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2016年5月4日(水)ドイツ その54 バンベルク(6)

カフェで黒ビールを1杯呑んで一休みした後、17時10分、街歩きを再開しました。
すっかりレグニッツ川とも馴染みになりました。

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旧市街のメーン通りをマイン・ドナウ運河に向けて歩きました。バンベルクの旧市街の中心部でした。
3つの広場はそれぞれに個性があって賑わっていました。地図をからこの街はかつて旧市庁舎を中心にした都市国家だったと言えそうです。城壁にあたる部分が、リング状の道路や公園として残されていました。リングはフランクフルト、ケルン、ライプチヒでも確認できました。旧市街地はリング内にあり、赤い屋根の建物から出来ていました。


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5月のヨーロッパの陽の入りは21時、たっぷり時間があります。観光客は橋の高欄に腰かけて風景を楽しんでいました。この記事を書いているのは半年後、当日のリアルな思いはほとんど忘れ去っています。
旅行に携行するメモ帳に面白い書き込みがありました。「女優ばりの人が沢山、フランス、イギリスよりも綺麗・・・」
たまたまかも知れませんが、そう感じたのは事実、綺麗な女性が目立ちました。これまでのドイツの地味なイメージとは真逆でした。

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橋の袂の広場Aは親水公園風に仕上げていました。

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建物は個性があってもそこそこトーンが揃っていて可愛らしい設えにしてありました。

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旧市街の主要道路、東西方向のランゲ通りを渡って、広場Bに行きました。

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広場Bは完全に車を排除した歩行者専用の広場型街路でした。このパターンはこれまで歩いてきたドイツの他の街と共通したものでした。車を排除すると賑わいが増すように感じました。このような事例は2015年のイギリスの地方都市でも見掛けました。


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フランクフルトで見た市場と似ていました。フランス、イギリスで見た市場と同じ気分がありました。ヨーロッパは何処でもこんな市場があるという事でしょうか。
日本のようなイオンのような大型ショッピングモールを見掛けませんでした。そのような縛りがあるのかもしれません。


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野菜コーナーではお馴染みの野菜が並んでいました。大根やネギなども並んでいました。

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可愛い売り子さんもいました。

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ドイツ人の主食?のジャガイモは1kg2ユーロ(260円)、日本と大体同じ値段でした。

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広場Cは新市庁舎前の広場でした。バンベルクで最も広い広場でした。写真左側の広場と右側のメーン道路の境目がありません。境界を曖昧にして人を誘導する仕組みにしてあるのかもしれません。道路と建物周りの境界ブロックを省略するとついつい建物に足が向いてしまうという人の習性を上手く使っているのでしょうか。

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ライプチヒの旧市街のマルクトみたいな気分がありました。


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この市場では食品以外の雑貨や衣料品が売られていました。

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広場Cからマイン・ドナウ運河へ歩きました。幅15m位の石畳の道を北に歩きました。

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振り返ったメーン道路の入り口・・・

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リング道路は狭いけど歩行者優先でした。

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旧市街のはずれにあるゲッテン橋はマインドナウ運河に架かる橋でした。この吊り橋はユニークな構造でした。ブダペストの鎖橋、東京の清洲橋と同じで主ケーブルがより線のケーブルではなく、鋼材をピンで連結して主ケーブルにしていました。


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橋から下流の眺め・・・運河は写真の下から上に流れています。左岸の散策路には背の低い黒っぽい柵が設置してありました。


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小さい街なのですぐに中心部を歩き終えました。まだ、17時30分、引き続き街歩きを続けました。
以下、次号・・・

当日にFBにアップした記事です。

5月4日(水)、バンベルクは快晴、適温。
バンベルクの「おまけの1回」・・・。
お天気に恵まれて良い街歩きができた。「絵葉書のような」という言い方があるが、バンベルクはそんな街だった。
ビールで良い気分になってホテルにそのまま帰ろうと思ったが、折角の機会なので、旧市街のモールから運河の周りを歩いてみた。
バンベルクには2つの川が流れている。
最初に歩いた、マイン川の上流にあるレグニッツ川は南にあり、その支川が運河になっていた。
マイン・ドナウ運河は北側にある。観光スポットはこの運河の南側に集中していた。そういえば、フランクフルトはマイン川沿いの街だった。マイン川はドナウ川の支川なので、この運河はライン・ドナウ運河と読み替える事もできる。
バンベルクがこの大運河の起点にあたり、はるばる170kmを南下してドナウ川に繋がっているとの事だ。1992年に完成した出来たてホヤホヤの運河でもある。
ヨーロッパを代表する2大河川が繋がっているとはある意味凄い事だ。大西洋と黒海経由で地中海が繋がっている訳でその効果を実際どうだったのか興味深い。
モールの入り口の吊り橋はユニークな構造だった。ブダペストの鎖橋、東京の清洲橋と似ていた。主ケーブルがより線のケーブルではなく、鋼材をピンで連結して主ケーブルにしていた。
マイン・ドナウ運河の周辺は実に素晴らしい「かわまち」が出来上がっていた。河川敷には幼児用の公園もある。ドイツ中南部地帯の都市内河川は掘り込みタイプだった。洪水の恐れが少ないのはありがたい事だ。如何に川を使うかに専念できる。
明日は、ドナウ河畔のレーゲンスブルクに向かう。

by camino0810 | 2016-11-29 06:08 | ドイツ | Comments(0)  

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