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2015年5月4日(月)イギリスⅡ その11 エディンバラ~アンブルサイド

14時過ぎ、再びエディンバラの街に入りました。M90~A701に入って南下を続け、湖水地方のアンブルサイドを目指す作戦でした。
また、迷子状態になりました。頭の中にアバウトでも地図が出来ていれば標識やランドマークで修正ができますが、地図はほとんど真っ白なまま。あちこち走り回って、あげくの果てに運河沿いのショッピングモールにやってきました。ここの駐車場に車を停めて仮眠を取りました。
ショッピングモールは、日本でもよく見掛けるお馴染みのモールでした。旧市街を外れた場所なのでRC構造の普通の建物でした。このモールの位置を特定するため店内に入ってインフォメーションの女性にエディンバラの地図を示して尋ねました。LEITH DOCKS というドックが沢山ある場所でした。
14時30分過ぎ、出発。
太陽の位置を目安に大きな道路を南方向に走りました。失敗を重ねたご褒美でエディンバラの街中を車の中から観察できました。実に綺麗な街並でした。

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街路樹に見える木々は、実は建物の敷地内のもの。エディンバラの街には街路樹が少なったように思います。

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電柱・電線はすべて地下化されてスッキリした街並です。


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4階建ての石造りの建物が軒を揃えて見事なスカイラインを創っていました。


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見た事のある風景が視界に飛び込んできました。昨日歩いたA701でした。「北橋」の橋詰にカールトンが見えました。ここまで来ると勝ったようなものです。

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A701のおさらいです。

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昨日は朝が早かったので、人通りはまばらでしたが、15時くらいだとそれなりの賑わいが感じられました。

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中心街を抜けると住宅街です。

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街中には流石にラウンドアバウトではなく信号交差点です。

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日産の車は1.5万ポンド(≒290万)と結構なお値段でした。

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街を抜けると平坦な牧草地が一面に広がりました。少し退屈ですが気持ちのいいドライブが続きました。

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スコットランドもイングランドも日本より面積が小さいものの平坦地が大半なので人が生産活動ができる可処分所得みないな土地ははるかに大きいと思います。
 「イギリスの有効国土面積は日本より大きい」
この事は川の形態にも大きく影響するわけで、平均的な河床勾配は日本に比べて小さく洪水の出方が遅く、その分ピーク流量も小さいという事になりそうです。
イギリスは、山がほとんどなく平地が大半のようなので自ずから多極分散型の国が形成されたように感じます。ロンドンは特別に巨大な都市(800万)ですが、2番目がバーミンガム(100万)、3番目がグラスゴー(60万)、エディンバラは7番目(40万)でした。
日本の場合、基本的に川が造った河口付近の低平地にしかまとまった土地がないので、主要都市はほとんど海沿いにあるのは当たり前だと思います。水は有るので、人口を維持できる食料、材木やエネルギー(焚き木)などが手じかに得られる場所ならOK。
イギリスは元々可処分な土地が全土に拡がっているので分散するのはある意味当たり前と考える事ができます。中世~近世にかけて人口を養う土地の生産力自体が乏しかったので、集中するメリットよりデメリットの方が大きかったからでしょう。フランスもそんな感じでした。
下の表を見ると、ロンドンへの1極集中の傾向はあるものの、地方都市は人口減少する街と増加する街に分かれていました。エディンバラやこれから行くリーズは僅かですが、増加していました。そうなる原因は何か?
セレブを除いて、普通は「仕事」がある街でないと生活が成り立ちません。如何に雇用機会を増やすかその工夫の差異の理由のひとつになっているように思います。

               1,981年 1991年  2001年  2007年
1 ロンドン   6,574,009 6,638,109 7,172,091 7,554,236 イングランド
2 バーミンガム  1,013,995 965,928 970,892 989,141 イングランド
3 グラスゴー    765,030 658,379 629,501 604,355 スコットランド
4 リヴァプール    538,809 481,786 469,017 468,011 イングランド
5 リーズ       445,242 424,194 443,247 460,459 イングランド
6 シェフィールド  470,685 431,607 439,866 449,971 イングランド
7 エディンバラ  420,169 400,632 430,082 441,419 スコットランド
8 ブリストル    413,861 407,992 420,556 435,028 イングランド
9 マンチェスター 437,612 402,889 394,269 395,323 イングランド
10 レスター    324,394 318,518 330,574 343,019 イングランド
(出典 Wikipedia を一部編集)


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道路事情は文句なく良好でした。一般国道にあたるA道路は最低でも50マイル(80km)で安全な走行が可能なような設計になっているのでは・・・路肩に駐停車できないようにしている事と側帯が壁や植樹でガードされていて脇から進入する車を警戒する必要がないため皆スピードを出していました。

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黄色い花の灌木が目につきました。何という木でしょうか・・・

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集落に手前には必ず減速を知らせる黄色い標識がありました。集落内は20マイル(36km)で走行しました。

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カーライルまでの道はさすがに飽きが来て睡魔に襲わてほっぺたを叩きながら運転しました。相当疲れが出て、途中3回くらい仮眠を取りました。
カーライルからM6に乗り、A685,A591と乗り継いで湖水地方に入りました。A685は牧草地帯を走る田舎道で、アップダウンが結構あってジェットコースターに乗っているような気分になりました。

ウィンダミアに着いたのが22時ごろ、ここでもスマホのグーグルマップが機能しないので、ホテルのフロントに行ってB&Bの場所を教えてもらいました。フロントの若い男性はとても親切に教えてくれました。

当日のFBより

5月4日(月)、イングランド湖水地方は雨、暖かい。
エディンバラからA7を通ってカーライルまでの道は結構退屈だった。高速道路M6からA685、A591と乗り継いで湖水地方のウィンダミアに着いたのは22時前だった。疲れが出て途中何度も仮眠を取ったりして時間をロスしたからだ。ウィンダミアから10分くらいでようやくアンブルサイドにあるB&Bに到着した。
宿の女将さんは寝ずに僕の到着を待っていれくれたようだった。女将さんにWiFiのPWを聴くのをすっかり忘れていた。近くのレストランをあたったが閉店時刻だった。
この日は本当に疲れきった1日だった。エディンバラ→パース→エディンバラ→カーライル→アンブルサイドとザックリ400kmくらいは走ったかもしれなし。とにかくイギリス2日目、無事故で走り終えて良かった。
シャワーを浴びてすぐにベッドに飛び込んだ。


アンブルサイドのB&Bに22時に到着。
20時に到着する約束でしたが、宿の女将さんは起きて待っていてくれました。
女将さんから朝食に関する質問がありました。
女将:「朝食は7時30分から、あなたはベジタリアンですか?アレルギーは有りませんか?
僕:「ベジタリアンでもないし、アレルギーもありません。フルバージョンの英国式でお願いします。」

このB&Bは、部屋にトイレ、シャワーがついていました。シャワーを浴びて24時に就寝しました。ホントに疲れた1日になりました。

以下、次号・・・

by camino0810 | 2015-06-20 12:40 | イギリスⅡ | Comments(0)  

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