ランブイエの牧場のお祭りの見学を終えて、一旦、カトリーヌの自宅に戻りました。市場で買ったカキやお肉、野菜を冷蔵するためです。このあたりはパリから南西の40kmの場所、カトリーヌがパリまで電車あるいは車で通勤しているところから考えて、パリの通勤圏と考えよさそうです。
僕の住んでいる北本市も都心から40km程。状況的には似ていました。
当然、ランブイエや周辺の町、村なども通勤圏。道路もきっちり整備されていました。
5月の初旬でも街路樹は眠ったままの場所もありました。今年のパリは寒かったようです。
新緑の道も走り抜けました。気持ちのいいドライブです。
ランブイエには、鉄道駅、教会、公園、スーパーなどの都市施設が整っているようです。郊外の国道沿いには、日本と同様に郊外型の食品スーパー、ホームセンターなどがありました。
村の中心部には、日常的に必要なパン屋、薬屋、タバコ屋、パブとレストランのみ。後は車でまとめ買いといった生活パターンが想定されます。
カトリーヌの自宅から車で20分ほどでヴェルサイユの郊外に到着。街路樹が綺麗に剪定された道路を走ります。
電柱やケーブルが地下に埋設されているのでスッキリしていました。
ヴェルサイユ城の入り口付近の駐車場に車を入れました。
ヴェルサイユ城は、ルイ14世の住居兼政務場所。多くの官僚も近くに住んでいたようです。
地図の下側が入り口、駐車場。広大な敷地は大部分が庭園と運河、地図右上がマリーアントワネットが住んだトリアノンでした。
時刻は14時過ぎ、遅めのランチを近くのクレープ屋さんで・・・娘がガレットを食べたいというリクエストを事前にカトリーヌにメールしてありました。彼女は今日1日のミニツアーの中に、このお店を選択したようでした。
クレープはお菓子と思っていましたが、食事用のクレープもあり、驚かされました。
ギャルソンはお話し好きで陽気な青年でした。髪型、服装などはアメリカ人風でしたが、正真正銘フランス人。もちろん、英語も堪能。僕の家族も彼と笑いながら会話しました。愛想がないというフランス人のイメージがまたも崩れました。ランチは17€(2,200円)のコースをチョイス。
メーンのそば粉のガレットは、旨かったです。肉や野菜をソテーした具材をそば粉のクレープで包んで、生の黄身をトッピングしてありました。
ヴェルサイユ城は、とにかくシック&ゴージャス。パリの街と同じ。抜けるような青空にお城が一段と映えていました。
次回は、お城の中の感想など・・・