今日はドナウ河畔のレーゲンスブルクに電車で向かいます。バンベルク駅ともお別れ、実にいい街でした。
前日に貰ったDBの旅程はニュルンベルクでの乗り継ぎでした。普通電車の約2時間の旅です。
バンベルク発8時36分 ニュルンベルク着9時19分 RE4801号
ニュルンベルク発9時34分 レーゲンスブルク着10時38分 RE4857号
駅の売店は朝食を買い求める勤め人と旅行者で行列ができていました。自分も行列に加わって、1.6ユーロの菓子パンと1.5ユーロのコーヒーで朝ごはんを済ませました。
バンベルクは小さな街なので、駅の待合の様子は日本の駅舎と大して変わりは無かったです。
普通電車RE4801号は真っ赤な車体、赤色はDB(ドイツ国鉄)のシンボルカラーになっている感じでした。
車内には自転車置き場が用意されており、2組のカップルが自転車で旅行を楽しんでいました。
沿線の風景はすっかりお馴染みになった菜の花の黄色と麦畑の緑と空の青のトリコロール、気持ちのよい車窓でした。
灰色の屋根と白い壁の家が並んでいました。初めて見る白の家々でした。地域ごとに色合いが違っているようです。
ニュルンベルクは地方の中核都市だと思います。駅名に「Hbf」(中央駅)が付いているので、かなり大きな街だと思います。第2次大戦直後「ニュルンベルク裁判」が開かれた街です。この駅で別の在来線に乗り換えました。
途中、無人駅みたいな小さい駅にも停車しました。
電車は山岳地帯に入りました。これまで通ってきた沿線の地形は比較的平坦な丘陵地ばかりでした。ドイツにも結構急峻な地形もあるということになります。小川周りの風景も実に綺麗でした。
多分、このあたりにマイン川とドナウ川の流域界、分水嶺があるのではと思います。
レーゲンスブルクの手前で川を横断しました。てっきりマインドナウ運河と思っていたら、ドナウ川でした。ドナウ川は豊かな河畔林の間をゆったりと流れていました。2014年に旅行したウィーン、ブラチスラバ、ブダペスト河畔のドナウ川はライン川と似た感じで川幅も広い大河川といった感じでした。当たり前といえば当たり前ですが、上流になると普通の中小河川でした。
川沿いの風景も緑が豊で実に快適でした。
レーゲンスブルク中央駅に定刻10時38分に到着しました。
駅のコンコースからの眺め・・・この駅舎は中央駅にも拘わらずドーム型のトップライトがありません。プラットホームの屋根は日本と同じ個別方式でした。この時は気付いていませんが、写真左手の赤い四角屋根の建物が予約したホテルでした。
駅前にある予約したホテルに向かいました。
以下、次号・・・