ウィーン本川の船着き場を離れて、プラタースターン駅を目指して再び市街地を歩きました。
このあたりは工場跡地の再開発地区のような気分がありました。現代的な建物が沢山並んでいました。旧市街の縁辺にある新市街地という感じでした。
建築中建物に出会いました。定置式水平ジブクレーンを使用していました。
新規のインフラ投資も割と盛んな感じです。建物の建てる際には必ず資材を運搬するクレーンが必要ですが、これまで観てきた国ではその種類が違っていました。国ごとに好みのタイプがあるようです。ヨーロッパ大陸の国は、水平ジブクレーンばかりでした。
定置式クレーンには大別すると、①タワークレー②水平ジブクレーンの2種類があります。日本はタワークレーン方式が圧倒的に多いです。
① タワークレーン:日本、イギリス、台湾
② 水平ジブクレーン:スペイン、フランス、アメリカ、スロバキア、オーストリア
団地の中を歩きました。
アパートに囲まれた芝生広場には公衆トイレがありました。ブダペスト、プラハは概ね50円程度の有料トイレでしたが、ウィーンの街は珍しく無料でした。
そろそろ催してきたので渡りに舟とばかりトイレに入ってみましたが、まさに鼻をつまむ状況になっていました。公衆マナー不足はどの国にも共通のようでした。
広場の花壇には葦が植えてありました。このあたりは土地が低かったかもしれません。葦の花壇は初めて見ました。
団地を抜けて駅に歩いていきました。中低層のオフィス街といった感じでした。日本と変わるところはありませんが、軒の高さはしっかり揃えてありました。
カラフルでお洒落な建物もありました。
オフィス街の通りの向こうのに対岸のランドマークの超高層ビルが見えました。
駅裏には広大な空き地が残っていました。
9時過ぎ、プラタースターン駅に到着しました。
電車通りはコンクリート舗装でした。名古屋の錦通りと同じです。
駅前には立派なモニュメントが建っていました。
韓国の自動車メーカー「KIA」の支店がありました。
10時にホテルで大学の同級生の娘さんと待ち合わせをしていました。駅前通りをドナウ運河に向けて歩きました。
地下鉄1号線の駅をやり過ごして歩いて行きました。
SAMSUNGのウィーン支店がありました。随分とリッチな建物です。韓国パワーを感じました。
ようやくドナウ運河に戻ってきました。9時30分、朝6時にホテルを出発して3時間半歩いたことになります。
以下、次号・・・