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2018年4月26日(木)イタリア その6 ミラノ(2)

ミラノ中央駅は欧州でしばしば見られる『行き止まり駅』でした。多数のプラットフォームと直交する中央通路の巨大さと豪華さに驚かされました。

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(出展 Google)

上段の中央通路の通路幅は23m、天井までの高さは30mくらいはあるでしょう。高くて広い建物の内部空間はそれだけで価値が高いものですが、立派な石造りの通路は精緻な装飾が施され、歴史を感じさせるとともに、風格や威厳まで備わっているので文句のつけようがありません。中央通路は2段構成になっていて、上段はプラットフォームと直結していました。ドーム状の天井は、開口が大きいので通路は明るかったです。

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上段の中央通路は、大勢の旅行客で賑わっていました。


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ミラノ中央駅は、2016年のドイツ旅行で乗り降りしたライプツィヒ中央駅に勝るとも劣らない巨大で立派な駅舎でした。


駅舎のプラットフォームも巨大でした。こちらも中央通路に負けず、巨大な内部空間を創っていました。屋根は3トップのドーム型で開口が大きいので内部は明るかったです。先頭部分が赤い電車は、トレニタリア(イタリア国鉄)が誇る新幹線『赤い矢』(フレッチャロッサ :Frecciarossa) 。最高時速は時速300km、今回のイタリア国内の移動でお世話になった電車です。行き止まり駅はあらゆる列車が行きどまり部分に集結します。一堂に会した様々な顔をした列車群は、鉄道ファンにこたえられないでしょう。


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イギリス、フランス、ドイツやスペインなどの欧州の駅舎はプラットフォームへの自由な出入りが原則ですが、何故か、イタリアではプラットフォームの入り口で係員に切符を見せなければ入場できない仕組みでした。事前予約したトレニタリアの乗車券を係員に見せて入場しました。


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下段の中央通路は、通路幅25m、高さ30m。石材は大理石でしょうか。上段と同様ドーム天井の開口が大きく明るかったです。

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ミラノ中央駅の正面玄関に出てみました。このファサードも巨大で立派でした。玄関の天辺に、ブランデンブルク門みたいな戦車を操縦する天使像などがあるとアクセントが効いて、更にインパクトが増すだろうと思いました。


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駅前広場にはライラックの花が咲いていました。

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駅前広場から見た南側の駅前通りの眺め・・・写真右側はオフィス街で超高層ビルが建っていました。

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ミラノは、北部イタリアの中心都市で、ファッションで有名な都市くらいの知識しかありませんでした。調べると、ミラノは人口130万、ローマに次ぐ大都市で北イタリアの商業、工業、金融の中心、観光地としても名高い街でした。1982年、160万いた人口がドーナツ化で長期減少、この数年は130万を維持しているとか・・・。観光の中心はミラノ中央駅から南に3kmくらいのところにあります。予約したホテルもその近くでした。40Lのバックパックと30Lのデイパックを持ってホテルまで歩くのは難儀なので、地下鉄を使うことにしました。


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(出展 Google)

ミラノ市内の地下鉄は4本。自動販売機で切符を買うのは初めての旅行者にはハードルが高いのものです。切符は窓口で購入しました。市内の一定範囲は一律1.5ユーロ(200円)。

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中央駅地下にあるM3線のチェントラーレ駅(CENTORALE)からドゥオーモ駅(DUOMO)に向かいました。この駅で乗り換え、M1線のコルドゥーシオ(CORDUSIO)駅で下車。写真はチェントラーレ駅(CENTORALE)のホーム階の様子、開削方式で築造されたようです。東京メトロの地下鉄との差異は感じませんでした。

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地下鉄の切符はクレジットカード並みの大きさでした。

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地下鉄車内は日本の地下鉄より気持ち広めでした。

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旧市街の中心部にあるコルドゥーシオ(CORDUSIO)駅で下車して、ホテルを探しました。ミラノには旧い型から最新型まで様々なトラムが沢山走っていました。

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ヨーロッパの旧市街といえば、「横目地」の建物・・・歴史や風格を感じさせる「横目地」の建物がどっさり並んでいました。

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この石造りの建物はイタリア銀行の建物・・・ミラノ支店でしょうか。ファサードには、古代ギリシア建築風の円柱、精巧な彫像やエンブレムが飾ってありました。


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13時、込み入った路地裏を歩いてようやく予約したホテルにチェックインできました。マストアイテムのGoogleのマップが大いに役立ちました。3つ星の古めかしいホテルですが、ドゥオーモ広場までは歩いて10分、観光には好都合のホテルでした。

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部屋に40Lのバックパックを降ろしてベッドで一休み、時差ぼけの疲れを取りました。
14時30分、ミラノの街歩きを開始しました。

以下、次号・・・

by camino0810 | 2018-06-11 06:02 | イタリア | Comments(0)  

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