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2015年5月8日(金)イギリスⅡ その43 サウサンプトン、ポーツマス

14時30分、ソールズベリーを出発してサウサンプトンへ向かいました。
カーナビTOMTOMのお陰で順調に運転できました。この頃になると、メモから道路名が消えました。そのかわりナビ頼りになると便利さにかまけて記憶が残りません。

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(出典 Google)

FBは日記替りに付けています。記憶力の減退をカバーしてくれます。当日の感想を読むと、その時の気分が蘇ります。

以下、当日のFBから・・・

5月8日(金)、イングランド西部地方は曇り。
この日もお得意の貧乏暇なしの欲張り行程だった。
慌ただしくDevisezの宿からバース、ソールズベリー、サウサンプトン、ポーツマスと巡ってシーフォードのB&Bに泊った。
(省略)
段々時間が押してきて、サウサンプトン、ポーツマスは素通りに近くなった。両方とも海辺の街で現代的な街並みだった。ポーツマスの駅舎は2色の煉瓦を上手に使い分けて瀟洒な気分を出していた。
高速から海が見えた。5月3日にエディンバラから延々と車で南下してきてようやく5日目にイギリス海峡を見ることができた。

15時30分、サウサンプトンに到着、この街に滞在できる時間はわずかでした。港町だという知識しかありません。海の方に行って見ました。ガイドブックによると1912年4月10日タイタニックがこの港からニューヨークに向けて出航したそうです。

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(出典 Google)


クイーンズ公園の脇に車を停めました。ソールズベリーで痛い目に遭っているので、違反キップが貼られないよう駐車場所には十分気を付けました。


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海辺は新市街地になっているようでした。綺麗で清潔なスッキリした街並でした。赤レンガや石造り風の新しい建物が沢山ありました。


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メーンストリートと思われる場所を歩きました。昼間なのでなんとも言えませんが、車を排除した人優先の通りのように思えます。ヨーク、リーズ、バースと似たスキームだと思います。
中央部分も石張りにして両脇との境目に段差の小さいブロックを並べていました。建物のスカイラインが綺麗に揃っていて、電柱・電線はなく実に素晴らしい街並でした。夜になると、オープンカフェが一斉に立ち並ぶ段取りになっているように思います。


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これまでの経験からイギリスの街は何処に行っても素晴らしい設えになっていました。サウサンプトンも多分同じだろう思います。

サウサンプトンの滞在時間は30分程度、次の目的地ポーツマスに向かいました。
16時過ぎ、ポーツマスに入りました。ドーバー海峡を見ようと思い海辺を目指しましたが、海軍の基地に行きあたり断念しました。駅前で車を止めて一休みしました。駅舎は赤レンガを基調にして窓枠を石材で飾る瀟洒なデザインでした。


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赤レンガを基調にした街のように感じました。


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16時30分、ポーツマスから予約したB&Bのあるシーフォードに向かいました。

高速に入ると、すぐに海が視界に入りました。FBにはイギリス海峡と記していましたが、実際はラグーンではないかと思います。とにかく海を見るのは、5月3日のエディンバラ以来5日振りの事です。延々と車を転がしてイギリスの南端にたどり着いた訳で、少しだけ感慨深い身持ちになりました。


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以下、次号・・・




# by camino0810 | 2015-09-15 21:28 | イギリスⅡ | Comments(0)  

2015年5月8日(金)イギリスⅡ その42 ソールズベリー(2)

マグナカルタ1215は、横暴だった国王ジョンに対してその権力に一定の縛りを約束させた取極めみたいな文書だと思います。

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日本は当時鎌倉時代、同じような封建時代にある訳でイギリスの農民も日本の農民も重い租税に苦しめられていたようです。
説明書きには、イギリスの農民は、教会に1匹、領主に1匹、国王に1匹計3匹の羊を税として納めていたと書かれていました。
国王ジョンは自分の統治時代に国王の取り分を一気に1匹から3匹に上げたそうです。理由は国防費の増大だったようですが、農民が一揆をおこさず諸侯が国王と話し合いで決着させた事が意義深いように感じます。

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マグナカルタはイギリス伝統の議会制民主主義のハシリになった事案のようにも思えます。

Magna Carta : Spirit of Justice-Power of Words(公平・正義の精神、言葉・約束の力)

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ソールズベリーは長野の善光寺みたいな門前町かもしれません。参道を歩いてみました。

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城門は補修中でした。

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参道は観光客で賑わっていました。建物のスカイラインは低めに揃ってはいましたが、建物自体はバラバラで統一感はあまり感じられませんた。電柱・電線はありません。

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100円ショップ「Poundland」が表通りにありました。サイレンセスターでも見掛けたチェーン店です。大聖堂を歩いていた観光客がこの店のレジ袋を持っていたので探したら、すぐに見つかりました。

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このチェーン店は、食料品やお菓子なども売っていて大賑わいでした。サンドウィッチやチョコレートなどを購入しました。レジには沢山のお客が並びました。
これまで食べてきたサンドウィッチは概ね3ポンド前後、1ポンド(200円)のサンドウィッチはイマイチでしたが、値段を考えると納得できるものでした。

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エイボン川の河畔に行ってみました。エイボン川はこれで3つめです。このエイボン川はドーバー海峡に流れ下っています。江戸時代には、隅田川も淀川も「大川」といっていたので、エイボン川はイギリスではポピュラーな名称のように思います。
エイボン川の支川は緑が豊かでしたが、特筆するような事はなく、あまりインパクトを感じませんでした。護岸の根本には洗掘防止の鋼矢板が設置されていました。イギリスで人工的な河岸を見たのは初めてでした。

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転落防止柵の替りに高さ30cm程度の石材が並べてありました。

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駐車した場所に戻りました。駐車違反の紙がフロントガラスに貼られていました。

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50ポンド(10,000円)を当局に支払うよう書かれていました。2週間以内に支払えば半額の25ポンド(5000円)に減免するとも書かれていました。日本で駐車違反をした経験がないので、この金額の比較はできませんが、1万円とは半端ない金額で、折角のいい気分が台無しになりました。
2週間以内に支払えば、半額の25ポンド(5000円)に減免するとは実に巧妙なやり方です。日本では駐車違反切符は基本的には警察がきります。このCounsilとは評議会という意味合いです。イギリスお得意のPFIかもしれません。

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ダービーのTさんに処理の方法を聞いてみましたが経験がないので不明との事。結局、ヒースローのレンタカー屋さんで車を返すときに係の人に尋ねたら、ネットからの送金でOKとの事。
帰国後にカミサンにネットでカード支払での送金をお願いしました。送金確認の返事が当局から来なかったので、もう1回送金したら確認の返事が来たとの事。クレジットの請求は2回分の50ポンドでした。クレームの手続きが面倒そうなので泣き寝入りしました。
2014年のウィーンでも同様な経験をしました。
空港から市街地までCATという羽田のモノレールみたいな連絡線の切符をカードで購入しましたが、受領確認の返答がないので続けて2回エンターキーを押し、結局同じ切符を3枚買わされました。12ユーロ(1800円)のつもりが36ユーロ(5400円)になりました。当局には、初めての旅行者にも優しい配慮をしてほしいと感じます。

14時30分、ソールズベリーの街を出発。ポーツマスに向かいました。
以下、次号・・・

# by camino0810 | 2015-09-09 04:55 | イギリスⅡ | Comments(0)  

2015年5月8日(金)イギリスⅡ その41 ソールズベリー(1)

ソールズベリーはバースの東南約50kmにある街でした。大聖堂で有名な街です。13時過ぎにこの街に着きました。

当日の様子がFBに書かれていました。

5月8日(金)、イングランド西部地方は曇り。
この日もお得意の貧乏暇なしの欲張り行程だった。
慌ただしくDevisezの宿からバース、ソールズベリー、サウサンプトン、ポーツマスと巡ってシーフォードのB&Bに泊った。
(省略)
ソールズベリーは大聖堂の街だった。イギリスでもっとも背の高いゴシックだそうだ。意外だったのは十字架の交点の塔が最も高い事だ。フランス、スペインの大聖堂は正面のファサードの方が高かった気がする。国によって流儀も違うと理解した。
中庭から観た主塔も良かった。昔学校で習ったマグナカルタはこの聖堂に保存されているという事だった。歴史と伝統に溢れる大聖堂でもある。
参道にイギリスの100円ショップがあった。サンドウィッチなどもすべて1ポンドだった。

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イギリスの車旅行は今日で6日目、かなり慣れてきました。油断して路上駐車で罰金を取られた痛い目にあった街にもなりました。

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(出典 Google)

大聖堂付近は混んでいて駐車スペースがなさそうなので、少し離れた道路で車を停めました。1ポンドでも払って駐車券を買っておけば後悔しなかったでしょう。とんだ大けがをしました。駐車した場所の目の前は1558年創立のパブでした。中世、大聖堂の巡礼者がここで食事をしたり泊まったりしたかもしれません。

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Google のストリートビューは便利です。お店の名前さえ判れば場所を特定できます。この写真に映っている車と同じ場所に駐車しました。

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(出典 Google)

ソールズベリーは赤レンガの街でした。パースみたいに近在に石が取れなかったのでしょう。5分も歩くと大聖堂の城門に着きました。

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広々とした芝生広場の中に巨大な大聖堂がポツーンと建っていました。


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入口の案内板に大聖堂の説明書きがありました。
For over 700 years pilgrims have come to Salisbury Cathedral to seek inspiration in the glory and peace of the building and surrounding Close .We invite you to visit the Cathedral and 1215 Magna Carta, and other attractions in the Close and to the tranquility of this space .
(700年以上に亘って、巡礼者が輝かしい霊感と大聖堂と回廊の平安を求めてソールズベリー大聖堂を訪れてきた。大聖堂、回廊にある1215年のマグナカルタや数々の展示物に触れて、この場所の静謐さを味わう事ができます。)

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この大聖堂も十字架の形をしており、ルール通り主軸は東西方向を向いていました。他と違っていたのは正方形の回廊が付いていた事です。

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十字架の交点の主塔が最も背が高いのは、イギリスの流儀のように思えます。ソールズベリーの主塔は100m位はありそうでした。フランス、スペインはファサードの方が背が高かったと記憶しています。

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西側のファサードも巨大でした。沢山の聖人像が掘り込まれていました。

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大聖堂と回廊の間はお洒落なレストランになっていました。歴史的建造物の一部をレストランにする大胆さには大いに感心したもののお値段が相当張っていたのでスルーしました。大聖堂の運営管理をイギリスお得意のPFIでやっているのかもしれません。

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回廊を歩きました。

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回廊から見上げる大聖堂も迫力がありました。

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この回廊に大憲章(マグナカルタ)が保存されている事を知り驚きました。1215年に成立した世界最初の憲法だと中学で習った記憶があります。

以下、次号・・・


# by camino0810 | 2015-09-06 21:16 | イギリスⅡ | Comments(0)  

2015年5月8日(金)イギリスⅡ その40 バース(3)

大聖堂の脇に再び戻って来ました。この景色を入れた写真を何としても記念に残そうと思い、撮ってくれそうな方を待って写真をお願いしました。


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大聖堂は教科書通り、空から見ると十字架の形をしていて、建物の主軸は東西方向を向いていました。


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ハチミツ色の石材は多分砂岩だと思います。バースの街の建物は砂岩のハチミツ色が基調になっている感じでした。近くに砂岩が取れるのでしょうか。デビズやマールボロが赤レンガでした。地産地消で街の風合いが決まるようです。


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ルール通り西側にファサードがありました。

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ファサードの隣にローマ浴場の入り口がありました。よく考えると、ヨークと同じように古代ローマ時代からこの街があった訳で2000年近い歴史がある事になります。なにせ街の名前がお風呂の語源になったほどなので、当時から立派な浴場があったのではないかと思います。
何故、古代ローマ軍がこの地に駐留したのか・・・ヨークとの共通点は川の傍にある事や農業地帯に隣接している事。
要件は、防衛しやすい事、食料やエネルギーが確保し易い事、兵員や軍事物資が運搬しやすい事など・・・ローマ帝国は熱心に道路を建設した事はよく知られていますが、川も運搬路として上手に利用したのではないかと考えます。
3年前にこの浴場を見学しました。今回は時間がないのでスルーしました。

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総石張りのメーンストリートを歩きました。自動車の乗り入れを排除し、街路を広場風に全面歩道にして舗装は石張りにしてありました。この方式は、ヨーク、リーズでも見掛けました。
中心街区は人を中心に据えた街づくりとし、人をメーン、車をサブにというスキームを感じました。イギリスの流儀だと思います。
日本はおよそその逆で車主体の街づくりになっているように感じます。
日本にもかつて「街路構造令」なる法規があったそうで、それが「道路構造令」に置き変わった事を同級生のN大学のA先生が嘆いていた事を想い出しました。


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COSTAのエスプレッソ(1.4ポンド、280円)で一休みしました。


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路上にお店が張り出していました。


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メーンストリートを離れると、車道はアスファルト、歩道は石張りにしてありました。


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路上パフォーマンスもやっていました。


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車と人が混在する街路もありましたが、歩行者優先です。建物の色合いやスカイラインは綺麗に揃っていました。電柱・電線はありません。


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バースにもwagamamaがありました。



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リーズで見たサーカスはバースにありました。行くのをすっかり忘れていました。
実に大胆な街区設計です。
お得意のラウンドアバウトとフラット群を巧みに組み合せたように感じました。円環の芯は大きな木と芝生の中庭風の公園になっています。
円環道路に面した各戸はこの中庭を借景にできます。円環状のフラットで各戸が繋がっていて、中庭を共有することでコミュニティーが生まれるのではないか。
日本も人口が減り始めました。これからサーカスのようなコンパクトな街づくりが必要になってくるでしょう。


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出発時間が迫ってきました。
路地を歩いて駐車場に戻りました。路地裏のお肉屋に観光客が集まっていました。早速、このお店を覗いてみました。
いつものように品揃えとお値段のチェックをしました。牛がメーンのようでしたが、牛、豚、鶏の部位が沢山並んでいました。牛、豚は概ね1kg7ポンド(1400円)、鶏は5ポンド(1000円)。円安を考えると、日本よりかなり安いのではないか。Tボーンなどの高級な部位は17ポンド(3400円)と高いです。


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お惣菜やパイも売っていました。スコッチエッグは1個1.1ポンド(220円)、肉入りのパイは1.6ポンド(320円)。


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教会の傍にある駐車場はスーパーに隣接していました。中まで入る時間はないので見学は省略しましたが、レジはセルフチェックアウト方式でした。2013年のフランスの地方都市のオルレアンのスーパーでも同様な方式でした。


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駐車場のレシートを見ると、9時59分入庫、11時23分出庫、3.7ポンド(740円)とかなり高めな駐車料金だと感じます。
11時30分、バースの街を出発して次の目的地ソールズベリーに向かいました。
エイボン川の対岸の住宅地の道路で車を停めて、バースの市街地を眺めました。実に素晴らしい眺めでした。ハチミツ色の建物群の屋根は灰色でした。屋根材は粘板岩(スレート)を使っているようでした。この2色がバースの街のシンボルカラーになっているように思いました。


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郊外の住宅も実に立派でした。


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真新しい住宅はこれまで見た来たタイプと同じ2棟続きでした。



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地方道A36を走って、ソールズベリーに向かいました。牧草地の中のアップダウンの道を走りました。快適なドライブでしたが、皆、結構なスピードで飛ばします。ジェットコースターに乗っているような気分で結構スリリングでした。

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13時過ぎ、ソールズベリーに到着しました。
以下、次号・・・

# by camino0810 | 2015-09-05 20:33 | イギリスⅡ | Comments(0)  

2015年5月8日(金)イギリスⅡ その39  バース(2)

パルトニー橋の袂から階段を降りてエイボン川の河畔の散歩道を下流に向けて歩きました。
対岸の河畔の歩道は上下2層構造になっていました。川は写真右から左に流れています。
上段は道路に接した歩道で先ほどここを歩きました。下段のピロティ―式の散歩道は、大変珍しい構造です。日本では小倉の紫川の一部で似たような事例を見た事があるくらいです。
日本であれば、ピロティ―式の散歩道を採用せず、多分、カミソリ型の護岸として処理されるのではないか。河川区域と道路区域を重ねる事が果たしてできるのか・・・そのあたりに日本のかわまちづくりの課題が潜んでいるように感じました。


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落差工の左岸側にはゲートが設置されていました。多分、下流に流下する流量の調整をする施設のように思います。

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このゲートも大変ユニークな構造になっていました。回転式ゲートですが、日本の場合、アームは1本ものの鋼材が多いように思いますが、ここではトラス構造になっていました。

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施設自体が結構巨大で、ゲートと反対側にカウンターウェイトが付いていました。自重を利用したヤジロベー型の開閉方式にように感じました。
大阪城の脇を流れる東横堀川に似たようなゲートの付いた閘門を遊覧船から見た事があります。大阪の回転式ゲートは油圧シリンダーで駆動するタイプでした。

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少し下った散歩道から対岸のピロティ―式の散歩道を振り返りました。左には大聖堂が見えています。

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下流の風景はこんな感じ・・・川は写真の右手から左に流れています。
珍しい事に護岸の天端には柵がありました。唯、柵の高さは抑えていて暗い色調にしてありました。

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更に歩いて来た道を振り返りました。

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カモの番いが泳いでいました。気になるのは水面を漂う泡。昔の多摩川みたいで正直頂けません。下水処理が不完全なのか農場に散布した肥料が流れ出ているのか・・・
これまでイギリスの水辺をかなり見てきましたが、水自体が澄んでいたのはボートン・オン・ザ・ウォーターの浅瀬くらい、残念ながらそれ以外の川は透明度が低かったです。

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North Parade 橋の袂まで来ました。川沿いや運河沿いにFootpathが沢山設置されていました。エイボン運河の上流にはデビズの連続15連の階段式閘門があります。

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橋の袂からこれまで歩いてきた散歩道を振り返りました。川沿いの風景も実に秀逸でした。川は写真の上から下に流れています。左岸(写真右側)の散歩道(Footpath)は上下2段構造になっていました。川へのアクセスが大変良いです。珍しく護岸には柵がありますが、膝上くらいに抑えているのが気が利いているなと感じました。
対岸は土手形式の散歩道になっており、左右岸でデザインを変えているのもいいなと思いました。

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橋をやり過ごして下流まで足を伸ばしました。青いナローボートが1隻停泊していました。The Penny Lane という観光会社が運営する観光船でした。船上には観覧席の付いていました。ビートルズがこのあたりでコンサートでも開いたのでしょうか・・・

http://thepennylane.co.uk/

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もう少し下流まで足を伸ばせが、エイボン運河と閘門を見られたはずです。この時はそんな知識はありません。時間もないので橋の上に出ました。
写真の上に写っているのがパルトニー橋です。たかだか10分程度、川沿いのフットパスを歩いただけですが、実に楽しい散歩になりました。


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公園の脇を歩いて大聖堂の傍の最初の地点まで戻りました。

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次は、バースの中心市街地を歩きました。
以下、次号・・・

# by camino0810 | 2015-09-02 04:25 | イギリスⅡ | Comments(0)