17時50分、成田空港着。娘と別れてカミサンと埼玉の自宅までバスで帰りました。荷物をかたずけて、カトリーヌからもらったスズランを花瓶替わりのコーヒーカップに挿しました。
① フランスは都市、田舎ともいいところだった。イギリスのような完璧性が緩和され、程よい適当さがあり、なじみやすい。それでも、街も田舎も絵葉書のように綺麗 だった。(スペインは、フランスの適当さがもう少し進んでいる感じ)
② フランスの観光資源としての価値は非常に高い。歴史遺産を非常に大切にしており、多くの街でその補修工事が行われていた。多分、フランスには、ガイドブックに載っていない素敵な街や河が、他にも沢山あるだろう。
③ アンボワーズ城とロワール河は絵になる。街も良い。
④ 車は結構飛ばす。
⑤ フランス人は、思いのほか暖かい。パン屋、総菜屋、カフェのギャルソン、友人など上手とは言えない英語で丁寧に対応してくれた。個人主義であっても、人づきあ いはいいかも・・
⑥ カトリーヌの人柄に家族はすぐ惚れ込んだ。
⑦ ロワール地方は平地が大半。どこでも住める。風景は似ている。
⑧ ロワール川と街はいい調和を保っており、水辺空間もよい。街と道路、河は一体である。
⑨ ロワールの河畔の植生は豊か。河岸をいじっていない。多分、生物も豊富だろう。
⑩ 最近、洪水が減っている。既往最大水位は、ロワール1856年、セーヌ1910年。洪水の大きさは、多摩川よりもかなり小さい。
⑪ 両河川とも増水していた。河岸のベンチが使用不可。水は濁っていたが、違和感はなし。清流は必ずしもキーワードではない。
⑫ 食べものは、エールフランスの機内食からハイレベル。バゲット、レーズンパン、チョコレートパン、クロワッサンは、旨かった。特に、オーファルジのクロワッサ ンは安くて大きくて旨かった。
⑬ 朝食は、コーヒー、パンだけのシンプル仕様。
⑭ 寿司はうまいが、高い。
⑮ 日曜日は、安息日なのでお店が休み。閑散としていた。賑わいを実感したいなら、日曜日は外した方がよい。
⑯ 3都市(ツール、ナント、オルレアン)ともトラムが活躍していた。電柱、電線の地中化は浸透しており、街がスッキリしていた。
⑰ ナントのメーンストリートは車を排除していた。
⑱ PERは普通電車だが、平均時速は100kmを超えていて、コダマ並みの速さだった。
⑲ 改めて、パリはゴージャスな街だった。
⑳ 地方都市でも、夜はカフェでにぎわう。
21 たばこ天国。屋内は完全禁煙でも、屋外は吸い放題だった。たばこは、カフェとセットでフランス文化か?
22 豚肉の値段は日本並みかそれ以下。牛は、意外と高い。魚の種類は豊富で日本でもお馴染みのものが多かった。タコやイカも食べる。
23 外食は日本より高め。コーヒーの大は、3€、400円、日本より高い。
24 女性のスカートは皆無。皆、パンツ。
25 自分(184cm)より背の高い男は少ない。ルーブルの彼が身長2mで唯一。スペインでもそんな感じだった。ラテン系は、多分、そうだろう。
26 マラソン人が多い。肥満した人も多い。カップルが意外にも少なく、同性のグループも多かった。
27 女性は予想外に美人が少なかった。
28 2つ星の個人経営のホテルはイマイチ、シャワーのみ。四つ星は、バスタブもあり広く快適。2人以上の利用なら、かなりリーズナブルな値段。
29 日本の伝統的な文化、精神も浸透か?(TAO,ZEN,KOOKAI,SAMOURAI)
30 忍者アニメをやっていた。日本のアニメやサブカルチャーは相当浸透している。
31 今回も英語力の不足を痛感した。
32 ネイティブのRの発音で以前から感じていた疑問点が解消し、得心した。オペラ→オペハ。ランブイエ→ホンブイエと発音していた。
33 ナントは落ち着きのあるいい街だった。
34 オルレアンはこじんまりとまとまったスクエアな街だった。ブロワとセットで、また行ってみたい。