2011年5月1日(日) 京都 大覚寺

次は、大覚寺へ・・・

生憎の雨模様の中、落柿舎に寄ってみました。林の中に見える藁葺屋根が落柿舎、畑を挟んで、反対側の道路脇にありました。
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わら葺の小さな庵風の古民家です。時間がないので、今回は中には入りませんでした。
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近くのお土産屋には、小物が置いてありました。今年の干支の「卯」(うさぎ)の置物が・・・
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足早に歩いて行きました。途中に西行の井戸、確か芭蕉の弟子の去来のお墓なども・・・さすがに京都は歴史の街、歴史の教科書に出てきた有名な方たちの足跡が沢山残されています。
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清凉寺までやって来ました。本堂は、堂々とした風格がありました。
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近くのお豆腐屋「嵳峩豆腐」に寄りました。多分、このあたりのお寺さんに卸しているのでしょう。地元のおばさん連中が並んでいたので、多分、味が良いのだろうと思いました。
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折角なので、油揚げ(200円)を1枚購入。僕が普段食べているものの4倍もしました。でも、それだけの価値はありました。
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ようやく、お目当てお大覚寺に到着。
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入り口をくぐると、玄関の建物に菊の御紋が・・・お寺に何故?
理由が判りました。ここは、嵯峨天皇の御所だったとのこと。御所の役割を終えて、お寺の改装されたとのこと。そうすると、大覚寺は、あまたあるお寺の中では、別格の存在だということになります。
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御所は、当時の政治の中心。てっきり、歴代の天皇は、京都市内の中心部にある京都御所に住んでいるものと思っていました。よほどの事情があったのでしょう。
廊下を巡って、庭園を見ました。何となくお寺というより神社ともとれる不思議な気分がありました。
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菊の御紋の入った山門が・・・
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部屋には、狩野派の豪華な襖絵が・・・
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扉の装飾も豪華そのもの。
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御本尊の前には、シャンデリアを思わせる豪華な金色の飾り、天井は艶やかな画で埋め尽くされていました。
これまで見てきたお寺は、大日如来や阿弥陀菩薩が御本尊として祀られていました。そのような仏像はないので、多分、このお寺は嵯峨天皇の菩提寺なのではと思いました。
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最近、世界遺産に登録された中尊寺金色堂も恐ろしく豪華な建物ですが、大覚寺の内部も思いの他豪華です。意外な思いがしたものです。

天皇の神輿、寝室、狩野派の水墨画、障子の動物画など、天皇家との深い関係が判りました。
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お花など、ちょっとした遊び心も・・・
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もう一つ、意外な事実が・・・裏手の方に足を伸ばすと、神社がありました。僕の故郷の大分県の国東半島の六郷満山と同じでした。「神仏混合」の世界をこのお寺でも見ることができました。
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お隣の大沢池へ・・・
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嵯峨天皇は、平安時代の最初の時期に皇位にいた方でした。中国の洞庭湖を模したものだそうです。
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池の中に舞台が設置されていました。係りの人に尋ねると、この舞台で演奏会を開くとのこと。多分、日本古来の笙や篳篥で古代の楽曲を演奏するのでしょうか。
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中の島へ続く道を歩いてみました。
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中の島には、大きな石が・・・「名古曽の滝」という滝だそうです。周りは平坦地。とても滝の跡には見えません。見えている石は、多分、滝の石組の最上部なのでしょう。地下に下部の石が埋まっているのでしょうか。
権力者は、いつの時代でも、巨大な構造物を造って、自らの権力をわかりやすい形で示します。
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この石は、少なくとも50tはありそうです。この巨石をどうやって据え付けるか?いつものように考えます。
別の記事で、実家の大分県中津市にある中津城の石垣の造り方を考えてみました。
岩種は写真から判断すると、チャートか安山岩のようにも思えます。基本的には、石材は地産地消。多分、保津峡あたりの石切り場から切り出し、舟に積み込んで、保津川を利用して渡月橋あたりで荷卸し。陸上部の2kmは、木材をコロにして牛、馬、人で引っ張る。
据え付け方法は、テレビなど紹介されるように、最下段の石を据え終わったら、石の天辺まで土を盛って、2段目を据え付ける。これを繰り返して石組が完成。石の運搬に使った盛土を撤去して完成。

一応、滝の石組は完成しました。次に、水をどうするか?これは、簡単。近くの山の湧水を樋で引いてくる。水量が足りないなら、大型の木製水路を設置する。

大覚寺の予想外の素晴らしさと意外な一面に触れることができました。

畑の中の1本道を歩いて、広沢池に向かいました。
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# by camino0810 | 2012-01-22 04:42 | 京都 | Comments(0)  

2011年5月1日(日) 京都 天龍寺、常寂光寺

最初は、天龍寺。
世界遺産にも登録された名刹です。山門をくぐって、石畳みの道を歩いて、本堂へ・・・
左右には、天龍寺の親戚筋と思われる小さいお寺が並んでしました。
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入り口で入場券を買います。本堂内部と庭がセットのものと、庭単独の2種類があります。今回は、庭単独券で・・・本堂裏側の枯山水はこんな風・・・
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天龍寺のお庭は、素晴らしいです。本堂の廊下の腰かけて、庭を堪能。日本庭園の真髄に少しだけ触れられた気がします。振り返った庭の全景はこんな感じ・・・
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苑内には、牡丹の花が咲いていました。
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苔と竹林、京都の庭園の必須アイテムです。いい季節になってきました。
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有名な嵯峨野の竹林を抜けて、野宮神社へ。
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途中、トロッコ嵐山駅でたばこ休憩。
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観光用の人力車も活躍中。
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ほどなく、野宮神社に到着。
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若いカップルが沢山いました。
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この神社は、子宝・安産祈願にもいいようです。妊娠中のカップルも・・・
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歩いてきた道を戻って、小倉池に・・・御髪(みかみ)神社という神社もありました。頭が寂しくなった方には、ご利益があるかも。
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池をやり過ごすと、こじゃれた喫茶店が・・・「aightowa」というお店でした。
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庭のデザインもおしゃれでした。
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ここで、コーヒーブレイク。
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このコーヒーショップでは、実は、創作人形の製作、販売をしていました。
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支払いの時に、店員の方にお店の名前の意味を聞きました。答えは、「aightowa」とは「愛とは」という日本語のローマ字表記とのこと。1本取られた思いがしました。
庭のデザインもおしゃれでした。エクステリアデザイナーを目指す人には、参考になるでしょう。
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いよいよ、常寂光寺へ。前回の訪問時は時間がなく、省略しました。
こじんまりした小さなお寺でしたが、洗練された気分がありました。
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山門をくぐって、階段を登って行きました。
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程なく、本堂に到着。
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周囲は新緑、いい季節になりました。
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さらに、登っていくと、多宝塔が・・・屋根は、桧皮葺。小さな塔でしたが、上品さが感じられました。
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入り口に向かって、坂道を下って行きました。
坂の小路、青い苔、木々の新緑・・・これが、常寂光寺のキーワードのように感じました。
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椿のような赤い花びらが沢山散っていました。1色加わったこの風景も良かったです。
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常寂光寺は、期待通りのお寺でした。秋の紅葉の風景もさぞ素晴らしいでしょう・・・

# by camino0810 | 2012-01-20 07:23 | 京都 | Comments(0)  

2011年5月1日(日) 京都 渡月橋 

2011年4月30日(土) 今日は、京都の嵯峨野にやってきました。

四条大宮の駅で京福電鉄に乗って、嵐山に向かいます。
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京福の電車は、東京の荒川線と同じ、路面電車。とてもレトロな電車でした。
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車窓からの眺めは、こんな風・・・昔は、どの地方都市にも路面電車がありました。
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最近は、富山市のバリアフリーの低床タイプのトラムが主流。これからは、車を止めて、皆、電車を使い、CO2を減らすコンパクトシティーの波が来るでしょう。トラムは、その必須アイテム。

2010年8月、スペイン巡礼に向かう時に、途中下車したフランスのボルドーでも、このトラムが活躍していました。
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嵐山駅前の和菓子屋「鼓月」で一休み。
嵯峨野は、2007年1月以来の4年振り。少し懐かしい思いがしたものです。その時に利用した「鼓月」を再訪。この和菓子屋は喫茶室があり、タバコが吸えるのが良い。
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中には、しっかり「坪庭」も用意されていました。コーヒーを飲みながら、4年前のコースをおさらい。本日の歩きのプランを考えました。
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渡月橋→天龍寺→野宮神社→常寂光寺→大覚寺で決めました。

最初は、定番の渡月橋。今日は、生憎の曇り空。橋がいまいち映えませんでした。桂川を渡って、対岸の岸部から渡月橋を眺めました。
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戻って、桂川の左岸側の川沿いの遊歩道を上流に向けて歩きました。このあたりは、人通りも少なかったです。右側には、高級な料亭が並んでしました。
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途中、川をせき止める堰があり、この上流の湛水面の遊覧用のボートが・・・川関係の仕事をしているので、最近は、川の構造物を真面目に観察するようになりました。よく見ると、この堰は可動タイプ。水面調節ができる構造になっていました。魚道もありました。
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道端に「京都吉兆」が・・・超有名な京料理の料亭です。名前しか知りませんでした。最近、ミシュランの京都、大阪、神戸版が出ました。多分このお店は、最低でも2星以上でしょう。
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看板などは一切なし。唯の表札一枚。表に立つだけで高級感が滲み出ていました。以前に紹介した下鴨神社脇の「下鴨茶寮」以上の気分がありました。
コーヒーでも一杯、多分、1000円以上かなどと考えながら、中の入っていくと、奥から出てきた若い社員の方に呼び止められ、「やんわり」断られました。自分の無知を恥ました・・・

近くに「東海自然歩道」の案内板が・・・八王子の高尾山から大阪の箕面までの遊歩道です。
高尾山の記事でも紹介しました。意外なところでリンクがあったのに驚きました。
宿泊施設さえあれば、30日もあれば高尾山から箕面まで歩き抜けることができるでしょう。
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嵐山駅前まで戻ってきました。
これから、天龍寺、野宮神社、小倉池、常寂光寺、清凉寺、大覚寺、大沢池、広沢池の順の歩いて行きます。
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# by camino0810 | 2012-01-18 05:23 | 京都 | Comments(0)  

2011年4月30日(土) 京都 天天有 一乗寺

2011年4月30日(土)、三島にいる兄の家に寄って、そのまま、京都に向かいました。5月の連休を京都で過ごすことにしたからです。

三島発13時59分の「こだま」に乗車、京都着16時38分。ほんとに、久し振りに「こだま」に乗りました。各駅停車の新幹線もなんかのんびりした気分が移って結構良かったです。

京都駅前のターミナルで「1日乗車券」(500円)を購入して、東大路、北大路を通る市バスに乗車。最近は、東大路の少しばかりレトロな街並みにも愛着が湧いてきました。

東大路、北大路が交わるところに「高野」があります。このあたりは、京都市街の東北部にあたり、「一乗寺」と呼ばれています。

一乗寺には、タコ焼き、お好み焼き、ラーメンなどB級グルメのお店がどっさりあります。
カミサンの下宿の近くにある「蛸虎」へ・・・
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ここのタコ焼きは、「築地銀だこ」風の皮が固めの揚げ焼き風でした。僕は、「道頓堀くくる」の外も中もトロトロしたタコ焼きの方が好みです。味はまずますでした。
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続いて、5分ほど歩いて、お目当てのラーメン屋「天天有」へ・・・このお店は、京都で一、二を争う有名店。お客さんが沢山並んでいました。
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京都は、ラーメンのメッカ。最初は、伝統的な街に何故?と意外に感じたものです。
京都ラーメンのスープは、トンコツ風のコッテリ味。ドロンとした濃厚な味。本場の博多ラーメンのスープは、同じトンコツでもサラリとしたあっさり系なので、かなり違っています。
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オーソドックスな「ラーメン」をオーダーしました。確か600円くらいだと記憶しています。スープは、トロンとしたトンコツ。麺は、中太麺。味は良かったです。
唯、九州出身の僕は、サッパリ系のトンコツラーメンに慣らされてきたせいか、どうもこのドロリに馴染めません。ただ、最近のトンコツラーメンは、関東でもドロリ系が主流のようです。

よって、僕にとって、「天天有」のラーメンの価値は、600円。B/C=600/600=1.0
。ぎりぎりセーフ。

京都の人には、申し訳ないですけど、やっぱり、トンコツはサッパリの方がいいです・・・・

# by camino0810 | 2012-01-16 06:16 | 京都 | Comments(0)  

2011年2月27日(日) 東京 東京スカイツリーその2

2011年2月27日(日)、東京マラソンの応援に行ったついでに、東京スカイツリーまで足を延ばしました。2010年11月11日以来です。

吾妻橋からの眺めは、こんな感じ・・・前回との違いは、アンテナ塔がいよいよ上がり始めたこと。
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ビューポイントの北十間川に架かる橋からの眺めは、こんな感じ・・・高さ350mの第1展望台と高さ450mの第2展望台がすでに完成しているので、写真から判読すると、トップの高さは、推定600m。完成まであと34m。
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途中の道路脇に壁面緑化の壁が・・・
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最近、壁面緑化の壁を東京の街中でよく見かけるようになりました。景観創出、CO2吸収、ヒートアイランド対策などが目的だと思われます。

この緑化壁は、ひな壇の中に黒い防草シートで包んだ土を並べて、それに低木を植えこんでいました。
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隅田川のテラスでも緑化壁を見ました。
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この壁は、厚手の不織布をコンクリートの壁の固定し、外面を格子状の金網で覆っていました。蔦性の植物を根本の花壇に植え込んでいました。
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そんなに壁面緑化壁を見たわけではありませんが、ビックリさせられたのは、スペイン巡礼のついでに寄った、マドリッドのもの。規模も緑化度も僕の中では、NO1です。
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アップした写真を見ると、種類が豊富で、ボリューム感もタップリ。よくぞ、ここまで生やしたねという感じ。スペインの緑化技術も大したものです。
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墨田区役所前のテラスで一休憩・・・
勝海舟さんの銅像がありました。幕末の江戸城の無血開城や明治の日本海軍創設に貢献した方。
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勝の年譜がありました。
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ザットと目を通して、意外だったのは、かなり高年齢で勉学を始めたことと、短時間でハイレベルに達したこと。理解力、集中力が高かった方なのでしょうか?

23歳で蘭学の勉強を開始。26歳で日蘭辞書2冊分を筆写、28歳で田町で私塾を開設。蘭学と西洋兵学を教えたそうです。31歳で書いた「海防意見書」という論文が勝の将来を決定づけた感じです。
33歳で大久保一翁の目に留まり、洋書の翻訳係りとして任官。以降、幕府、新政府で要職を歴任。
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要するに、勝は、最初は塾の先生だった。辞書を筆写するという超レトロな学習法は、PCのコピペを多用する僕も含めた現代人への警鐘のようにも思えます。
時間を掛けて、紙に書いて覚える・・・僕も中学、高校時代はこの手法がメーンの学習法。急がば回れ、手間暇掛けて、脳に刻み込む。その後の資格試験も、大体、このやり方でやってきました。

このブログをアップしている内に、勝への興味が湧いてきました。たしか「氷川清話」という本がありました。早速、図書館で借りようと思います。

テラスから見える吾妻橋はこんな風・・・。やはり、浅草といえば、吾妻橋でしょう。
この橋は、赤い色をしています。隅田川に架かる橋たちは、実に個性豊かです。
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2011年9月に隅田川ウォーキングに参加しました。最上流から最下流の勝鬨橋まで、隅田川に架かるほとんどの橋を見てきました。改めて、まとめて紹介したいと思います。

# by camino0810 | 2012-01-14 12:32 | 東京 | Comments(0)