2010年11月29 日(月) 東京 東大、湯島天神、不忍池、上野恩賜公園

2010年11月29 日(月)、ノーベル化学賞を受賞した根岸英一さんの講演会に行きました。場所は、東大の安田講堂。東大のキャンパスは、文京区本郷にありました。
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大学の構内は、改築工事が行われていました。煉瓦造りの旧館に覆いかぶさるように新しい校舎を建築していました。旧館の周りに円筒形の鉄骨を建てて、上部の新館を支えるユニークな構造でした。
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内部から見ると、内側から別の鉄骨で支えていました。サンドウィッチの「SUBWAY」が入っていました。別の建物には、日比谷「松本楼」や「スタバ」も・・・きょうびの大学は昔と違って、随分、自由な気分がありました。
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 古いもの保存しつつ新しいものを重ねる手法は、この年の9月、スペイン巡礼後に訪問したマドリッドのMuseo Nacional Centro de Arte Reina Sofía(ソフィア王妃芸術センター)の設計コンセプトに似た印象を受けました。写真右手の建物が、修道院。左側が新館です。
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安田講堂の内部は、こんな風・・・2階建ての伝統的な造りでした。清水建設の前身の清水組が建設し、寄贈した建物だそうです。
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受賞対象の触媒の研究は、高校時代に習った周期律がでるなど、懐かしい部分もありましたが、内容は難しかったです。
根岸先生の講演のユニークさは、「どうやってノーベル賞を獲るか?」についてのテクニック論でした。先生によれば、ノーベル賞の受賞確率は、10,000,000人に1人。10のマイナス7乗の確率。これを1歩1歩クリヤーすることだそうです。
具体に言うと、名門小学校に入学して最初の1/10をクリヤー、次に名門中学校に入学して次の1/10をクリヤー。これを繰り返して、名門大学入学段階で10,000人に1人。
後の3段階が最もきつくなるそうです。大きな転機は、民間の化学メーカーの在籍中に、アメリカ留学を決断した時点だったとのこと。
かなり前の事なので、よくは覚えていませんが、ノーベル化学賞の高名な先生の研究室に入るのが、最終ステップの1つ前くらい。最後のステップは、業績の積み重ねと発表だったと記憶しています。
根岸先生の「ノーベル賞の傾向と対策」を聞いて、純粋な研究とは別の計算高い世界も視野に入れておく必要があるのかと意外な思いがしたものです。

池之端門を出て、不忍池の脇を歩いて、湯島天神に向かいました。北側の入り口から境内へ・・・
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本殿は改築を終えたばかりで、真新しかったです。
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それ程、大きな神社ではないのですぐに反対側の入り口に・・・
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この神社は、合格祈願で有名なようでした。合格祈願の絵馬がどっさり掛けられていました。
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再び、歩いて上野駅へ・・・
途中に如何にも東京の下町風情が感じられる風景に出合いました。板張り壁の二階家と軒下の鉢植えが・・・
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不忍池はすっかり晩秋の気配でした。彼方には建設中の東京スカイツリーが・・・
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中の島へ歩いて行きました。
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東京湾、隅田川からカモメが遊びに来ていました。
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蓮池の向うに、中国風の楼閣が・・・
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上野恩賜公園の丘に登ると神社が・・・
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この地で戦われた上野戦争の幕府側の戦没者のお墓がありました。
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最後は、西郷隆盛の銅像。
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上野駅にスペイン料理のお店が・・・
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スペインを約1か月歩いてきた直後なので、懐かしくなり、思わず入店。赤ワイン、トルティージャ(スペイン風オムレツ)、ひよこ豆とチョリソーの煮込みをオーダー。味は、まずまずの合格点。
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晩秋の東京を感じたプチ旅行でした。

by camino0810 | 2012-01-03 16:01 | 東京 | Comments(0)  

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