アンドラーシ通りとホテルのあるテレッツェ通りの交差点は、東京で言えば、表参道と青山通りの交差点みないなもの。
ブランド時計のお店が角に建っていました。このときは気づきませんでしたが、中国銀行とSAMSUNGの支店が2つの隅にしっかりお店を出していました。
アンドラーシ通りはブダペストのシャンゼリゼだそうです。パリのシャンゼリゼに比べると小振りですが、軒を揃えた瀟洒でクラシカルな建物、綺麗な街路樹など世界遺産にふさわしい格調を持った街路でした。
英雄広場方面に歩いていると、左側に珍しい幟が出ていました。ソ連の作家「ソルジェーニツィン」の写真でした。この建物はロシア大使館の類だろうと思っていました。帰国して調べると、「House of Terror」(恐怖の館)という博物館で反共産主義などをコンセプトにしているようでした。
お天気にも恵まれ、この街路を実に気持ちよく歩けました。
ほどなく「英雄広場」に到着。
この広場は広々としていてデザイン的にも優れた広場でした。観光客にお願いして写真を撮ってもらいました。
中央の塔の上には、王冠と腕木が2本の十字架を持った天使が。。。ハンガリーもスロバキアも腕木2本の十字架が国旗に描かれています。塔の下の勇敢そうな騎士たちが建国の英雄ということでしょうか?
この塔を囲むようにアーク状に配置されて門にも沢山の英雄像が飾られていました。
よくよく考えてみるとこれだけ英雄像を並べたてた施設を見たことはありません。上野公園の西郷像、桂浜の竜馬像、靖国の大村益次郎像、マドリッドのスペイン広場の像、バルセロナのコロンブス像などすべて単独。英雄たちの顔見世大興業は、かっての大帝国の栄光を誇示するためなのでしょうか?
英雄広場の後ろには堀と公園がありました。
公園では屋台でトウモロコシ、プレッチェル、綿アメが売られていました。
数人の男女が、芝生で空手とダンスをミックスしたような民族色の強いパフォーマンスをしていました。
お堀を渡って博物館になっている古城に向かいました。
素朴な教会もありました。ロマネスク型かも・・・
博物館には沢山の装飾が施されていました。
園内でバイオリンを演奏する人も・・・リストを輩出した音楽の街ということでしょうか?
20時くらいになってようやく夕暮れ・・・
暮れなずむアンドラーシ通りをドナウに向けて戻りました。
英雄像・・・誰でしょう?
この通りの建物は3階建てで高さが揃えていました。イスラム風の装飾が施された建物も。。。
アマデウスを上演している建物も・・・
例の「恐怖の館」も・・・「TERROR」という切り抜きが見えています。
出だしの交差点に戻ってきました。夕暮れの通りもなかなかお洒落な気分がありました。
「PLANET SUSHI」もありました。
4年前にパリでも見かけました。寿司はワールドワイドなステイタスを勝ち取った感じがします。
冒頭の交差点に戻ってきました。
これから、お目当ての鎖橋に向かいます。以下、次号・・・