2018年4月26日(木)イタリア その5 ミラノ(1)

マルペンサ空港ターミナル1の玄関前でミラノ中央駅行きのシャトルバスに乗りました。
10時10分発のバスは高速道路を走って、ミラノ中央駅に11時20分に到着しました。マルペンサ空港はミラノの北西50kmにある空港です。空港から都心のミラノ中央駅まで70分、料金は8ユーロ(1100円)、悪くはないアクセスだと感じました。切符は運転手から購入できました。

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マルペンサ空港の玄関はピカピカでお洒落なデザインでした。

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空港の玄関の向かいはシェラトンホテルでした。

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バスは、ターミナル1を出発、ピカピカの斜張橋を見ながら、以前空港玄関だった北側のターミナル2に寄って、ノンストップでミラノ都心に向かいました。

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ターミナル2は、ひと昔前の空港という感じでした。そういえば、30年くらい前の羽田空港も随分と地味な空港でした。

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駐車している車は小型車が目立ちました。イタリアも、ドイツと同様1500cc前後の小型車が主体で大型の車はあまり見掛けなかったです。


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北部イタリアの地図を見ると、結構面白いことに気付きました。
ミラノは北をアルプス山脈、南をアペニン山脈の囲まれた「三角地帯」の頂点に位置する都市でした。「三角地帯」の中央部にポー川が流れ、北部イタリアの主要都市(ボローニャ、ヴェローナなど)は山裾に綺麗に並んでいました。一方、ポー川の周辺には大きな街は見当たりません。中央部はポー川の洪水の被害を受けざるを得ない地域、山裾地域は豊富な表流水や地下水が得られ、高標高で洪水の心配が少ないように思われます。そのため、この安心・安全な山裾地域に鉄道、道路が最初に整備され、工業や商業が発達したように思います。実際、ミラノ~ボローニャ間、ミラノ~ヴェネツィア間は高速道路と新幹線が同じような場所を走っていました。
アルプスと平原の境界部分にあたる湖水地方には、沢山の湖がありました。リゾート地として有名なコモ湖もミラノの北にありました。Googleの地図を見ると、湖の末端に堰堤はないので人造湖ではないように感じました。
だとすれば、その成因は何か?気になりました。
「五色沼」をはじめとする磐梯山麓の沢山の沼は磐梯山の噴火物によって沢が埋められてできたものですが、どうも火山現象では説明がつきません。北部イタリアの湖水地方の大湖沼群は、大昔、地球の海面が下がった時にできた氷河谷や浸食谷が、海面上昇時にポー川の運搬堆積土砂でその出口部分に蓋をされた結果出来上がったのではと考えてみました。

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(出展 Google)

中学か高校で習った「ロンバルディア平原」はこの「三角地帯」全体と勘違いしていました。本当は、部分的で、ミラノのあるポー川の北側の平原を指すそうです。「三角地帯」は、「パダノ・ベネタ平原」が正解のようです。「三角地帯」はポー川が形成した平野で、河口には大きな三角州ができていました。この「三角地帯」はイタリアを支える一大農業、工業、商業地帯だそうです。

以下、デジタル大辞泉・・・

《Pianura Lombarda》イタリア北西部にある平原。日本では、北イタリアに広がるポー川、アディジェ川流域のパダノベネタ平原を指すこともあるが、狭義にはポー川中流部の北岸地域、ロンバルディア州内の平野部を指す。肥沃な平地で小麦などの栽培が盛ん。ミラノを中心に同国最大の工業地帯を形成する。

《Pianura Padano-Veneta》イタリア北部、ポー川、アディジェ川流域の広大な平原。ピエモンテ州・ロンバルディア州・ベネト州・エミリアロマーニャ州にまたがる。北をアルプス山脈、南をアペニン山脈に囲まれ、アドリア海沿岸部に三角州を形成する。日本ではロンバルディア平原の名で呼ばれることがある。肥沃な平地で小麦などの栽培が盛ん。ポー平原。パダナ平原。

シャトルバスは、高速道路を走りました。沿道は広々とした緑豊かな森や麦畑が続き、工場の敷地も広くて緑豊かでした。


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この標識は、近傍のSAで提供されるガソリンの値段・・・左側がガソリン、右がディーゼルだと思います。5kmの先のSAのガソリンは1.599ユーロ/L(220円)、日本が140円くらいなので、かなり高額です。

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料金所は、通行券と現金併用方式みたいな感じ、日本のETC方式とは違っているようです。

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シャトルバスは、ミラノ市街地に入りました。郊外の団地でしょうか?お洒落な高層マンション?が建っていました。

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斜張橋の向こうにも団地らしき建物群が見えました。

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ロマネスク様式?の教会・・・

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シャトルバスは首都高のような高架道路を走りました。ゆったりとした緑豊かな都市環境が整っていました。

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奇抜なデザインの建物群・・・何となく観光名所の旧市街と機能的な新市街のゾーン分けがあるのかもしれません。

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シャトルバスは旧市街地に入りました。ヨーロッパで良く見掛けるお馴染みの光景・・・スカイラインを揃えた階層の低い「横目地」の建物がずらりと並んでいました。古風な路面電車も走っていました。


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別の脇道は、広めの中央分離帯が歩行者専用になっていて、プラタナスが植えられていました。

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シャトルバスは、中央の走行レーンをトロリーバスとともに走行し、両側の走行レーンは一般車が走行。街路樹が植わった中央分離帯でレーンが仕切られていました。

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11時20分、シャトルバスはミラノ中央駅に到着しました。写真右手が駅舎です。

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風格のある、なかなか立派な駅舎だなと思っていたら、実はここはミラノ中央駅の脇というか裏口でした。

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駅舎から見た駅前広場。手前の建物越しに見える高層ビルがミラノのオフィス街でした。

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裏口からミラノ中央駅の構内に入りました。駅の中央通路のあまりの立派さに驚かされました。

以下、次号・・・

by camino0810 | 2018-06-10 04:51 | イタリア | Comments(0)  

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