2012年5月5日(土) 今日は晴。やっと晴れてくれました。
朝5時起きして、探検も兼ねた散歩に・・・・
宿の時計は5時40分。部屋に備え付けのホットチョコレートで腹ごしらえしていざ出発。
お世話になったB&Bの全景はこんな風・・・実に可愛らしいたたずまいです。僕たちが泊まった部屋は、2階の左から3番目の部屋。
再び、サイレンセスターの中心部へ。
綺麗な街並みです。
路地の狭い街並みはこんな風・・・
街はずれの公園に向かいました。住宅街も綺麗にしてありました。
公園のゲートに到着。
この公園は、プライベート。
民間人が私有地を公園として開放しているのは、実に感心。維持管理費は、どうしているのか?セレブな人たちが果たす「ノーブル・オブリージュ」と呼ばれる義務的な行為なのか?階級社会のイギリスならでは慣習なのか?よく考えると、日本ではありえないことです。敢えて言うなら、江戸時代の個人によるインフラ整備。例えば、京都の豪商角倉了以が開削した高瀬川など。
あのチャーチルは、パブリック・スクールの出身。パブリック・スクールとは、私立学校。でも、名称は「Public」。このあたりにイギリス独自の社会制度が隠れていそうです。
開園は8時。看板には、園内は徒歩か騎乗のみ。ゲートと建物の周囲100m以内では犬にリードをつけることと注意書きが・・・
細かい注意を拾ってみると
①8時から17時まで開園
②ボール遊び禁止
③指定車両以外通行禁止
③自転車、ピクニック、火を燃やす行為、キャンプ禁止
④出入りは、門だけから
⑤国が決めたルールを守ること
⑥ゴミは持ち帰ること
まだ、開園前なので、他を散策することに・・・・
公園の脇には、古城がありました。公園は、このお城の持ち主かも・・・超セレブな社会がいまでも息づいているのか?
お隣の建物の標識にビックリさせられました。1802年の完成。200年以上住み続けられていました。このあたりも物を大切にして、長持ちさせるイギリス人の本領発揮というところでしょう。
公園脇の水路沿いの小路を歩いていきました。綺麗な小川と石橋、レンガ塀、実に、絵になる風景でした。
澄みきった川底には、沢山の藻が・・・
しばらく行くと、家が消え、河畔林が・・・河岸に人工的な構造物がないのが優れもの。
そろそろお腹もすいてきたので宿に戻ることに・・・途中にあった家には見事な蔦が這っていました。
この建物は、1880年の作品。王冠のエンブレムが付いていました。
街の中心にある市民ホールでは、クラフト・ショップの垂れ幕を設営中。今日は、土曜日なので、沢山、人が集まるのでしょう。
宿の近くにはフラットと呼ばれる長屋風の建物が・・・小綺麗にしていました。
図書館は、ふつうのビル。
宿に戻って、朝食。食堂は可愛らしい気分が演出されていました。
今日も定番のイングリッシュ・ブレックファスト。
部屋に戻って、出発準備。なかなか綺麗な部屋でした。
シャワー、トイレも実に清潔。
チェックアウトを終わらせて、教会前のバス停へ・・・晴天のサイレンセスターにしばしお別れです。
教会も晴れやかな表情。
最初の夕食を摂ったパブ「THE BLACK HORSE」。
パン屋さんには、うまそうなパンがならんでいました。
魚屋さんには、氷の中に旨そうな魚が埋められていました。
日本の杉玉に似た緑色の球が・・・何のためのものでしょうか?
これから、ノースリース、バイブリ―に向かいます。その後、もう一度、このサイレンセスターに戻りました。