2018年4月28日(土)イタリア その22 フィレンツェ(3)

13時30分、街歩きを始めました。ドゥオーモは、ホテル前の路地裏通りからすぐでした。

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ドゥオーモの正式名称は、『カテードラーレ・ディ・サンタ・マリア・デル・フィオーレ』、直訳すると「花の聖母マリア大聖堂」、この地域の司教座教会でもありました。1296年から172年を掛けて建設されたそうです。欧州の教会施設では100年を超える工期は珍しくありません。ドゥオーモの建設期間はフィレンチェが最も栄えた時期と重なっていました。

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ドゥオーモはフィレンチェ旧市街の中で圧倒的な大きさと存在感を感じさせる建物でした。

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(出展 Google)

ドゥオーモは、晩期ゴシック建築および初期ルネサンス建築だそうです。この大聖堂もイタリア以外の国々で観て来たゴシック様式の大聖堂と随分形が違っていました。ドゥオーモの最大の特徴は十字架の交点部のクーポラと呼ばれる巨大なドームでした。八角形のクーポラは、高さ107m、内径は43mの恐ろしく巨大な構造物でした。ちなみにドゥオーモは全長153m、最大幅90m。

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フィレンチェのドゥオーモもミラノのドゥオーモと同様、大聖堂の基本ルールを踏んでいました。真上から見ると十字架の形をしていて、長軸がキッチリ東西方向を向いていました。ルールどおり西側の端部がファサードでした。祭壇は東の端にあると思います。
十字架の交点部分にある、八角形の巨大なクーポラは、フィレンツェ最大のマストアイテムと言ってもいいでしょう。中世には現在のような大型のクレーンがありません。人力で高さ100mを超える巨大なドームを造り上げた技術力や精神力にただただ感心するばかりでした。

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(出展 Google)

折角の機会なので、クーポラの前で自撮りしました。1417年、建築家ブルネレスキ(1377~1466年)により着工され1436年に完成したそうです。クーポラの屋根の造り方は相当に難しかったようです。

https://www.y-history.net/appendix/wh0902-061.html

13世紀の末から造営が始まっていたが、15世紀になってもまだ完成していなかった。最大の問題は中心の大円蓋をどのように建造するかであったが、当初の建築責任者であったギベルティに代わって建築を監督したブルネレスキが、妨害や無理解にめげずに1421~36年の間に、八角形の胴部の上に二重殻構造を持った煉瓦作りの円蓋を載せることに成功した。このルネサンス様式を代表する建造物は、現在もフィレンツェの中心に当時のまま見ることができる。


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クーポラからドゥオーモの脇を通ってファサードの方に歩いて行きました。

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振り返って見たクーポラ。この日は土曜日、好天にも恵まれ、沢山の観光客が入場待ちで並んでいました。

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ファサードの脇に建つ高い塔はジョットの鐘楼で高さ85m。

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西側のファサードは、総大理石貼りの建物でミラノのドゥオーモのファサードに勝るとも劣らないほど絢爛豪華でした。外装は白大理石を基調とし、緑、ピンクの大理石によって装飾されていました。19世紀に完成したネオ・ゴシックによる混成様式だそうです。

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観光馬車・・・

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洗礼堂はドゥオーモと比べるとシンプルですが、総大理石張りの建物で、外装はドゥオーモと似ていました。フィレンツェ出身のダンテもここで洗礼を受けたそうです。

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洗礼堂の金色の扉は、ロレンツィオ・ギベルティ(1378~1455年)の「天国の扉」。

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ドゥオーモ広場は、半端ない賑わいでした。幅広のマルテッリ通りにはひさし付きの建物が並んでいました。旧市街の建物は概ね4階建て、1階は例の「横目地」の建物が目立ちました。

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幅広のカルツァイウォーリ通りをシニョーリア広場の方へ歩いて行きました。

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この大通りと直交するスペッチアーリ通り、向こうに「レプッブリカ(共和国)広場」の城門が覗いていました。

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コルソ通りは、古都フィレンツェを感じさせる路地裏通りでした。

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カルツァイウォーリ通りにもひさし付きの建物が沢山並んでいました。

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オルサンミケーレ教会は、かつては穀物倉庫で商工会館を経て現在は教会。

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コンドッタ通りも雰囲気を感じさせる路地裏通り。

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ヴェッキオ宮のあるシニョーリア広場に出ました。

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以下、次号・・・


by camino0810 | 2018-08-13 04:19 | イタリア | Comments(0)  

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