2013年5月3日(金) フランス その4 パリ セーヌ川その①
2013年 07月 11日
途中、旨そうなお惣菜屋があったので、立ち寄りました。このお店のご主人や店員は気さくでとてもフレンドリー。慣れない英語で懸命に商品の説明をしてくれました。
サラダや揚げ物、お菓子などを購入、食べながら駅に向かいました。
シャトレー広場からシャンジュ橋の袂に・・・パリの中心街はどこも圧倒的に綺麗でした。
パリの街を表現する端的な言葉は”シック&ゴージャス”、パリの街の設計コンセプトのようにも思えます。
土木屋の僕は驚かされたものです。足場の安全ネットに補修する建物が印刷されています。パリの街の景観価値を毀損しない配慮が感じられました。
工事金額 11,300,000€(15億円)
工期 2010年12月~2014年6月
パリの街の歴史を勉強できます。
ローマ時代の1~3世紀頃は、シテ島と市内の南側(セーヌ左岸)に建物が集中していました。北側(セーヌ右岸)はほとんど家がありません。円形の川はちょうどマルタン運河があるところのようです。背後の小山は、モンマルトルの丘に相当するようです。
シテ島の周囲には城壁が設置されていました。セーヌ川をお堀替りにして城垣を廻らす。日本のお城と同じです。よく見ると、帆船が岸に付いています。舟運は一昔前は最大の輸送手段です。
興味深いのは、シテ島の5本の橋にはすべて住居があったこと。当時の橋は、橋上住居が当たり前になっていたようです。フィレンチェのベッキオ橋と同じです。
有名なポンヌフはまだできていません。図面の丸印の上の建物はノートルダム大聖堂です。
”私は道、真実、生命”という意味深な言葉が4か国語で記載されていました。”私”とは多分キリストのことでしょうか。
外国に行くたびに、この順番に着目してきました。通常、自国の言語を最上位、以下親近度の高い順に記載されるのが普通でした。この場合は逆に下からフランス語、スペイン語、英語、ドイツ語の順。初めてのケースでした。スペイン語の”EL CAMINO"は、僕のブログのハンドルネームです。
これまでの僕の経験だと、日本はかなり上位を占めていることが多かったようです。この文言がキリスト教の言葉なので、日本は外さざるを得なかったと考えてよさそうです。
ノートルダム大聖堂の手前は工事中。仮設のスタンドにはフランス人のファーストネームがオンパレードでした。クレール、リューク、ロシュ、アンドレ・・・友人のカトリーヌも結構ポピュラーな名前のようです。
ようやくお目当てのノートルダム大聖堂の前にやって来ました。
以下、次号・・・
by camino0810 | 2013-07-11 23:55 | フランス | Comments(0)