2018年4月28日(土)イタリア その21 フィレンツェ(2)

電車は定刻11時07分にフィレンチェ・サンタ・マリア・ノヴェッラ駅に着きました。
フィレンチェの旧市街は概ね2km強の多角形のリング(緑の破線)で囲まれていました。観光のコアスポットはドゥオーモを中心に固まっているので歩きやすい街でした。

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(出展 Google)

フィレンチェは、豪商メディチ家が支配した、イタリアを代表する世界的な観光都市程度の知識しかありませんでした。

Wikipedia・・・

フィレンツェ(イタリア語: Firenze ( 音声ファイル))は、イタリア共和国中部にある都市で、その周辺地域を含む人口約36万人の基礎自治体(コムーネ)。トスカーナ州の州都、フィレンツェ県の県都である。中世には毛織物業と金融業で栄え、フィレンツェ共和国としてトスカーナの大部分を支配した。メディチ家による統治の下、15世紀のフィレンツェはルネサンスの文化的な中心地となった。市街中心部は「フィレンツェ歴史地区」としてユネスコの世界遺産に登録されている。1986年には欧州文化首都に選ばれた。 

駅からドゥオーモを通ってホテルまで歩きました。重い荷物を背負ったままでは街歩きはできません。フィレンツェもボローニャと同じで赤い屋根の建物で埋め尽くされた赤の街でした。

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(出展 Google)

駅前のサンタ・マリア・ノヴェッラ教会も修復中でした。欧州の宗教施設ではよく見られる光景です。

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駅前の4つ星ホテル。何か不思議な形の建物でした。

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サンタ・マリア・ノヴェッラ教会の隣のウニタ・イタリアーナ広場も工事中。

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脇道を行くと、ドーム型の大きな建物が目に入りました。フィレンチェといえば、大きなドームのドゥオーモ。似てはいるけど、何か違うなと思いました。この建物はメディチ家の礼拝堂でした。


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礼拝堂のファサードには6つの玉が付いたメディチ家の紋章が飾られていました。

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メディチ家の起こりは薬屋なので玉は丸薬だという説もあるそうです。

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礼拝堂の内観はスルーしましたが、礼拝堂の内にはメディチ家の権勢を示す豪華な装飾があることを後で知りました。ネットから内部の豪華さが判る写真を載せてみました。

豪華な天井画、高名な画家の作品だと思います。

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(出展 https://4travel.jp/travelogue/)

地味な外観とは裏腹に内部は豪華な総大理石の壁、様々な色合いの大理石を張っていました。そういえば、ボローニャの斜塔のお隣の教会も地味な外見に比べて内部は豪華でした。

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(出展 https://4travel.jp/travelogue/)
祭壇の真ん中にメディチ家の紋章。

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(出展 https://4travel.jp/travelogue/)

メディチ家の礼拝堂の脇の広場を歩いて行きました。アーチ窓の庇つきの建物はフィレンチェ流の建築様式でしょうか。先の4つ星ホテルと同じ造りです。

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メディチ家の礼拝堂と隣り合わせのサン・ロレンツォ教会は、メディチ家の菩提寺だそうです。手前の銅像の台座にもメディチ家の紋章が付いていました。サン・ロレンツォ教会のファサードは素朴な造りで、筋状にレンガを壁から飛び出させて、独特の風合いを出していました。

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フィレンチェの旧市街の道路は基本的に路地裏通りみたいに狭かったと記憶しています。このマルテッリ通りは旧市街では珍しく幅広の大通りで、歩行者専用の通りでした。通りの向こうに珍しい形の建物が見えてきました。

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八角形の屋根を持つ建物は洗礼堂、総大理石張りの豪華な建物でした。

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洗礼堂のある広場に出ると、ドゥオーモのファサードが現れました。総大理石張りの恐ろしく豪華な建物で洗礼堂と同じ仕様の外観、壁は緑の大理石で隈取りされていました。

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その奥にクーポラと呼ばれるドゥオーモの巨大なドームが現れました。クーポラを抜きにフィレンツェを語ることができないでしょう。


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ドゥオーモ広場の路地を2分も歩くと、予約した1つ星のホテルでした。アーチの付いた大きな茶色の扉が入り口でした。看板もない小さいホテルでしたが、立地の良さは文句なしでした。

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写真左がホテルの玄関、お隣は雑貨屋さん。大きな扉の脇にあるインターホンでホテルのスタッフに自分の名前を告げると、扉が解錠。中に入って外扉と内扉が付いた旧式のエレベータで3階に上がって、玄関のドアを開けるとホテルのフロントでした。
12時にチェックイン。受付スタッフから3つの鍵を渡されました。1階の建物の大きな扉の鍵、3階のホテルの玄関の鍵、自分の部屋の鍵の3つ。

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このホテルは、建物の3階部分の居室をホテルにしていました。そう言えば、ヴェローナのホテルも同じでした。つまり、リノベーションしたネイティブの住居と考えてもいいと思います。予約した部屋は路地側にあり、窓からクーポラが良く見えました。

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窓から見える向かい側の古めかしい建物は、生活感に溢れた古都フィレンチェらしい光景、なんか旅情が湧いてきました。建物の屋根に小さいひさしを付けるのがフィレンチェ流だと思います。

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古風な調度品を供えた部屋は清潔に整えられていました。このホテルもボローニャのホテルで経験した共同トイレ、バス方式。初めて経験する1つ星ホテルですが、リーズナブルな料金と街歩きに便利な立地を考えると満足度は高かったです。

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一休みして、13時30分から街歩きを始めました。
以下、次号・・・


by camino0810 | 2018-08-08 22:23 | イタリア | Comments(0)  

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