を受けました。スペインで有名なスーパー兼デパート「El Corte Ingles(エル・コルテ・イングレス)」は、ここでもいい位置を占めていました。
b0214184_6123494.jpg
b0214184_613253.jpg
デパートのDVD売り場へ・・・
予想どおり、「ドラえもん」、「クレヨンしんちゃん」が並んでしました。
b0214184_6411241.jpg

MetroでGran Viaにあるホテルに戻りました。
夕食を摂りに街に出ようとしたとき、ホテルの女将(家族経営でした。女将という言葉がぴったりのホテル。2つ星クラスの所以でしょうか?)が、僕の恰好を見て、ジェスチャーで警告を・・・「腰のポシェットは、Tシャツの下に隠しなさい」。僕みたいなバックパッカーでも狙われるということに少し衝撃を受けました。
Gran Viaの駅周辺は多くの人であふれかえっていました。結局、前日に行ったスーパーで食材を買い、ホテルに持ち帰り、済ませました。

明日の朝、Atocha駅から、Ave(新幹線)に乗って、最終目的地Barcelonaへ向かいます。

# by camino0810 | 2011-10-16 05:57 | CAMINO(スペイン巡礼) | Comments(0)  

2010年9月17日(金)Madrid 2日目(その1)

今日は、美術館巡り。Madridにある世界的にも有名な3つの美術館をハシゴします。
8時30分 ホテルを出発。ぶらぶら歩いて行きました。
ほどなくPuerta del Sol(プエルタ・デル・ソル)のMetroのSol(ソル)駅を通過。
b0214184_6211252.jpg
このあたり行政関係の建物も多いようです。坂道を下って行きました。
b0214184_6245494.jpg
スペインの国会議事堂がありました。
b0214184_6254594.jpg

9時 Museo del Prado(プラド美術館)に到着。入り口には、たくさんの日本人が並んでしました。
b0214184_551589.jpg
b0214184_634835.jpg
この美術館の最大の売りは、なんといっても、地元スペイン人の画家Goya(ゴヤ)の作品がふんだんに展示されていることでしょう。
b0214184_6374296.jpg
受付で入場券を購入します。3つの美術館の通し券(17.6€)を買うことに・・・単品購入だと、8€×3=24€。有効期限は、1年。かなりお得です。
b0214184_553882.jpg

内部は撮影禁止。残念ながら写真はありません。Goya(ゴヤ)を初め、僕でも知っている高名な画家の作品がどっさり並んでしました。絵が好きな人には、多分堪えられないでしょう。
日本語版のガイドブックを見ながら広大な館内を巡りました。
b0214184_5564786.jpg
b0214184_557272.jpg

印象に残っているのは、アンジェリコの「受胎告知」、ブリューゲルの「死の勝利」、ボッスの「快楽の園」、エル・グレコの宗教画、ゴヤの多くの作品など・・・来た甲斐がありました。でも、美術館鑑賞はとにかく疲れました。美術館前のベラスケスの像の前で、記念写真を撮ってもらいました。
b0214184_6452568.jpg

気分転換に裏手の公園を散策して、すぐ近くの2軒目、Museo Thyssen,Bornemisza(ティッセン・ボルネミッサ美術館)へ・・・ティッセン・ボルネミッサという人が個人で収集した作品を展示しているそうです。最上階の3階から鑑賞すると、絵画の歴史が判るようになってました。3階は、古代~中世、2階は、近代~現代、1階は、現代というといった順番です。シャガール、ゴッホ、ダリ、ミロなどの高名な画家の作品を生れて初めて生で見ることができました。
b0214184_6302420.jpg

お昼になったので、食事するところを探しました。美術館近くでもらったチラシのレストランへ・・・
お店は、国会議事堂の裏手にありました。注文を取りに来たオーナーらしいおじいさんは、英語がわからずうまく行きません。40代の二代目が来てようやくオーダーが完了。
チョイスは、いつものMenu del Dia(本日の定食)10.6€。Caminoと同じ、最初にワインが1本とパンが出てきます。次に、前菜のサラダ、主菜のビーフステーキ、仕上げはカフェコンレッチェ。
b0214184_6571973.jpg
スペインのステーキは、日本と違って、肉の色合いは割と白っぽく、さしの少ない堅めの肉を使用していました。適度に噛みごたえがあり、噛んでいくと肉本来の旨味が出てきました。これまで食べたきたステーキの中では、今回のはNo1でした。もし、再度、Madridに来ることがあるなら、多分、このレストランを訪れるでしょう。
b0214184_704666.jpg
b0214184_658269.jpg

3軒目は、Museo Nacional Centro de Arte Reina Sofía(ソフィア王妃芸術センター)。この美術館は、Madridで最も大きいAtocha(アトーチャ)駅のはす向かいにありました。
駅に向かって、街路を歩いている途中、路上パフォーマンスに遭遇。
b0214184_723153.jpg
巨大な緑の壁が・・・こんな大きい壁面緑化は、日本で見たことはありません。しかも、植物が大きく育って、緑の壁が盛り上がっていました。1本取られた気がしました。
b0214184_7312563.jpg
レストランの写真入りのメニューが・・・どれも旨そうです。生ハムを初め日本人の好きな魚介類が豊富にラインアップしていました。ただ、下段の右から2列目のPulpo(タコ)は、なんと14€。本場のMelideでは、同じものが6€。随分お値段が跳ね上がるもんだと思いました。地方の名産も築地で食べるとうんと高くなるのと同じです。
b0214184_10325574.jpg

ほどなく、Atocha駅に到着。明日の朝、Barcelonaに行くために乗車するAVE(新幹線)が出発する大きなターミナルです。予行演習も兼ねて、駅舎の中を探検することに・・・
b0214184_10521262.jpg
b0214184_11184817.jpg
中は、巨大なドームになっていて、ジャングルが再現されていました。こんな駅はみたことがありません。
b0214184_10571883.jpg
池には、亀が沢山いました。
b0214184_10555040.jpg
15時、Museo Nacional Centro de Arte Reina Sofía(ソフィア王妃芸術センター)に到着。入り口には、非常におしゃれな新しい建物と古い修道院が併設されていました。新しいものと古いものを巧みに融合させた設計コンセプトに感心させられました。
b0214184_11314211.jpg
不思議なオブジェの前で記念写真を・・・
b0214184_1137179.jpg


うれしいことに、この美術館は一部の写真を除いて、写真撮影がOK。
絵画は、稿を改めて、その2でご紹介します。

# by camino0810 | 2011-10-13 06:21 | CAMINO(スペイン巡礼) | Comments(2)