今日の目的地は、Estella(エステージャ)。
スペイン語はほとんどローマ字読みでOK。ただし、LLは「ジャ」、Zは「ス」、Xは「ショ」などが例外。フランス語は、語尾の子音を読まないし、読み方にも様々なルールがあり、ややこしいです。同じラテン系のお隣同士でも結構違うものです。
歩行距離は、20km(累計110.4km)。
足の具合はまずまず。ほんの少し豆ができた程度。友の会の藤野さんから教えてもらった「5本指+厚手ソックスの2枚履き」とモンベルのおねーさんに丁寧に選んでもらったシューズのおかげでした。
いつものように、6時00分出発。「王妃の橋」を暗いうちに渡って、田園地帯を歩いて行きました。
麦畑の巡礼路を歩いていくと前方の小高い丘に小さな町が・・・
近づいていくと・・・。丘の頂点の背の高い建物が教会です。
町の中はこんなふう・・・
町を抜けると、小川にローマ時代の石橋がかかっていました。
ブドウ畑の中を歩きます。
国道脇の巡礼路を歩いていくと、橋が・・・水路橋です。
caminoの間ずっとお世話になった目印が・・・ホタテ貝と黄色い矢印です。
ようやくEstellaの街に到着しました。
この街は歴史のある宿場町らしいです。沿道に由緒ある寺院がありました。
川をせき止める堰は川に直角ではなく斜めに設置されていました。日本でも昔の堰はこのタイプです。
11:30分 アルベルゲの到着。7€払ってチェックイン。
アルベルゲの前の巡礼路はこんな感じ・・・
荷物を置いて、買い物と市内見物に・・・
食料品を買ったお店の中はこんな風でした。陳列ケースの中にサラミ、チョリソーなどの加工品、牛乳、ヨーグルトが並んでいました。様々の雑貨も売られていました。
川には、上部が尖ったアーチ橋がかかっていました。
寺院のファサードも年輪が感じられます。
丘の上にも寺院がありました。
近づくとこんな感じ。如何にもスペインらしい雰囲気が感じられました。
アルベルゲに戻って昼食。食堂兼キッチンでは、お昼ご飯の準備をする人も・・・
Curtisさんが作ったパスタをごちそうになりました。彼は大変料理が上手です。
15時から2時間のシエステ。再度、街の見物に・・・
大きな街ではありませんが、教会の建物があちこちにありました。
街の中心部に向かって歩いて行きました。街路には、トヨタの「ヴィッツ」のようなタウンカーの宣伝にお似合いな気分があります。
中心部の広場に到着しました。カテードラル(大聖堂)が必ずセットでついています。広場のベンチに腰かけて、アイスクリーム(2.3€)を食べました。
Estellaは、コンパクトながらもたくさんの教会建築、雰囲気のある街路など見どころが豊富な街でした。季節を変えて再訪してみたい街の一つでした。