MU540便は羽田空港を定刻17時50分に出航しました。
数年前、羽田空港国際線ターミナル3階の展望台に上がってみたことがありました。展望台から見た周りの眺めは良かったです。
羽田空港の管制施設が見えました。ジェット機はA滑走路を海に向けて発進。東京湾をぐるりと一周した後、西に航路を取ったので、千葉の富津や横浜などのインフラが良く見えました。
(出典 Wikipedia)
窓からD滑走路が良く見えました。数年前、6000億円を掛けて完成した羽田の4本目の滑走路でした。連絡橋の手前は鋼管柱のジャケット方式、奥は通常の埋め立て方式。多摩川河口の護岸法線を延長したラインから川側は通水を阻害しないジャケット形式としているのが良く理解できました。
(出典 Google)
この不思議なオブジェは、東京湾横断道路(東京湾アクアライン)のシールドトンネル掘削時の発進到達立坑跡地だと思います。トンネルの坑口は、海底面よりも更に深い訳で、大水深に耐える仮壁が必要だったことでしょう。現在は、換気立坑や避難口にしているそうです。
東京湾横断道路の高架橋が見えました。写真左の船舶みたいな細長い施設は「海ほたる」。現在はPAになっていますが、建設当時は、シールドトンネルの発進到達立坑だったのではないかと想像します。
ジェット機は機首を西に振りはじめました。砂嘴状の富津岬が視界に入りました。右側は三浦半島。東京湾の間口もそれほど広くはありません。
ジェット機は根岸湾上空を通過、向こうに相模湾が見えてきました。
富士山の真上を通過。富士山は傘雲を被っていました。
羽田、上海プードン間は1900km、所要時間は約3時間、ジェット機は偏西風に逆らって飛行しました。
機内食は美味しかったです。
MU540便は、定刻20時15分に上海プードン空港に到着。
今回のトランジットは上手にできました。手荷物検査を終えて、プードン空港の巨大で斬新なデザインの搭乗ロビーで一休みしました。フランクフルト行きの飛行機までたっぷり時間があるので、フェイスブックに記事をアップしました。
4月25日(木)上海は気候不明、暑い。
MU540機は羽田空港を定刻17時50分に出航、定刻20時15分に上海プードン空港に到着しました。いつももたつくトランジットを順調にこなせて良かったです。上海プードン空港の待合ロビーで記事を書いています。青い巨大な天井は、逆さケーブルを意図的に露出させたお洒落なデザイン、延々と1kmくらい続いている感じ。中国はすべてが巨大です。フランクフルト行きのMU219便は24時05分に出航、まだ2時間半も待たなければいけません。
このレストランも何かお馴染みになった感じです。
一度食べたお肉掛けごはんは随分と薄味でした。サンドウィッチは55元(880円)、ラーメンが75元(1200円)。空港の値段は高めの設定とはいえ、羽田に比べると、割高感は否めません。中国も豊かになり、物価が上昇している感じです。
このラウンジは、ファーストクラス、ビジネスクラスの乗客やマイルを貯めた乗客が独占的に使えるVIPルームでしょう。エコノミークラスの自分には無縁な世界。
プードン空港の小便器は脚なし型、子供用も用意されていました。
兵馬俑風のお土産、99元(1600円)はリーズナブル。
フランクフルト空港行きの搭乗ロビーは1階の大部屋風の待合でした。フランクフルト、ロンドンの漢字表記は超難読。
フランクフルト行きのMU219便は定刻24時05分に出航しました。いつものことですが、辛い時間の始まりです。
以下、次号・・・